犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

セルフツッコミ

2015年09月11日 | からだ
[あらすじ] 事実と思っていることは、実は自分のフィルターがかかっている。
区別すると、生きやすくなる。


偏った考えにとらわれているから、苦しい。
その考えが、偏っていることをはっきり知り、他の考え方は無いか探すのが
認知療法と言えるか。

自分の考えのゆがみに気付き、他の考えを見つけるために、
認知療法ではシートに書き出す作業をする。
ここに、いくつかの方法がある。
いちいちここで紹介しない。
言葉で説明するより、実際のやり方を見たほうが分かりいいと思うからだ。
(ほんの一例)
http://mental-gifu.jp/archives/1301
http://psychotoolbox.web.fc2.com/CBT/b_s.htm
http://www.eijinkai.or.jp/cbt.html

だいたい、自分の中にある「否定的な考え」、
「その考えが起きた理由となるできごと」、
「そのときの感情」、
「他にできる考え方」、
「そのために具体的にできること」
などを書くようになっている。

認知療法は良かった、これでものの受け取り方がずいぶん変わった、
というようなことを書いているが、
実は私は、マジメにシートを書いたことは無い。
頭の中でやった。

そもそも批判的でひねくれたところがあるので、
自分が思ったことに対して、いちいち反対のことを考えてみるようにしたのだ。
名付けてセルフツッコミ法。

追い詰められていると、「もうダメだ」とか「続ける価値が無い」とか
「生きていてもしかたない」とかいったふうに
「絶対こうだ」という極端な考え方になりがちだ。
だが、そんなに偏った考えでも、いや、そんなに極端だからこそ、ツッコミどころはある。
他人になったつもりで、自分の考えにツッコミを入れる。

こういうことをやっていると、
自分のおちいりやすい否定的な考え方のクセがあることに気付く。
それに気付くと今度は、その考え方に向かって行く途中の段階でも気付くようになる。
そうなってくると、這い上がるには困難な苦しい考えにまで陥る前に、
「おっとっと、この調子で考えると行き詰まる」と、早々に方向転換することが
できるようになる。

肝腎なのは、自分の考え方が正しいわけではない、それが全てではない、
と気付くことだろう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自分フィルター | トップ | 地震速報 無事です。 »

コメントを投稿

からだ」カテゴリの最新記事