犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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靴の補高

2017年07月05日 | 介護ウチのバヤイ
老母84歳、パーキンソン病、要介護1。

母は、8年くらい前に、左股関節の全置換手術を受けている。
変形性股関節症なので、関節部分を全部人工物に置き換えるという手術だ。

股関節の痛みに、パーキンソン病による筋肉のこわばりが
どのように関係していたのか、さだかではない。
パーキンソン病の治療の前に、股関節の手術となった。
もしかすると、うまく投薬してパーキンソン病の症状を軽減していたら、
股関節の痛みも減って手術というところまで必要なかったのではないか、
ということも考えられる。

手術後、脚の長さに差が出た。
手術のせいではないということだが、とにかく結果として出た。
術側の左脚が長いのだ。
パーキンソン病によるふるえは、右に出ている。
長い左脚を曲げたり斜めに出したりして、短い右脚重心で立つ。

パーキンソン病の代表的な症状のひとつとして、前傾姿勢がある。
脚の長さが違い、骨盤が傾いた上に、かなり前かがみである。
体重がつま先に乗る。
その結果、両足の前寄りに左右とも3つずつウオノメができて、痛い。
脚長差で歩きにくい、パーキンソン病で歩きにくい、加えてウオノメで歩きにくい。

月に一度、ウオノメを削りに皮膚科へ行く。
削った直後は削ったことが原因で痛い。
その後二日くらいはマシだが、すぐにいつものような痛みに戻る。
削っても埒が明かない。

室内でもうわばきを履いてみる。
あまりやわらがない。

脚の長さの違いを補うように、靴底に高さを補ってみる。
そうすれば、立ちやすくなり、立ちやすければ前傾も少しは軽減され、
前傾が減ればつま先への負担も減るだろう。

というわけで、今、靴底を作ってもらっているところだ。
今週中にはできあがる。
どうなるか。

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