ブログのタイトルについて

このブログのタイトルは「犬小屋：す～さんの無禄(ブログ)」。

検索しても出てきにくいので、再訪できないからURLをもう一度教えてくれ、
と言われることが時々ある。
そりゃそうだな。

「犬小屋」で検索してブログが出てくるわけではないし、
「すーさん」だと表記が違うし、
そもそも日本全国に「すーさん」は文字通り五万といるし、
最後の「無禄」ともなるとなんのことやらわからない。

私は犬が好きだ。
犬というのは、古来人間と共に生きてきたが、
忠実なのがあだになってか、さげすまれている。

「犬死に」なんて無駄に死ぬことを意味している。
植物の名前では、そのものに似ているが違う種類だから使えない、
というものに付けられる。
花の地味な「イヌザクラ」、実も食えぬ「イヌビワ」、
櫛も作れぬ「イヌツゲ」などなど・・・。

このブログを「犬小屋」と称したのは、
なんの役にも立ちませんけど、という意味だ。

「すーさん」を「す～さん」と書くのは、そのほうがなんだか
やわらかく、だらしなく見えるだろうと思っているからだ。
スーと言えばダラ。
植木先生もそうおっしゃるではないか。

ブログに「無禄」という漢字を当てた。
禄とは、「禄を食む（ろくをはむ）」という言い方があるように、
給料のことだ。

ろくすっぽ稼ぎが無いことへの自嘲と、
雇われず仕事をしていることの自尊心とが共存している。

とまあ、そんな意味があったんですねーー。