庭の池に、雨樋からのパイプが繋いである。
屋根の上に降った雨が池に入るようにしてある。
亡父が池とともに作ったシステムである。
40年経つうちに、あちこち詰まったり、地中のパイプが割れたりしていた。
家じゅうの雨樋から繋がるようになっていたが、
遠い部分は機能しなくなっていたので、取り外したり埋めてしまったりした。
今は、2階に降った水は集まるようになっている。はずだ。
晴れの続いたこの10日あまりで、池の水をいくらか汲み出した。
毎日ガッポガッポと作業したが、水位にしてせいぜい17cmくらい下がった程度だ。
しかしこのおかげで雨水の入る口が見えるようになった。
雨の中、見てみると、ちゃんと水が流れ込んでいるのが見られた。
良かった良かった。
修繕した甲斐が有ったようだ。
※
家の前は砂利道だ。
庭との境は、ほんの一段の石垣である。
落ち葉が朽ちて土となり、石垣の内側の土は増え、
年々、当家の標高は高くなる一方である。
低い石垣から土が溢れ出る。
溢れた土に草が生える。
草が枯れて朽ちて土となる。
その土に草が生えて朽ちて土となって
一段の石垣は埋もれ、庭から道が土の傾斜になる。
ひどい。
まず草を取ろう。
それから砂利混じりの土を掻き取って、道を平に均そう。
この作業はほんの2年前にもやったような気がする。
2年でまたこんなに溜まるのか、と思うくらい、土が溜まっている。
庭にはヤエムグラやウシハコベが多く生えているが、
道端にはホトケノザとノミノツヅリが多い。
どれも食べようと思えば食べられるらしい。
しかし、食べ心地は良くなさそうだ。
ノミノツヅリは水菜のような食感で、
一瞬、甘みが感じられるが、
その後、草いきれのあのにおいが舌を覆う。
慣れれば好きになるのかもしれないけれど・・・
特に必要に迫られていない。
庭と道端と共通して生えているのが、
ハナニラ。
本年最強キャラクター。ハナニラ。
立鎌で硬い砂利道の地面をザクザク掘って、
ハナニラの球根を拾い出す。
これはヤバい。
庭のハナニラで文句言っている場合ではなかった。
軟らかい土の所でも固い土の所でも、砂利道にでも生えやがる。
※
道の反対側に、6年ほど前に新しい家々が建った。
新しい住人たちは、あまり草取りをしない。
毎年、道の向い側も私が草取りをして、不満を抱いていた。
今日ふと思った。「今後もずっと私が草取りするのか?」
そりゃおかしい。
作業中、ちょうど一軒の家から奥さんが出て来たので、
そちら側はお願いしますね、と言ってみると、
「ああ!はい!いつもやってるんですが!」という答えだった。
家に入りながら、家の中に子どもがいるのだろう、
「道が草ボーボーだよ!」と話しているのが聞こえてきた。
そう。草ボーボーだよ。
ただ、隣人が「いつもやってる」という気持ちでいることが分かった。
そう。「いつもやって」たって、草はそれを凌駕する勢いでいつも生えているのだよ。
一昨年までは、私も介護ストレスにかまけて、道の草取りを大いに怠ってきた。
だから、隣人に文句も言えなかった。
もう一軒のお向かいさん、こちらには以前、言ったことが有るのだけれど、
それでも草取りしてくれない。ツワモノだ。
わざわざ言いに行くのはイヤだから、会えるといいなあ。
せいぜいこちらがせっせと外の作業をしていれば、会えるだろう。
つまり、まず自分が働くのが大事ってことね。
※
砂利混じりの土が、石垣の外つまり道の端っこに溜まっているのを、
立鎌で掻き取って、道に広げて、平に均す。
その時に、ハナニラの球根を取り除く。
道に広げた砂利混じりの土は、ゴロゴロかつフワフワだ。
すぐに雨が降り始めると分かっている今朝、この作業をした。
雨降って地固まれ。
屋根の上に降った雨が池に入るようにしてある。
亡父が池とともに作ったシステムである。
40年経つうちに、あちこち詰まったり、地中のパイプが割れたりしていた。
家じゅうの雨樋から繋がるようになっていたが、
遠い部分は機能しなくなっていたので、取り外したり埋めてしまったりした。
今は、2階に降った水は集まるようになっている。はずだ。
晴れの続いたこの10日あまりで、池の水をいくらか汲み出した。
毎日ガッポガッポと作業したが、水位にしてせいぜい17cmくらい下がった程度だ。
しかしこのおかげで雨水の入る口が見えるようになった。
雨の中、見てみると、ちゃんと水が流れ込んでいるのが見られた。
良かった良かった。
修繕した甲斐が有ったようだ。
※
家の前は砂利道だ。
庭との境は、ほんの一段の石垣である。
落ち葉が朽ちて土となり、石垣の内側の土は増え、
年々、当家の標高は高くなる一方である。
低い石垣から土が溢れ出る。
溢れた土に草が生える。
草が枯れて朽ちて土となる。
その土に草が生えて朽ちて土となって
一段の石垣は埋もれ、庭から道が土の傾斜になる。
ひどい。
まず草を取ろう。
それから砂利混じりの土を掻き取って、道を平に均そう。
この作業はほんの2年前にもやったような気がする。
2年でまたこんなに溜まるのか、と思うくらい、土が溜まっている。
庭にはヤエムグラやウシハコベが多く生えているが、
道端にはホトケノザとノミノツヅリが多い。
どれも食べようと思えば食べられるらしい。
しかし、食べ心地は良くなさそうだ。
ノミノツヅリは水菜のような食感で、
一瞬、甘みが感じられるが、
その後、草いきれのあのにおいが舌を覆う。
慣れれば好きになるのかもしれないけれど・・・
特に必要に迫られていない。
庭と道端と共通して生えているのが、
ハナニラ。
本年最強キャラクター。ハナニラ。
立鎌で硬い砂利道の地面をザクザク掘って、
ハナニラの球根を拾い出す。
これはヤバい。
庭のハナニラで文句言っている場合ではなかった。
軟らかい土の所でも固い土の所でも、砂利道にでも生えやがる。
※
道の反対側に、6年ほど前に新しい家々が建った。
新しい住人たちは、あまり草取りをしない。
毎年、道の向い側も私が草取りをして、不満を抱いていた。
今日ふと思った。「今後もずっと私が草取りするのか?」
そりゃおかしい。
作業中、ちょうど一軒の家から奥さんが出て来たので、
そちら側はお願いしますね、と言ってみると、
「ああ!はい!いつもやってるんですが!」という答えだった。
家に入りながら、家の中に子どもがいるのだろう、
「道が草ボーボーだよ!」と話しているのが聞こえてきた。
そう。草ボーボーだよ。
ただ、隣人が「いつもやってる」という気持ちでいることが分かった。
そう。「いつもやって」たって、草はそれを凌駕する勢いでいつも生えているのだよ。
一昨年までは、私も介護ストレスにかまけて、道の草取りを大いに怠ってきた。
だから、隣人に文句も言えなかった。
もう一軒のお向かいさん、こちらには以前、言ったことが有るのだけれど、
それでも草取りしてくれない。ツワモノだ。
わざわざ言いに行くのはイヤだから、会えるといいなあ。
せいぜいこちらがせっせと外の作業をしていれば、会えるだろう。
つまり、まず自分が働くのが大事ってことね。
※
砂利混じりの土が、石垣の外つまり道の端っこに溜まっているのを、
立鎌で掻き取って、道に広げて、平に均す。
その時に、ハナニラの球根を取り除く。
道に広げた砂利混じりの土は、ゴロゴロかつフワフワだ。
すぐに雨が降り始めると分かっている今朝、この作業をした。
雨降って地固まれ。
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