![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b7/bb84f6c4597cc406b4320c567e2bbbb0.jpg)
散歩を趣味にする人は多い。
私も散歩は好きだ。
よーし今日はガンガン歩くぞ!と、ウォーキングのような気持ちでいても、
外に出ると、あっちへふらふらこっちをきょろきょろ、となる。
散歩にもいろいろある。
お気に入りのパン屋さんに寄るのだの、
新しいカフェができたから行ってみるだの、
とにかく細い道を見つけたら入ってみるだの、
暗渠の上の道がいいだの、
坂ばかりを巡るだの、
古地図と見比べるだの、
寺社巡り、石碑、遺跡、湧き水、
野鳥、居酒屋、B級グルメ…。
つまり、他の様々なご趣味と組み合わせられる。
その中に。
著名人の墓を巡る、というご趣味も有るようだ。
大きな墓地だと、著名人の墓の位置を地図の中にしるしてあったりする。
墓地は静かで環境も良いので好きなほうだが、
あくまで死んだ人と墓参りする人のための場所だと思っている。
楽しく散歩していて、墓地の中で何か発見が有っても、
のびのびとはしゃいではいけない。
なんだか、散歩としては抑制的でつまらない。
それに、著名人の墓を見て、
なんになるというのだ。
と思ったが、
ちょいと古い、著名人の墓だと、
書家の誰それが字を書いている。なんてことが
面白かったりする。
二年前に書を始めて、そんな視点も知った。
※
晩秋の多磨霊園。
太郎さんと敏子さんの墓碑の、頬杖をつく人は、
ご両親の墓のほうを見ているようだ。
一平さんの墓碑の立像のおっぱいに落ち葉が溜まっているよ?
一平さんの墓碑の立像の向こうに南天か何かが紅葉していて、
真っ赤なアフロのおばちゃんが笑っているみたいだよ?
太郎さん作の奇妙な像に並んで、かの子さんの墓の観音様が
なぜかこっちが、滑稽に思える。
おかしいぞ?
※
他人様の墓所に立ち入って、あっちの角度から見てこっちの穴から覗いてなどして
笑うだけ笑った。
赤の他人の墓を見て、こんなに楽しい気持ちになったのは初めてだ。
太郎さんありがとう、と言いたい。
私も散歩は好きだ。
よーし今日はガンガン歩くぞ!と、ウォーキングのような気持ちでいても、
外に出ると、あっちへふらふらこっちをきょろきょろ、となる。
散歩にもいろいろある。
お気に入りのパン屋さんに寄るのだの、
新しいカフェができたから行ってみるだの、
とにかく細い道を見つけたら入ってみるだの、
暗渠の上の道がいいだの、
坂ばかりを巡るだの、
古地図と見比べるだの、
寺社巡り、石碑、遺跡、湧き水、
野鳥、居酒屋、B級グルメ…。
つまり、他の様々なご趣味と組み合わせられる。
その中に。
著名人の墓を巡る、というご趣味も有るようだ。
大きな墓地だと、著名人の墓の位置を地図の中にしるしてあったりする。
墓地は静かで環境も良いので好きなほうだが、
あくまで死んだ人と墓参りする人のための場所だと思っている。
楽しく散歩していて、墓地の中で何か発見が有っても、
のびのびとはしゃいではいけない。
なんだか、散歩としては抑制的でつまらない。
それに、著名人の墓を見て、
なんになるというのだ。
と思ったが、
ちょいと古い、著名人の墓だと、
書家の誰それが字を書いている。なんてことが
面白かったりする。
二年前に書を始めて、そんな視点も知った。
※
晩秋の多磨霊園。
太郎さんと敏子さんの墓碑の、頬杖をつく人は、
ご両親の墓のほうを見ているようだ。
一平さんの墓碑の立像のおっぱいに落ち葉が溜まっているよ?
一平さんの墓碑の立像の向こうに南天か何かが紅葉していて、
真っ赤なアフロのおばちゃんが笑っているみたいだよ?
太郎さん作の奇妙な像に並んで、かの子さんの墓の観音様が
なぜかこっちが、滑稽に思える。
おかしいぞ?
※
他人様の墓所に立ち入って、あっちの角度から見てこっちの穴から覗いてなどして
笑うだけ笑った。
赤の他人の墓を見て、こんなに楽しい気持ちになったのは初めてだ。
太郎さんありがとう、と言いたい。
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