犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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排他主義を止める

2016年07月28日 | 椰子の実の中
日本の国内でもついにテロが起きてしまった。
自分と異なる者を大切にしない、
ましてや知ろうとしない、
ひいては排除してしまう。

異質のものを知ろうとしない、
おしはかろうともしない、
自分と似た者だということに気付かない。

自分を大切にすることは良いが、
自分だけを大切にするようだとその先が思いやられる。
自分を愛するように他者も愛するのであればいいのだが、
どうも、そううまくいかない場合も多いようだ。

自分が自分をかわいいように、
そこにいる他人も自分のことがかわいい。
誰もかもが自分なのだ。

それを、何かの枠組に入れることで、あてはまらないことにしてしまう。
障碍者だから、外国人だから、性的にフツウじゃないから、
病気だから、低収入だから、学歴が低いから、
などなどの枠組に入るものは、自分と似ていないということにしてしまう。

自分は健康でいたい、豊かに暮らしていたい、
幸せでいたい、生きていたい。
けれど、自分と似ていない者にはそのような権利は認めない。
健康でいなくていい、貧しくていい、不幸だろう、生きる価値も無い、とする。

差別の感覚は排他主義になり、行動に強く表せばそれはテロとなる。



きょうだいや親や家族、友達、ご近所の人、親戚、
レジの店員、駅員、バスの運転手、学校の先生、役所の窓口、ウェイトレス、
街ですれ違う人、電車に乗り合わせた人、
タレント、アイドル、政治家、
同じ県の人、被災地の人、基地のある所に住む人、
隣の国の人、友好国の人、知らない国の人、

近くも遠くも他人だが、みんな自分だ。

声を掛け合いたい。

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