犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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ヒト時計

2011年06月09日 | からだ
ある患者さん、お子さんの寝相が悪くて、
寝不足のために首が張って、頭痛がすると言う。

鍼治療で頭痛は治まったが、
きっかけの寝相は直してないもんね。

私はいつ、寝てる間に回転しなくなったんだろう。
なんか割りに最近、頭と足が逆になって目が覚めてビックリしたことが
あったような記憶が…おほほ、お若いわね。


子供がなぜ寝相が悪いか、考えを伝えてみた。
こんなことで「へええ」と思うと、ちょっと気持ちも違ってくるかもしれない。



寝る子は育つ、と言いますが、
実際、眠っている間に成長ホルモンが出るのです。
成長ホルモンは、身体を作る以外にも、活動的にするホルモンなので、
体温が上がります。
すると、寝汗をかいたり、寝苦しくて動いたりします。

子供がよく寝汗をかいたり寝相が悪かったりするのは、
実は成長している証拠なのです。


また、成長ホルモンは子供だけのものではありません。
細胞を新生させる働きがあるので、大人にとっても
身体の修復に大切です。
怪我が有ればもちろん、外傷として気付いていない内臓の傷などや、
もちろんお肌の入れ替わりにも大いに関わっています。

成長ホルモンをよく出すためには、眠っていることが肝要です。
成長ホルモンは夜10時~深夜2時頃まで活発に出ます。
この時間帯に眠っている必要があるワケです。

夜更かしは身体に悪いのは、そんな理由もあるのです。


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