篠山紀信の写真展に横浜へ行った。
旧作から最近の作までを集めていた。
最初の部屋が圧巻で、美術館の壁の大きさを利用して、
往年の大人物の写真を大きくプリントしてある。
勝新太郎の座頭市の構図が大胆でもキマるのは、
役者と役どころにハマっているからだろう。
それにしても三島由紀夫は贅沢をしたもんだ。
なりきりナルキソ写真を紀信に撮ってもらうんだから。
湖面の細い舟の上に半裸の女性が仰向けにポーズをとっている。
これが山口百恵その人でなければ、顔はこちらを向けていなくて良かったんじゃないだろうか、
という形。
この構図が見事で、私は見惚れた。
最後の一室は、東日本大震災で被災した人の写真だった。
ただ立つ人々を写したものだ。
カメラという道具を使いこなすことと、被写体の人物と、何かすばらしい一瞬といったものが
一体となって、作品ができている。
この三者のバランスが、作品によって異なる。
そんなふうに思った。
※
横浜へは日頃滅多に行かない。
ところが先週はもう一度行くことになった。
これまた写真がらみで、カメラ関連の企業が集まる商業フェア、CP+というのに行ったのだ。
ソニーだパナソニックだキャノンだといったメーカーの大ブースから、
マウントアダプターばっかり作っているのかという会社や
和紙専門の会社や皮製品の会社の小さいブースまで様々。
スタンプラリーなんかやってんのか、と横目で見たら、
先着何名という参加賞が手ぬぐいなので早速参加。
いそいそと回り、しっかり入手。
カメラの絞りのデザインがまあまあよろしい。
さて、では落ち着いてプロカメラマンのプレゼンテーションでも拝聴いたそう。
つづく
旧作から最近の作までを集めていた。
最初の部屋が圧巻で、美術館の壁の大きさを利用して、
往年の大人物の写真を大きくプリントしてある。
勝新太郎の座頭市の構図が大胆でもキマるのは、
役者と役どころにハマっているからだろう。
それにしても三島由紀夫は贅沢をしたもんだ。
なりきりナルキソ写真を紀信に撮ってもらうんだから。
湖面の細い舟の上に半裸の女性が仰向けにポーズをとっている。
これが山口百恵その人でなければ、顔はこちらを向けていなくて良かったんじゃないだろうか、
という形。
この構図が見事で、私は見惚れた。
最後の一室は、東日本大震災で被災した人の写真だった。
ただ立つ人々を写したものだ。
カメラという道具を使いこなすことと、被写体の人物と、何かすばらしい一瞬といったものが
一体となって、作品ができている。
この三者のバランスが、作品によって異なる。
そんなふうに思った。
※
横浜へは日頃滅多に行かない。
ところが先週はもう一度行くことになった。
これまた写真がらみで、カメラ関連の企業が集まる商業フェア、CP+というのに行ったのだ。
ソニーだパナソニックだキャノンだといったメーカーの大ブースから、
マウントアダプターばっかり作っているのかという会社や
和紙専門の会社や皮製品の会社の小さいブースまで様々。
スタンプラリーなんかやってんのか、と横目で見たら、
先着何名という参加賞が手ぬぐいなので早速参加。
いそいそと回り、しっかり入手。
カメラの絞りのデザインがまあまあよろしい。
さて、では落ち着いてプロカメラマンのプレゼンテーションでも拝聴いたそう。
つづく
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