犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

私が丹下段平になるまで

2021年11月12日 | なりもの

久々にトロンボーン吹き語りを録ったよ。
https://youtu.be/CiMgrQ1wgtU



バリカンで両側から刈り上げてモヒカンにして
その後、全頭を剃った。

その経過をSNSにアップする度に、コメントにスタンプを付けてくれる友人B。
それは毎回同じスタンプだった。

丹下段平が「ジョオぉおお!」と叫んでいる絵だ。
強烈な一撃を食らってダウンでもした時だろうか。
視線がちょっと上向きなのは、リングを見上げているからだろう。

驚きを表現しているのだろうか。



しかし、何度もそのスタンプを見るうちに、
呼ばれているような気持ちになってきた。
気付けば、丹下段平と同じヘアスタイルになっていることに気付いた。
なれるじゃん。なりきれるじゃん。



ちょっと伸縮性の有る黒い紐が有る。あれがちょうどいい。
厚紙を切って、黒く塗って、紐に取り付ける。
眼帯。

二十代の頃に買ったテーラードジャケットに、虫喰いができてしまった。
目立たない所ならともかく、襟に穴が。
でも捨てずにとっておいてある。あれがちょうどいい。

ダボシャツは無いけれど、丸首にボタンのヨレヨレを持っている。あれがちょうどいい。
腹巻は無いけれど、母のだぼだぼのズボンの腹の部分をちょん切ればちょうどいい。
地下足袋は持っている。
ゲートルは無いけれど、母の何かの帯、黒と紺のが有る。あれでうまくいきそうだ。



モヒカンの毛を切り落とした自分の毛が有る。
絆創膏の背面にボンドを盛って、そこにその毛を並べる。

乾いたら、いい形にカットする。
これで段平の髭ができあがり。

顔の傷は黒い線で描いちゃえ。
油性マジックで描く。
肌になんか描くなら、水性ペンよりも油性ペンのほうがきれいに消せる。
アルコールで拭けば良い。



どうせならこれで吹き語りしよう。
主題歌を聴き直した。

つづく

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