犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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薪ストーブ怖いの犬

2022年12月16日 | 犬と暮らす
[あらすじ] 今年もやっと薪ストーブを出した。

一昨年の十月に保護団体から引き取った、
飼い犬ウーゴくん6歳去勢オス。

なんでも怖がる。
自動車、初めての人、初めての場所、初めての物。
とは言え、2年間ここで暮らすうちに、
車にはすっかり慣れて怖がらなくなり、
初めての人にも撫でてもらいたがって寄って行ったりするようになった。

一方、
家の中では、自分の寝床以外の場所にはほとんど行かない。

見慣れない物は怖い。

線香を焚くと、煙を怖がって逃げる。

ある夜、寝床で本を読もうと思ってライトを点けた。
壁に光と影が映る。
光源をちょっと動かすと、壁の影が動く。
これが怖い。
壁を見て、おどおどと落ち着かない。

スマホを開いた時に、光が壁に映るのも同じように怖がる。

困ったものだ。

なだめてなだめてなだめてやる。



薪ストーブも怖い。
煙突とストーブを室内に設置しただけでも怖い。
薪をくべて点火したらなお怖い。
ストーブの中で何かが爆ぜたらほんと怖い。

怖い物が室内に有ると、ウーゴは部屋を出て玄関の土間に行く。
それで何か解決するかと言うと何も解決しないのだが。

怖がって逃げることを許すためには、部屋のドアを開けておかなければならない。
玄関まで行けるようにしておかなければならない。
いやいや、
我が家の玄関の扉は隙間風がヒドイ。
なんなら西日も少し射し込むくらいの隙間が有る。
冬場は玄関に繋がるドアは閉めておかないと、
いくら薪ストーブを焚いたって部屋は暖まらない。

慣れてくれ、慣れてくれ。
祈るような気持ちになる。



薪ストーブを焚いて、ドアを閉めている。
ウーゴは観念して、自分の寝床に座っている。
さっきまで、ずっと横に着いていてやったが、
いつまでもそうしてもいられない。

落ち着かず、鼻を鳴らしている。
しかし、これをいちいち相手してやっていたら、
私は自分の行動が取れなくなってしまう。
あるいは薪ストーブを諦めなければならなくなる。

ここは厳しいけれど、無視。

10分もしたら、鳴き止んだ。

また鳴くかもしれない。
けれど、
薪ストーブの中で少々何かが爆ぜたって、
ちょっとビックリはするけれど、
自分の身に何の危険も無い、ということを分かってもらうしか無い。
私がそばにいなくても大丈夫だ、と経験してもらうしか無い。

大丈夫だよ~
と、内心で優しい声をかけながら、
無視して自分の作業をする。
こっちもけっこうツライよ。
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