犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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脳の痛い洗脳を解く

2022年09月17日 | からだ
[あらすじ] 慢性的な痛みには、身体的物理的な原因から出るものではなく、
脳が創り出したものがけっこう有る。

なんでそんなことをするかと言うと、
痛みは当面第一の悩みごとになる。
すると、本当は大ごとなはずの、精神的な問題から目を逸らすことができる。
精神面の問題に真っ正面から立ち向かうのは、なかなかに苦しい。
そんな苦しいことはやりたくないので、言い訳として、
脳が痛みをでっち上げているのだ。

脳ったら。



この仕組みを知るだけで、痛みが消える。



通常の場合、身体のどこかの部分に何かの刺激が有って、
それを神経がキャッチして、脳に伝えて、痛みとして認識される。
痛みが痛みとして認識される、最後の場所は脳みそである。

そんな、実体が無くて、脳がでっち上げた痛みなんて、ウソくさいんじゃないか
と思うかもしれない。
それが、逆なんである。
脳が創り出したもののほうが、リアリティが有る。

幻覚もそうだ。
脳が創り出しているけれど、はっきり「見た」という感覚を持つ。
なんせ、脳だけでやっている事なので、視力が関わらない。
視力が悪くっても、厳格ははっきり見える。

幻聴もそうだ。
少々耳が遠かったり、周囲が騒がしかったとしても、
幻聴ははっきり聞こえる。
なぜなら、脳が直接作っているからだ。

痛みも同様というわけだ。
痛みの感覚は、身体の中で鋭い場所もあれば鈍い場所も有る。
けれど、脳みそが創り出す痛みはいつも激しい。



だから、つらい。

つらいので、効果的に、自分の精神面から目を逸らさせることができる。
それが、脳の戦略である。
騙されてはいけない。



騙されている人は、騙されているうちは騙されていることに気付かない。
「騙されているよ」という忠告を聞き入れて、騙しの手口を知ることによって、
詐欺から脱け出すことができる。

それと同じことである。

脳の手口に騙されて痛みを感じているような気になって苦しんでいるんですよ。
ということを知って、受け止めることができれば、
痛みはびっくりするほど素早く消え去る。
そこに時間はかからない。

実体の有る痛み、身体的・物理的原因による痛みであれば、
治るのに時間がかかる。
時間がかからずに消えることこそが、その痛みが作りものであった証拠と言える。



今まで毎日ずーっと付き纏っていた痛みがあっという間に消える。
毎日痛い。いつも痛い。痛くて当たり前。と思っていたのが、

知らなきゃ損ソン。



また違った側面からも書くことにしよう。
一人でも楽になる人が増えるように、あの手この手で伝えるのだ。

つづく
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