犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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青モコモコから青モリモリ

2020年08月08日 | 介護ウチのバヤイ
[あらすじ] 母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々、
6月末に特別養護老人ホームに入居した。
食べかすのよく混じった垂涎のあとや、お手々で触ったあとが、
後日、長梅雨の中、順次カビてモコモコ。
アルコールで拭く。
拭き残しがまたモコモコ。
モーコリゴリ

母のポータブルトイレの目隠しに使っていた簾が、カビた。
これは、ご本人のせいではない。
ただカビた。
とにかく全体が青くカビた。
ちょっと持ち上げたら青い煙が立つ。
おそるおそる運んで全体を洗った。



晴れて少し風の有る日、
玄関口に干した。
一見、ステキな暖簾の玄関のようだが、
なんのこたあねえ、カビた簾を洗って干しているだけである。

濡れた簾を通して少し風が入る。
水冷式である。
一石二鳥なのか。



母が「片付け」した服を、片付ける。
本当はもっと早くしたかったが、
モコモコ対策に追われたし、
なんせ、洗濯日和がなかなか無かった。

大きめの紙袋や、新聞の回収袋や、リハビリパンツ(大人用オムツ)の空き袋に、
衣類が「整理」してある。

中身の見えない物に物を入れるというのは、片付けにならない。
どこに何が有るのか分からなくなる。
とても困る。

そして、今までの経験で、分かっている。
母は、着ていない服も、汚れた服も、一緒くたに「片付け」ている。

だから、片付けは洗濯のできる日にしないと、意味が無い。



袋ごと洗濯機の前に持って行き、
「きれいなもの」
「洗濯機に入れるもの」
「下洗いの必要なもの」に分ける。

上から、1割、5割、4割、といったところか。
「洗濯機に入れ」られる分だけ、今日洗う。

胸と袖口が食べ物で汚れているもの、
つまりカビてしまっているものが、「下洗いの必要なもの」の半分を占める。
こんなに汚れているものを、きれいなものと一緒に「片付け」ている。



これは衣類に限ったことではなく、
食器や鍋やタッパーの類などもこの調子だ。

そりゃあ家中モコモコするわいな。



しばらく使っていなかった、筆巻を出したら、
やっぱりカビていた。
小さな簾のような道具である。
筆を巻いていなかった。良かった。

ざぶっと洗って、すっきり。



簾の水気が乾いたら、今度はアルコールを吹きかける。
次のモコモコ防止のためである。



ついでに、ヒバオイルを溶いたアルコールをスプレーしてみる。
青森で買ったヒバオイルだよ。
ここまでやると、なんだか本当に涼やかな感じになってくる。
さっきまで真っツ青にモコモコと煙を吐いていた簾なのだが。



だったら。
洗って乾いた筆巻に、ヒバオイルを垂らして、
エアコンの風の通り道に吊る下げてみた。

お部屋に広がる森の香り。
ここは奥入瀬か白神か。(大袈裟
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