モミヅ 2012年11月22日 | 国語真偽会 植物公園で。 あまり人のいない奥の細い道を歩いていると、前方に一人の女性が見える。 暗い木立の中の一本の木の名札を見ている。 「バクチノキ。博打の木・・・あんまりいい名前じゃないわねぇ~」 独り言を言う人を私は嫌いでない。 とっかかりがつかみやすい。 木の皮が剥けて、朱い肌が見えているから、博打で赤裸にされた というのでバクチノキと言うんだそうですよ。 「へえ~!!あら~、ほんとだ。 負 . . . 本文を読む