犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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やなりはいやなりよ~

2021年12月08日 | 犬と暮らす
飼い犬ウーゴくん5歳半。ビビり性。
保護団体から引き取って一年ちょっと。

この家にも慣れた、まあ、慣れた。
けれど、気になるものはやっぱり気になる。



朝、起きる時間がまた早まっている。
4時過ぎに起きる。
まだ真っ暗だ。

暗い中、犬の散歩をして不便なのは、
ウンチを拾う時だ。
見えない。
においはするが、見えない。

ライトで照らしても、日の光のもとで見るほどには見えない。
赤外線が見える目だったらなあ。
ほかほかウンチが一目瞭然だったろう。

冬の未明のウンチ拾い用に、
お手軽なサーモグラフィーカメラをお手軽なお値段で販売

してくんないかなー



散歩から帰って、薪ストーブを焚きつける。

紙屑などを着火剤にする。
段ボールはあの構造のおかげで空気が通るからか、
強く燃えて焚き付けに良い。

庭木の剪定枝は、ゴミに出さずにとっておいて、
乾燥したものを焚き付けに使う。
粗朶(そだ:細枝)をガサッと積んだ上に、細目の薪か、古材を載せる。
材木はたいてい軽く燃えやすいので、焚き付けに良い。

着火すると、煙は熱をはらんで、煙突を上へ昇る。
これで、煙突からの排気の流れができる。
この流れができると、ストーブの下部の小さな給気口からも
空気がじゃんじゃん入り、より景気良く燃える。

最初の焚き付けがうまくいかないと、
くすぶってやたらと煙が出るわ、
熱い煙の流れができないわ、という悪循環におちいり、
煙があちこちから洩れる。
洩れた煙で室内がけむいからと言って、
換気扇なんか回しちゃいけない。
すると、余計に空気の流れが煙突に向かわなくなってしまう。

焚き付けは、
燃えやすいもの、強く燃えやすいものを
確実に点火して、一気に温度を上げることが肝だ。



燃える音と空気の流れとで、ストーブの中は
ゴウゴウとうなる。
カーッと輻射熱が広がる。

あ。サーモグラフィーカメラが有ったら楽しいだろうなあ。

こうなると、部屋が温まり始める。
空気を温めるというより、輻射熱で家が温まる感じだ。

冷えていた壁が温まる。
すると、軋む。
あちこちで、
「キッ。」「キッ。」
「キッ。」
と、家が鳴る。

この音を、ビビり犬ウーゴくんが警戒する。


お気の毒様である。

「温度差で家鳴りしてるだけだよ」
と説明したところで、犬畜生には理解できん。
理解できんものは怖いのが畜生のあさましさである。

壁に近いところに在る自分の寝床からソワソワと立ち、
私のそばに寄ってくる犬を
だいじょうぶだよ
となだめるのが冬の朝のおつとめ。
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