[あらすじ] パーキンソン病の前傾姿勢と、股関節全置換手術の結果の脚長差とで、
重心が爪先にかかり、ウオノメが3個づつできている老母84歳。
動きづらい、痛い、歩きたくない、歩かない、動きづらい、の悪循環。
手術の後、リハビリに通っていた病院では、
理学療法士が靴の補高を提案した。
しかし、大学病院の執刀医がそれに反対した。
このときの療法士と執刀医のやりとりを患者である母は目の前で見ており、
それが後々の決断を遅らせることにも繋がった。
鍼灸師は、脚長差があることによって不安定になり、
前傾姿勢が強まるということを指摘し、補高を勧めた。
デイケアに通うようになって、担当の療法士に相談したが、
「試してみてもいい」くらいの言い方で、あまり勧めるふうでもなかった。
近所の整形外科にあらためて受診してみた。
ちょうどそのクリニックで、デイケアを開設する直前だった。
普段から高齢者の患者が多いクリニックだ。
週に一度、装具士が来ているから、ここで補高ができると言う。
しかし母はまだ迷っている。
執刀医の反対が頭に残っているようだ。
室内でも靴を履けば、まだしもウオノメへの刺激が軽減できるかと考え、
うわばきになる靴を買った。
介護用品の中でも靴の専門の人が来てフィッティングした上で選び、
いつも世話になっている福祉用具の会社伝いで購入した。
ケアマネージャーが、フットケア専門の看護師を紹介してくれた。
近所の病院に行って、30分ほど面接して相談した。
靴のサイズが大きいのではないかという指摘があった。
靴の中で足が前後に擦れて、それも足の裏への刺激になっているという。
この人が補高を勧めてくれて、母はやっとその気になってきた。
大きめの病院で言われたことも効果的だったのだろうか。
半年以上経っていたので、あらためて近所の整形外科を受診し、
装具士の来る翌々週の時間を予約。
装具士は骨盤の傾きを触診し、手際良く高さを決めた。
短い方の足の下に、試しに2cm分の板を敷いて、その上に立ってみると、
上体の角度がいつもより良くなった。
立ちやすいのだ。
作ると決めたら事はあっさりと進む。
とっととやりゃあ良いのだ。
7年くらい迷っていた時間が惜しい。
しかし、私が言っても母の考えは動かない。
重心が爪先にかかり、ウオノメが3個づつできている老母84歳。
動きづらい、痛い、歩きたくない、歩かない、動きづらい、の悪循環。
手術の後、リハビリに通っていた病院では、
理学療法士が靴の補高を提案した。
しかし、大学病院の執刀医がそれに反対した。
このときの療法士と執刀医のやりとりを患者である母は目の前で見ており、
それが後々の決断を遅らせることにも繋がった。
鍼灸師は、脚長差があることによって不安定になり、
前傾姿勢が強まるということを指摘し、補高を勧めた。
デイケアに通うようになって、担当の療法士に相談したが、
「試してみてもいい」くらいの言い方で、あまり勧めるふうでもなかった。
近所の整形外科にあらためて受診してみた。
ちょうどそのクリニックで、デイケアを開設する直前だった。
普段から高齢者の患者が多いクリニックだ。
週に一度、装具士が来ているから、ここで補高ができると言う。
しかし母はまだ迷っている。
執刀医の反対が頭に残っているようだ。
室内でも靴を履けば、まだしもウオノメへの刺激が軽減できるかと考え、
うわばきになる靴を買った。
介護用品の中でも靴の専門の人が来てフィッティングした上で選び、
いつも世話になっている福祉用具の会社伝いで購入した。
ケアマネージャーが、フットケア専門の看護師を紹介してくれた。
近所の病院に行って、30分ほど面接して相談した。
靴のサイズが大きいのではないかという指摘があった。
靴の中で足が前後に擦れて、それも足の裏への刺激になっているという。
この人が補高を勧めてくれて、母はやっとその気になってきた。
大きめの病院で言われたことも効果的だったのだろうか。
半年以上経っていたので、あらためて近所の整形外科を受診し、
装具士の来る翌々週の時間を予約。
装具士は骨盤の傾きを触診し、手際良く高さを決めた。
短い方の足の下に、試しに2cm分の板を敷いて、その上に立ってみると、
上体の角度がいつもより良くなった。
立ちやすいのだ。
作ると決めたら事はあっさりと進む。
とっととやりゃあ良いのだ。
7年くらい迷っていた時間が惜しい。
しかし、私が言っても母の考えは動かない。
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