[あらすじ] 認知療法は、鬱に良いのはもちろん、生活していく助けになる。
自分を苦しめているのは、できごとそのものではなく、
そのできごとをどう受け止めているかという、自分の考え方である。
同じことを経験しても、悶々と悩む人と、あっけらかーんと流せる人といる。
受け止め方が違うからだ。
この、受け止め方を知るのが、認知療法だ。
高田明和著『認知療法でうつ病が治った』を開いてみる。
かたよった受け止め方には以下のようなパターンがある。
1.白黒どちらか・ゼロか全てかで考える。
大学受験に失敗してしまった。もう自分はダメな人間だ。
2.単純化
他のことをやっても自分はダメだ。
3.否定的なことばかり考える
自分は落伍者だ。
4.肯定的なことは無視する
いいこと無いし。
5.結論を急ぐ
この先もダメだ。
6.拡大化
就職してもダメだろう。
7.感情の理由づけ
こんな自分をダメと思うのは正しい。
8.ねばならない
やるべきことができなかったからダメだ。
ひとつのできごとから、自分の全てを否定してしまう、ゆがんだ考え。
誰かのひとことから、その人の考え全てを決めてしまう、ゆがんだ考え。
ダメな自分は何をしてもダメ、価値が無い。
自己評価も100点か0点。0点の自分には、希望が無い。
こういった評価は、自分のゆがんだ考えが行っていることだ。
事実そのものではない。
そこで、自分が事実と思っているが実はゆがんだ考えが生んでいるものと、
事実そのものを、きちんと整理していくのが認知療法の具体的な作業である。
つづく
自分を苦しめているのは、できごとそのものではなく、
そのできごとをどう受け止めているかという、自分の考え方である。
同じことを経験しても、悶々と悩む人と、あっけらかーんと流せる人といる。
受け止め方が違うからだ。
この、受け止め方を知るのが、認知療法だ。
高田明和著『認知療法でうつ病が治った』を開いてみる。
かたよった受け止め方には以下のようなパターンがある。
1.白黒どちらか・ゼロか全てかで考える。
大学受験に失敗してしまった。もう自分はダメな人間だ。
2.単純化
他のことをやっても自分はダメだ。
3.否定的なことばかり考える
自分は落伍者だ。
4.肯定的なことは無視する
いいこと無いし。
5.結論を急ぐ
この先もダメだ。
6.拡大化
就職してもダメだろう。
7.感情の理由づけ
こんな自分をダメと思うのは正しい。
8.ねばならない
やるべきことができなかったからダメだ。
ひとつのできごとから、自分の全てを否定してしまう、ゆがんだ考え。
誰かのひとことから、その人の考え全てを決めてしまう、ゆがんだ考え。
ダメな自分は何をしてもダメ、価値が無い。
自己評価も100点か0点。0点の自分には、希望が無い。
こういった評価は、自分のゆがんだ考えが行っていることだ。
事実そのものではない。
そこで、自分が事実と思っているが実はゆがんだ考えが生んでいるものと、
事実そのものを、きちんと整理していくのが認知療法の具体的な作業である。
つづく
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