犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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落雷電柱

2022年09月28日 | 日々
[あらすじ] 近所の電柱に落雷して、通り沿いの約330軒が1時間ほど停電した。

ご近所さんの家の前の電柱だった。

その家のご主人は80歳くらいだ。
お互いの散歩中によく会うので、親しく挨拶を交わす。

その家の娘さんは60歳手前くらいで、その隣に住んでいる。
この方も、お互いの散歩中によく会うので、親しく挨拶を交わす。
我が犬ウーゴくんを撫でてもらったりする。
Nさんとしよう。

Nさんはその日、娘さんを車で迎えに行き、
一緒にご実家に行っていた。
落雷はその時だった。



強烈な音と同時に、全員、体に「ピリッ」と痛みが走った。

窓のほうを向いていた人は、外に火花を見たそうだ。
そして、焦げ臭いにおいがしてきたという。

Nさんはどうしようもなくて、テーブルの下に隠れたとか。
飼っているトイプードルは心臓ドキドキがすごくて、
ずっと抱いていたという。

電力会社に電話して呼んだのだが、
住所からではこの位置がなかなか特定できなかったようで、
到着に時間がかかったそうだ。
古い農家で敷地が広いから、反対側の道へ行ってしまったのだろう。

電話で知らせた時に、電柱に振ってある番号を教えてくれと言われたが、
まだ外に出て電柱に近付いてみる気がしない。
そりゃそうだ。

よく考えると、近くの別の電柱の札を読むという手も有るが、
その時はそんなに落ち着いていない。
それに、もういっちょ雷が落ちないとも限らない。

やっと電力会社が来た頃には雷雲は去っていた。



電柱に電線を繋ぐ部分を絶縁するために、碍子(がいし)という陶器の部品が使われている。
それが割れて落ちて路上に散らばっていた。
陶器の表面はガラス質だし、踏んだら危ないので、掃除したそうだ。
電力会社の人たちは、電柱の上の問題そのものでてんやわんやで手が回らないので、
Nさんたちが掃除したそうである。



「ピリッ」と痛みが走った、というのが怖い。
また、車で帰って来るタイミングがもう少し遅かったらどうなっていたか。

Nさんは何度も語っていた。
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