犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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雨の前の作業

2022年04月14日 | Do it myself
庭の池に、雨樋からのパイプが繋いである。
屋根の上に降った雨が池に入るようにしてある。
亡父が池とともに作ったシステムである。

40年経つうちに、あちこち詰まったり、地中のパイプが割れたりしていた。
家じゅうの雨樋から繋がるようになっていたが、
遠い部分は機能しなくなっていたので、取り外したり埋めてしまったりした。
今は、2階に降った水は集まるようになっている。はずだ。

晴れの続いたこの10日あまりで、池の水をいくらか汲み出した。
毎日ガッポガッポと作業したが、水位にしてせいぜい17cmくらい下がった程度だ。
しかしこのおかげで雨水の入る口が見えるようになった。

雨の中、見てみると、ちゃんと水が流れ込んでいるのが見られた。
良かった良かった。
修繕した甲斐が有ったようだ。



家の前は砂利道だ。
庭との境は、ほんの一段の石垣である。
落ち葉が朽ちて土となり、石垣の内側の土は増え、
年々、当家の標高は高くなる一方である。
低い石垣から土が溢れ出る。
溢れた土に草が生える。
草が枯れて朽ちて土となる。
その土に草が生えて朽ちて土となって

一段の石垣は埋もれ、庭から道が土の傾斜になる。
ひどい。

まず草を取ろう。
それから砂利混じりの土を掻き取って、道を平に均そう。
この作業はほんの2年前にもやったような気がする。
2年でまたこんなに溜まるのか、と思うくらい、土が溜まっている。

庭にはヤエムグラやウシハコベが多く生えているが、
道端にはホトケノザとノミノツヅリが多い。

どれも食べようと思えば食べられるらしい。
しかし、食べ心地は良くなさそうだ。
ノミノツヅリは水菜のような食感で、
一瞬、甘みが感じられるが、
その後、草いきれのあのにおいが舌を覆う。
慣れれば好きになるのかもしれないけれど・・・
特に必要に迫られていない。

庭と道端と共通して生えているのが、
ハナニラ。
本年最強キャラクター。ハナニラ。

立鎌で硬い砂利道の地面をザクザク掘って、
ハナニラの球根を拾い出す。
これはヤバい。
庭のハナニラで文句言っている場合ではなかった。
軟らかい土の所でも固い土の所でも、砂利道にでも生えやがる。



道の反対側に、6年ほど前に新しい家々が建った。
新しい住人たちは、あまり草取りをしない。
毎年、道の向い側も私が草取りをして、不満を抱いていた。
今日ふと思った。「今後もずっと私が草取りするのか?」
そりゃおかしい。

作業中、ちょうど一軒の家から奥さんが出て来たので、
そちら側はお願いしますね、と言ってみると、
「ああ!はい!いつもやってるんですが!」という答えだった。
家に入りながら、家の中に子どもがいるのだろう、
「道が草ボーボーだよ!」と話しているのが聞こえてきた。
そう。草ボーボーだよ。

ただ、隣人が「いつもやってる」という気持ちでいることが分かった。
そう。「いつもやって」たって、草はそれを凌駕する勢いでいつも生えているのだよ。

一昨年までは、私も介護ストレスにかまけて、道の草取りを大いに怠ってきた。
だから、隣人に文句も言えなかった。
もう一軒のお向かいさん、こちらには以前、言ったことが有るのだけれど、
それでも草取りしてくれない。ツワモノだ。
わざわざ言いに行くのはイヤだから、会えるといいなあ。
せいぜいこちらがせっせと外の作業をしていれば、会えるだろう。

つまり、まず自分が働くのが大事ってことね。



砂利混じりの土が、石垣の外つまり道の端っこに溜まっているのを、
立鎌で掻き取って、道に広げて、平に均す。
その時に、ハナニラの球根を取り除く。

道に広げた砂利混じりの土は、ゴロゴロかつフワフワだ。
すぐに雨が降り始めると分かっている今朝、この作業をした。

雨降って地固まれ。
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