[あらすじ] 青森で、レイプ被害者と性的マイノリティの支援をし、
コミュニティカフェを運営している友人が、
市議会議員選挙に出馬した。
結果、残念ながら落選したのだが、本人は今までやってきた市民活動を続け、
四年後にまた今回を踏まえて出馬する、と言っている。
つづく。
毎日、街頭に立って演説する。
手を振ってくれる人がいる。
声を掛けてくれる人がいる。
引き返してきて話を聞いてくれる人がいる。
こういった一つひとつの反応が、元気の源になる。
一方で、ヘイトを露わにする人もいる。
街頭で話すとき、冷たい言葉を浴びせられるのではないかという恐怖が、
いつもつきまとう。
毎回、勇気を振り絞って、声をあげる。
選挙であれ、市民活動であれ、
やっていることは体制との闘いでもあるが、
その手前に自分との闘いがある。
自分の立場を明らかにし、自分の意見を声に出す。
他人の耳目に触れたら、どんな反応が返ってくるか、それはわからない。
※
いやだね、いやだいやだ。
中島みゆきの歌を歌って、you tubeにアップするのはいやだ。
ヤマハが徹底しているんだかなんだか知らないが、
you tubeに中島みゆき本人が歌う映像は、無い。
誰かが何かをアップしても、すぐに削除される。
だから、中島みゆきの何かの曲を聴こうと思ってyou tubeで検索すると、
出てくるのは素人がカラオケか何かで歌ったものばかりだ。
みゆきの歌をみゆきが歌うのが聴きたくて検索して、
なんでこんなもんを聞かねばならんのだ。
などと思うわけだ。
そこに、自分の歌を連ねるのは、本当にいやだ。ああいやだ。
そう言いながら、「ファイト!」を歌って、アップした。
https://www.youtube.com/watch?v=4SQZhMonhRc
※
歌は、早々に「私の敵は私です」と、一番の答えであり一番の課題であるところを明かす。
答えと課題と、日々の具体的な出来事の数々を、歌を聴く人は突きつけられる。
この歌を聴くことさえ闘いである。
闘ったことの有る者にとっては。
岡田候補の公私のパートナーである宇佐美も、二言目には「諦めない」と言う。
歌の最後に「諦めという名の鎖を身をよじってほどいていく」姿が描かれる。
先年他界してしまったアイザック・ヘイズは、
ステージで肌の上に鎖を身に付けて登場した。
奴隷として扱われていた時代を忘れはしない、と言っているかのようだ。
まねっ子してみた。
ほんの1mの鎖だけど。一応、本物。ステンレス製だから、重い。
※
私に鎖を掛けているのは、私です。
青森の市議選は 残念な結果でした
小選挙区かもしれないし
区割りがどうなってるか知りませんが
チャラい「いかさま」野郎に
出し抜かれるのも
なんとも言えない後味の悪さででした
今も「繰り上げを狙って」云々とデマを流されているそうです。
闘いは増える一方。
you tubeのコメント、ありがとうございました。
「ファイト!」は控えめな表現でもかなり体力が必要でした。