犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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腱鞘炎とわたくし

2010年09月30日 | からだ
10年ほど前に、腱鞘炎になった。

利き手である右手の手首の、親指側を伸ばすと激痛がある。
親指を握り込んでグーにすることなどできない。

ばかりか、少しどこかに触れるだけでも、ものすごい痛みが走る。


外科に行ったら、痛み止めの注射と、湿布と、包帯。
そして、「なるべく使わないように」と言われる。

よく使う箇所だからこそ、故障もしたんだろう。。
当時私は水道のメーター検針員をしていた。
一軒一軒回って、地べたにあるメーターボックスの蓋を、
60cmくらいの棒で引っ掛けて開ける。
これを一日に300件くらい。

そして、好きな沖縄三線の練習を、その頃ちょうど毎日していた。
しかし、使い過ぎは原因そのものじゃないんだろう。

「風邪引きました?風邪の後になることも多いんですよ」
へぇ~。確かに、風邪引きました!

利き手である右手が使えないということは、
ものすごく生活に支障がある。
麺類は箸に重くて痛い。
歯磨きもできない。
用便の後、紙で拭くのも痛い。
パンツ履くのも痛い。
洗髪も痛い。
ボタンかけるのも痛い。

いろいろなことができないということは、
ものすごく気持ちを沈ませる。
腱鞘炎というと、手や指の病気、と思うが、
実際はうつ状態も招き得るものだ。


この、腱鞘炎の治癒が、私が治療家を志す大きなきっかけである。

 つーづーくー

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