犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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都の難病医療助成

2013年07月30日 | 日々
難病とは・・・
難病情報センターの説明によれば、こうだ。

★「難病」は、医学的に明確に定義された病気の名称ではありません。いわゆる「不治の病」に対して社会通念として用いられてきた言葉です。そのため、難病であるか否かは、その時代の医療水準や社会事情によって変化します。
例えば、かつて日本人の生活が貧しかった時代には、赤痢、コレラ、結核などの感染症は「不治の病」でした。その当時は有効な治療法もなく、多くの人 命が奪われたという点で、これらの疾病はまぎれもなく難病でした。しかし、その後日本人の生活が豊かになり、公衆衛生の向上、医学の進歩および保健・医療 の充実と共に、これらの感染症は、治療法が確立され不治の病ではなくなりました。しかし、治療がむずかしく、慢性の経過をたどる疾病もいまだ存在し、この ような疾病を難病と呼んでいます。★

ううむ、長い。
つまり、現代の医学で原因や病態が解明されておらず、完治に至る治療法が確立されていない病気、
といったところだろうかね。

有体に言やあ、
多少良くなることは有っても治りはしないし、ともすると悪化し続けたりするから、
死ぬまで病院の世話にならなきゃなんない病気。

要するに、
医療費がかさむ。

そこで、都には難病と指定された病気の人には収入に応じて医療費が助成される。
その申請は、8月はじめ。

老母はパーキンソン病だ。
今、症状はごく軽いものだ。
字も書けるし、一人で外出もできる。

しかし、手続きなどのややこしい事になると、頭がついていかない。
わけがわからなくなってしまう。

それでも、なにやら心の動きが有ったらしく、「自分で申請に行く」
と言いはじめた。
今までは、書類を揃えて役所の窓口に提出するところまで、私がやっていた。
俄然、本人やる気を出した。

「念のためチェックして」と言われて、申請書を見ると、
よく書けている。
のだが。
複写式と気付かなかったのだね。
申請書の上で買い物メモを書いたらしく、
2枚目以降にくっきりと単3電池だの食パンだのサラダ油だの乾麺だのと
青く転写されている。
ほぼ、らくがきだらけ、と言って良い状態。

それから、かかりつけの医師に書いてもらう調査票が有る。
名前や生年月日や保険種別などは自分で書き込むが、あとの欄は
先生に書いてもらう。
のに、書き進んでいる。
と言っても、すぐに難しくなって止まってはいる。

でも最初の選択式の設問なら○を付けるだけだ。

[生活状況][日常生活]1.正常 2.やや不自由であるが独力で可能 3.制限があり部分介助 4.全面介助

2.に○が付いている。
ふむふむ。やや不自由だけど自分でできる、と思ってるのね。

おいおい。

いつものクリニックの窓口のおねえさんに、見せる。
「自分で書いちゃったんだー。よくいるのよ、だから、予備の用紙を置いてるの。」
あるよねー。

その後、私の運転で市役所へ行き、座ったままで良い席に案内してもらって住民票を申請し、
次の窓口へ移動し、無事に提出。
その間、私はあっちの職員やこっちの職員にあれこれ説明しに駆け回る。
「独力」じゃないよねぇ。

でも、ひと仕事終えて本人はご満悦。
おつかれさまでした。

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