犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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すぐやらない

2018年02月10日 | 日々
母84歳の確定申告もひと騒動である。
年金の源泉徴収票など、必ず申告に必要な書類は分かっているのだから、
一箇所にまとめておけば良いと思うのだが、それをしない。
老いてできなくなったのではない。元々していなかったのだ。

考えてみれば、申告はずっと夫にやってもらっていたのだろう。
「書類の整理は得意」とのたまうが、ハタから見ているとそんなことはまったくない。
毎年、見つからない必要書類がある。
再発行を依頼する電話をかけるのは私だ。どうせ私だ。

そんな書類を捜す中、捜していたわけではない書類がひょっこり出現する。
「株は一切持っていない。」とのたまっておったが、
配当金の通知の葉書が出てくる。
しかも5年前の日付である。いやはや。

医療費に関する申請を促す、市役所からの通知が出てくる。
締め切りは半年前である。いやはや。

日中会った知人に、
「ぐったりしていますね。」と言われた。
そんなつもりも無かったが、にじみ出てしまったか。いやはや。

郵便物は全部、私が一旦受け取るように切り替えるべし。
ヘルパーさんにも徹底しないと、郵便受けから母に渡してくれてしまう。
自分でできることは多いが、やりとげない事も多々あるというところ。
どこまで任せて、どこまで手を出すか。



気力の足りない時はある。
私など、ウツウツと過ごした数年間は、確定申告もしていなかった。
どうせ還付申告だから、と取り組まず、年限ギリギリの時にあわててやったものだ。
気力は不十分だわ、何年もほったらかしてやり方を少し忘れているわ、
遅れての提出だから目を付けられるわで、いいこと無かったが。

今すぐ処理できない書類は、未処理のクリアファイルに入れる。
入っていた書類は全て封筒に戻す。
期限を封筒の表に赤のマジックで大書する。
見えないところに片付けない。

これが、気力不足の私の「すぐやらないコツ」である。
明日やれることは今日やらない。って教訓になっているのは、
どこの民族だったっけ。
移住したい。

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