[あらまし] 飼い犬ウーゴくん去勢オス4歳半。
10月初に保護団体から引き取って、7週間が経った。
この家に来て3~4日、雨が続いた。
毎日、合羽を着て雨の中、散歩に出た。
3日目にやっとウンチをした。
選びに選んだ場所で何べんも回ってやっとウンチをした。
雨が止んだら、ドッグランに連れて行ってみた。
すみっこに良い場所が有ったらしく、すぐにウンチをした。
それからはほぼ毎日、ドッグランでウンチをするようになった。
人のいない朝の早い時間にドッグランに通った。
まずは、場所に慣れて、気に入ってもらいたい。
すぐに、ドッグランでウンチをすることに慣れ、
そして、ウンチが済むとパーッと駆け出すようになった。
そりゃ気分良かろ。
※
ドッグランにはある程度の草は生えている。
しかし、犬が駆け回りほじくり返すので、草はハゲちょろけだ。
踏み固められてはいるが、雨が降るとぐちょぐちょになる。
あちこちに窪みが有る。
人間がぼやっと歩いていると、足を挫きそうになる。
窪みは、犬たちが掘った跡だ。
※
穴を掘るのが大好きな犬と、そうでもない犬がいる。
どういう犬が掘り好きなのか、私は法則を知らない。
子どもの頃に飼っていた犬は、庭先に繋いでいたので、
よく土を掘った。
犬小屋も有ったけれど、縁の下に穴を掘って、そこでよく寝ていた。
特別のオヤツを与えると、全部は食べずに、
穴を掘って埋めていた。
もらってすぐに埋めることも有った。
あれは、後で掘り返して食べていたのだろうか。
※
ボールやフリスビーを持参して遊ばせる飼い主も多い。
どんな遊びが好きか、犬によってこれも好みが違う。
以前飼っていたきょうだいは、ボール遊びが好きだった。
投げてやると取りに行く。
くわえて帰って来て私に返せば上等だが、
くわえたままどこかへ行ってしまうことも多かった。
投げて欲しい気持ちも有るが、ボールを独占したい気持ちも強かったようだ。
ある日、ドッグランで。
メス犬カバサのほうがボールをくわえて独占してしまっている。
オス犬ジーロのほうに私は
「ボール取り返しておいでよ」
と言ってみた。
すると、ジーロくんは、パッとカバサに駆け寄って、
くわえていたボールを奪い取ったのだ。
居合わせた人たちはみんな驚いた。
「言葉が分かるのねー」と。
「ぼくもボールで遊びたいのにカバサが独り占めするよ」
というジーロの気持ちを私が理解していたという面も有る。
もちろん、仔犬の頃から家の中で飼っていると、
犬はずいぶん言葉が分かるようにもなる。
カバサは他に、サッカーボールを鼻先でドリブルする遊びも好きだった。
嬉しくて楽しくて思わず「ワウワウワウワウ」と声をあげながら、
ずーっとずっとボールを転がして追い続けていたものだ。
※
他の犬の遊びを見ておぼえるということも有る。
ある時ジーロは、
大型犬が地面を掘って、出てきた石ころをかじって遊ぶのを見て、
まねをした。
ただ、ジーロとしては石ころをかじるのの何が楽しいのか分からなかったようで、
自分の遊びとして取り入れてその後も続けるということは無かった。ほッ
※
ドッグランにボコボコあいている穴は、なぜ掘ったのだろう。
何か、土の中からにおったのだろうか。
もぐらの掘り出した土の山があちこちに有るから、
もぐらのにおいがしたのかもしれない。
実際、犬がもぐらを掘り出してしまうことは、よくある。
誰かの掘った穴ぽこをクンクンと嗅いで、
にわかに掘り始めた。
前足でリズミカルに土を掻いて、景気よく後ろへ飛ばす。
楽しそうだ。
爪の中や肉球の間や指の毛に土が付いてなかなか取れないから、
室内飼いの飼い主としては、ちょっとイヤなんだがなあ。
素直に手を洗わせてくれるならいいけど。
帰宅して、玄関で前足を雑巾で拭こうとしたら、
イヤだイヤだともがいて逃れようとする。
やっぱりな。
適当に拭いて済ませた。
今のところ、自分のお気に入りのマットの上からあまり動き回らないので、
汚れるのはマットの上ばかりだ。
好きにしなさい。
10月初に保護団体から引き取って、7週間が経った。
この家に来て3~4日、雨が続いた。
毎日、合羽を着て雨の中、散歩に出た。
3日目にやっとウンチをした。
選びに選んだ場所で何べんも回ってやっとウンチをした。
雨が止んだら、ドッグランに連れて行ってみた。
すみっこに良い場所が有ったらしく、すぐにウンチをした。
それからはほぼ毎日、ドッグランでウンチをするようになった。
人のいない朝の早い時間にドッグランに通った。
まずは、場所に慣れて、気に入ってもらいたい。
すぐに、ドッグランでウンチをすることに慣れ、
そして、ウンチが済むとパーッと駆け出すようになった。
そりゃ気分良かろ。
※
ドッグランにはある程度の草は生えている。
しかし、犬が駆け回りほじくり返すので、草はハゲちょろけだ。
踏み固められてはいるが、雨が降るとぐちょぐちょになる。
あちこちに窪みが有る。
人間がぼやっと歩いていると、足を挫きそうになる。
窪みは、犬たちが掘った跡だ。
※
穴を掘るのが大好きな犬と、そうでもない犬がいる。
どういう犬が掘り好きなのか、私は法則を知らない。
子どもの頃に飼っていた犬は、庭先に繋いでいたので、
よく土を掘った。
犬小屋も有ったけれど、縁の下に穴を掘って、そこでよく寝ていた。
特別のオヤツを与えると、全部は食べずに、
穴を掘って埋めていた。
もらってすぐに埋めることも有った。
あれは、後で掘り返して食べていたのだろうか。
※
ボールやフリスビーを持参して遊ばせる飼い主も多い。
どんな遊びが好きか、犬によってこれも好みが違う。
以前飼っていたきょうだいは、ボール遊びが好きだった。
投げてやると取りに行く。
くわえて帰って来て私に返せば上等だが、
くわえたままどこかへ行ってしまうことも多かった。
投げて欲しい気持ちも有るが、ボールを独占したい気持ちも強かったようだ。
ある日、ドッグランで。
メス犬カバサのほうがボールをくわえて独占してしまっている。
オス犬ジーロのほうに私は
「ボール取り返しておいでよ」
と言ってみた。
すると、ジーロくんは、パッとカバサに駆け寄って、
くわえていたボールを奪い取ったのだ。
居合わせた人たちはみんな驚いた。
「言葉が分かるのねー」と。
「ぼくもボールで遊びたいのにカバサが独り占めするよ」
というジーロの気持ちを私が理解していたという面も有る。
もちろん、仔犬の頃から家の中で飼っていると、
犬はずいぶん言葉が分かるようにもなる。
カバサは他に、サッカーボールを鼻先でドリブルする遊びも好きだった。
嬉しくて楽しくて思わず「ワウワウワウワウ」と声をあげながら、
ずーっとずっとボールを転がして追い続けていたものだ。
※
他の犬の遊びを見ておぼえるということも有る。
ある時ジーロは、
大型犬が地面を掘って、出てきた石ころをかじって遊ぶのを見て、
まねをした。
ただ、ジーロとしては石ころをかじるのの何が楽しいのか分からなかったようで、
自分の遊びとして取り入れてその後も続けるということは無かった。ほッ
※
ドッグランにボコボコあいている穴は、なぜ掘ったのだろう。
何か、土の中からにおったのだろうか。
もぐらの掘り出した土の山があちこちに有るから、
もぐらのにおいがしたのかもしれない。
実際、犬がもぐらを掘り出してしまうことは、よくある。
誰かの掘った穴ぽこをクンクンと嗅いで、
にわかに掘り始めた。
前足でリズミカルに土を掻いて、景気よく後ろへ飛ばす。
楽しそうだ。
爪の中や肉球の間や指の毛に土が付いてなかなか取れないから、
室内飼いの飼い主としては、ちょっとイヤなんだがなあ。
素直に手を洗わせてくれるならいいけど。
帰宅して、玄関で前足を雑巾で拭こうとしたら、
イヤだイヤだともがいて逃れようとする。
やっぱりな。
適当に拭いて済ませた。
今のところ、自分のお気に入りのマットの上からあまり動き回らないので、
汚れるのはマットの上ばかりだ。
好きにしなさい。
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