[あらすじ] 子どもの頃からおらほ調布の道をくまなく自転車で走り回った。
『散歩の達人』のサイトの中、オギリマサホさんの記事には
調布市内の写真が散見される。
見ただけでどこだか分かる。と言ってのけたいじゃないの。
『もともと何を言いたかったのか? 「赤だけ色あせ看板」問題を考える』
道端に立て掛けて、通行人に注意を促しているのだが、
赤文字は褪色してしまって読めなくなっていて、
いったいなーにを注意しているんだか分からん、という看板を
見たことが無い人はいないんじゃないか。
と思う人はきっとこの記事を楽しめる↓
https://san-tatsu.jp/articles/27812/
私にとっての問題は、この中の6番目、「単なる注意」の写真である。
https://san-tatsu.jp/assets/uploads/2020/04/30163720/6-750x1000.jpg
これは、なんとなく、なんとなくだけど、
甲州街道旧道の脇道ではないだろうか。
奥に見えているのが街道で、
右側の看板の有る建物は街道に面している、というわけだ。
国領から布田の間あたりではないだろうか。
写真を拡大すると、奥の看板の文字が、なんとなく読める。
6文字である。
屋号が長いのか、商売の名称が長いのか、分からない。
ただ、最初の2文字がなんとなく「野原」と読める。
この程度のぼんやりした解像度で文字を読むのも、
写真の撮影地を当てる「ここどこ」で遊んでいるうちに
なんとなく身に付いてくるワザである。
モザイク外しみたいな目だ。
「調布市 野原」で検索してみることにした。
野原は一般名詞でもあるし、しかも調布市に有りそうな物なので、
この検索では無理かな、と思ったが
出た。
「野原歯科医院」
そう思ってあらためて写真を見ると、たしかに後半は歯科医院と読める。
Google mapで検索したら、在った。
https://www.google.co.jp/maps/@35.6578276,139.535954,3a,15.1y,200.17h,88.66t/data=!3m6!1e1!3m4!1suQau3MKWqetJvar-QTMVoQ!2e0!7i16384!8i8192?hl=ja
なんと、それは旧甲州街道沿いであった。
当たったぜ。
予想は国領~布田間だったが、ここは調布~西調布間だ。
ちょっと外れたぜ。
※
現在使われている最新、2022年のビューを見ると、看板が無い。
しかし、過去のストリートビューを選択すると、一つ前、2020年には看板が有る。
院名の前にミッフィーちゃんのイラストが有って、かわいい。
https://www.google.co.jp/maps/@35.6575548,139.535813,3a,75y,259.42h,87.42t/data=!3m7!1e1!3m5!1s3IJn9sGSZSG39_F402O27w!2e0!5s20200201T000000!7i16384!8i8192?hl=ja
この2年の間に変化が有ったのだ。
看板の前に立って、もう一度、2022年のビューに戻ってみる。
https://www.google.co.jp/maps/@35.6575444,139.5358084,3a,75y,275.06h,101.4t/data=!3m6!1e1!3m4!1sHUzE6McH0bYt43E4gWsFmg!2e0!7i16384!8i8192?hl=ja
すると、以前は医院の入り口だった所に金色の文字は無く、
かわりに貼り紙が見える。
文字がすんなり読めるほどの解像度ではない。
しかし、予期しているので、なんとなく読める。
「お知らせ
当院 令和〇年〇月を
もって 廃院する事に
なりました。 長い間 御来院
ありがとうございました。
野原歯科医院」
なんか頑張ったら読めた。と同時に
じんわりと感じるものが有る。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます