犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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疲れた日

2013年11月28日 | からだ
[あらすじ] とても内向的な幼少と思春期を過ごした私、一人で外を回る仕事だからメーター検針員になってみた。


みんなとキャッキャやるより、一人でお絵かきをしていたと思う。
何かを言い返すより、自分の中で反芻していたと思う。
小学生の頃に、「ひとりずき」とはやされた。

ひとりが好きなわけじゃないのよ
と歌ったのは中島みゆきだが、私はひとりが好きだ。
おばはんになった分、ズケズケとしゃべれるようにはなったが、
それでも根っこは、群れの中にいるよりも流れの外を行く手合いだ。

そんな輩が、ある日ふと気付いた。
仕事から帰って、その日はなんだかものすごく疲れていた。
体は固くこわばり、重たい疲労感があり、次の予定に出かける気になれない。

特に仕事量の多い日ではなかった。
それに、どこのメーターもスムーズに見られる地区だった。
一昨日も書いたように、メーターが敷地の中にあるから家の人を呼んで鍵をあけてもらうとか、
ガレージの中にメーターがあるから車を移動してもらわなきゃならないとか、
一人では移動できないような物が上に置いてあるとか、
そういう問題箇所があると、仕事は厄介だ。

その日はそんな所が無く、すいすいと仕事がはかどる地区だったし、件数も多くなかった。
なのに、ガチガチに疲れているのだ。

いつもより何をしたというのだろう。

いや、何かをたくさんした、ということは無い。

気付いた。
何かをしたのではなくて、しなかったことがあるのだ。

これは問題にしましょ。
さて、私がその日しなかったことは、なーんだ?

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