[あらすじ] 人体の状態を一定に保つために、自律神経は
自分の意志に関わらず、自動的に働く。
自分では意識しないうちに、体温や血圧などを調整してくれている。
ただし、自分の意志で自律神経を動かす方法が一つだけ有る。
呼吸だ。
私たちが意識しない陰で、自律神経は常に働いてくれている。
そんな自律神経も、緊張が続いたりすると、
調子が悪くなって、反応が鈍くなったり、過剰に働いてしまったりする時が有る。
そういう時は、意識的に呼吸をすることによって、
自律神経を整えることができる。
という話をしてきた。
今日は、具体的な方法を少し書くよ。
こういうことは、とにかく人それぞれの状態によって、
何をどうやるべきか、ということが異なる。
だから、どんな状態の誰が読むかも分からないインターネットのブログという場では、
何をどこまで書くか、難しいところが有る。
あんまりちょっとしか書かなかったら、
読んでくれている人に当てはまらなかったり、
誤解を招いてしまったりしかねない。
かと言って、詳しく書いたら、
部分的に読んで当てはまらなかったり、
最後まで読んでもらえなかったりするかもしれない。
だから、
簡単な所から書いていく。
んなこたわかってら、という方は読み飛ばせばいいじゃないの。
※
※
呼吸を使って自律神経を整えるために、
最初にやると良いこと。
まず、「呼吸」という言葉に表れているとおり、
呼吸は、「吐く」のが先である。
ここまでは、通例よく聞くように「吸ってーーー、吐いてーーー」と書いたけれど、
これは間違いと言って良いと思う。
人間、いきなり息を吸うのは難しい。
肺というのは、息を吐いた時に負圧になることで、
次の息が入る、という仕組みになっているからだ。
だから、「吐いてーーー」が先である。
吐ききれば、自然と吸う動きが始まる。
※
ところで、普段の呼吸では、肺は使いきられていない。
肺には3割だかなんだか、息が残っているそうだ。
吐ききらない息が、肺の底にずっと溜まっている・・・
想像しただけで、こきたねえ感じがする。
これを吐ききる。
意志を持って吐ききる。
「ふーーーーーーーーー」ってね。
吐ききったぜ、と思っても、吐ききれていないのがフツウである。
吐ききった、と思ったところで一旦、息を止めて、
もう一度吐いてみる。
すると、
「ふっ」
と、少し出るもんだ。
そうでもしないと、吐ききらないものなんであるよ。
※
吐ききる感覚をおぼえたら、
今度は、数を数えながらゆっくり吐いて、吐ききってみる。
その数で吐ききる、というのを繰り返しやっていく。
慣れてくると、吐く拍数を増やすことができる。
細く長く、そして吐ききることがポイント。
※
ついでに、腹の底まで呼吸する感覚を知ろう。
立って、おへその下、手の幅分くらい下の位置を意識する。
今そこを「おなか」と呼ぶことにする。
息を吐きながら、おなかを引っ込めていく。
吐ききるまで引っ込める。
そして、吸う時も、おなかを引っ込めたまま吸う。
また、息を吐きながらおなかを引っ込める。
吸う時にもおなかを引っ込めていたはずなのに、
息を吐くとおなかが引っ込んでいく。あらら。
というのを繰り返す。
慣れてくると、息を吸う時にもおなかが出てこなくなる。
この時、肩や胸が上がってしまわないほうが良い。
肩や胸が上がると、肩に力が入ってしまう。
どうしても肩に力が入ってしまう場合、
いっぺん、肩を耳に付けるようにグーッと上げて、
そっからストン!と落とす。と同時に「プハーッ!」と息をつく。
何度かやっていると、肩に力が入らないクセが付いてくる。
肩こりの人にもおススメであるよ。
そんでも力が上がってしまう人は、
少し膝を曲げて立つと良い。
※
思い出した時にでもちびちびとやってみて。
3ヶ月も経つ頃には、体が変わってくる。
注意深く自分の心身を見ていれば、
2週間や1ヶ月くらいでも変化は感じ取れるはず。
楽しんでください。
みんな元気でね。
自分の意志に関わらず、自動的に働く。
自分では意識しないうちに、体温や血圧などを調整してくれている。
ただし、自分の意志で自律神経を動かす方法が一つだけ有る。
呼吸だ。
私たちが意識しない陰で、自律神経は常に働いてくれている。
そんな自律神経も、緊張が続いたりすると、
調子が悪くなって、反応が鈍くなったり、過剰に働いてしまったりする時が有る。
そういう時は、意識的に呼吸をすることによって、
自律神経を整えることができる。
という話をしてきた。
今日は、具体的な方法を少し書くよ。
こういうことは、とにかく人それぞれの状態によって、
何をどうやるべきか、ということが異なる。
だから、どんな状態の誰が読むかも分からないインターネットのブログという場では、
何をどこまで書くか、難しいところが有る。
あんまりちょっとしか書かなかったら、
読んでくれている人に当てはまらなかったり、
誤解を招いてしまったりしかねない。
かと言って、詳しく書いたら、
部分的に読んで当てはまらなかったり、
最後まで読んでもらえなかったりするかもしれない。
だから、
簡単な所から書いていく。
んなこたわかってら、という方は読み飛ばせばいいじゃないの。
※
※
呼吸を使って自律神経を整えるために、
最初にやると良いこと。
まず、「呼吸」という言葉に表れているとおり、
呼吸は、「吐く」のが先である。
ここまでは、通例よく聞くように「吸ってーーー、吐いてーーー」と書いたけれど、
これは間違いと言って良いと思う。
人間、いきなり息を吸うのは難しい。
肺というのは、息を吐いた時に負圧になることで、
次の息が入る、という仕組みになっているからだ。
だから、「吐いてーーー」が先である。
吐ききれば、自然と吸う動きが始まる。
※
ところで、普段の呼吸では、肺は使いきられていない。
肺には3割だかなんだか、息が残っているそうだ。
吐ききらない息が、肺の底にずっと溜まっている・・・
想像しただけで、こきたねえ感じがする。
これを吐ききる。
意志を持って吐ききる。
「ふーーーーーーーーー」ってね。
吐ききったぜ、と思っても、吐ききれていないのがフツウである。
吐ききった、と思ったところで一旦、息を止めて、
もう一度吐いてみる。
すると、
「ふっ」
と、少し出るもんだ。
そうでもしないと、吐ききらないものなんであるよ。
※
吐ききる感覚をおぼえたら、
今度は、数を数えながらゆっくり吐いて、吐ききってみる。
その数で吐ききる、というのを繰り返しやっていく。
慣れてくると、吐く拍数を増やすことができる。
細く長く、そして吐ききることがポイント。
※
ついでに、腹の底まで呼吸する感覚を知ろう。
立って、おへその下、手の幅分くらい下の位置を意識する。
今そこを「おなか」と呼ぶことにする。
息を吐きながら、おなかを引っ込めていく。
吐ききるまで引っ込める。
そして、吸う時も、おなかを引っ込めたまま吸う。
また、息を吐きながらおなかを引っ込める。
吸う時にもおなかを引っ込めていたはずなのに、
息を吐くとおなかが引っ込んでいく。あらら。
というのを繰り返す。
慣れてくると、息を吸う時にもおなかが出てこなくなる。
この時、肩や胸が上がってしまわないほうが良い。
肩や胸が上がると、肩に力が入ってしまう。
どうしても肩に力が入ってしまう場合、
いっぺん、肩を耳に付けるようにグーッと上げて、
そっからストン!と落とす。と同時に「プハーッ!」と息をつく。
何度かやっていると、肩に力が入らないクセが付いてくる。
肩こりの人にもおススメであるよ。
そんでも力が上がってしまう人は、
少し膝を曲げて立つと良い。
※
思い出した時にでもちびちびとやってみて。
3ヶ月も経つ頃には、体が変わってくる。
注意深く自分の心身を見ていれば、
2週間や1ヶ月くらいでも変化は感じ取れるはず。
楽しんでください。
みんな元気でね。
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