犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

テラヤマ見世物ミュージカル 地球☆空洞説

2012年11月23日 | 日々
晩秋の夜、中池袋公園のトイレの裏で、ポンプを動かし続ける男。
そこへ女子高生たちが寄ってきて、「おじさん、何やってんの?」と、
誰もが聞きたかったことをズケズケと問う。

ってところからお芝居は始まる。

「地球はもうすぐおしまいだ」と歌いながら、
舞台は豊島公会堂の中へと移動する。

1973年にも"街路劇"としてやったというが、どんな演出だったのだろう?
寺山修司原作の、"見世物ミュージカル"。

地球はからっぽだ。
女はからっぽだ。
俺自身こそ一体何者なんだ?

豊島公会堂のこじんまりとした舞台に、ざっと数えて50人弱、
あとでプログラム見たら48人かな、
乗れるだけ乗せたのかってえ数の俳優がみっちみち。

そこへ映像をかぶせてますます人影は増す。
日常の文脈から、突然逸れる。
羅列される言葉。

2時間だったとは思えない、濃い時間だった。



オケの同級生が出演するというので案内をくれたので、
こりゃ面白そうと飛び付いて、正解。
詩と音楽と美術、やっぱり舞台は総合芸術だな。
脳味噌に刺激たくさん受けた。


昨夜はプレビュー。
稽古も相当きびしかったであろうと想像される内容だが、
これは本番を重ねながらも色々ありそうな雰囲気。

来週、29日(木)まで。


さて、ご用とお急ぎでない方は、おたちあいお立ち会い!!!


http://www.festival-tokyo.jp/program/12/chikyu_kuudou/

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