犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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さ~て、来襲のモスラさんは?

2012年10月02日 | 日々
小学高学年くらいの時だったか、映画『モスラ』を観に行ったのです。
母と、私よりちょっと年下の母の先生の息子たちと。
いや、それは東映まんがまつりだったかな・・・

ま、とにかく『モスラ』は私にたいへんな感銘を与えたのです。
それから、日々、歌いました。
小美人が歌ったモスラの歌を。
机を太鼓のように打ち鳴らしながら。
そして「わたしたちの卵を、返してください」と懇願する。

歌っているうちに、ああ見えて案外お調子者なお友達が
加わるのは自然な流れ。
そしてしばしば歌っているうちに、私ではなくお友達の方に、
"モスラ"というアダ名が付いた。



そんなモスラと一緒に、東京都現代美術館での
「特撮博物館」へ行ってきましたのだー。
どないだ。
なかなかモスラ本人と行くってチャンスもあるまい。

会場入ってすぐ正面に映画『モスラ』の看板ドーン!
ああ、歓迎されているよあなた。ほらほら
本人(モスラ:42歳:成虫)、苦笑。



おもしろかったこと。

○モスラの幼虫の着ぐるみは最大の物で10m有り、
 9人の人が入って動かしていた。
 蛇踊りのようだのう。

○モスラの幼虫が東京タワーに向かうミニチュアの中に、
 円谷さんが立って振り返っている写真。
 モスラはただの虫で、その生態に従って淡々と行動しているだけ
 であったことを再確認。
 数々の幼虫を飼育したのであらためてモスラを理解する。

○工房での作業の様子。
 ウチの近所には、テレビや舞台のセットなどを作る工房が有る。
 高校生の時に美術の先生が見学に連れて行ってくれたものだ。
 ゴジラの顔の表面のゴツゴツした感じは、ああやって作るのかと納得。

○ウルトラマンのカラータイマーは青く点灯と赤の点滅が有るが、
 シーン毎にセロハンを入れ替えて撮影していた。
 今なら発光ダイオードで済んでしまう・・・。

○戦闘機がたくさん飛ぶシーンも、数だけ釣って撮っている。
 
○美しい入江に戦艦が浮かぶシーンは、撮影所の池にセットを組んで
 撮影している。
 向こうの岬なんか、本物にしか見えない。
 海原は遥かに見えるし。
 でも、書き割りの向こうにスタジオが見える。
 ハケだな。調布かなー、いや、成城か。

○ビルの壊し方にもいろいろある。

○ミニチュアの小学校に、耐震補強工事が施されているのが笑えた。
 (写真)



並ばないと撮れないとこは並ばなかった。
でも、モスラ本人が自衛隊のヘリを掴むところは撮ったぞ。
・・・
これ、ミニチュアじゃなくても撮れる写真だな・・・
あ、折れてる東京タワーは撮れないか。
撮れる状況は願い下げ。
平和と大災害の無からんことを願うばかりです。

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