アメリカ文学の翻訳などをしていた亡父の蔵書と
万葉集をはじめ奄美琉球方言などの研究をしていた老母の蔵書を
整理している。
私はまるで読む気にならない、洋書の数々。
私猫にはまったく小判の、専門書の数々。
万葉集の注釈書などは一組で十何巻というのが、
何種類も有る。
※
ある時、本を蔵していた2階の部屋の、
壁と床の間に1cmほど隙間ができているのに気付いた。
本の重みで2階が落っこち始めていたのである。マジか!?
この後、庭の下に地下室を作った。
20畳以上ありそうなその地下室は、あっという間に書架で埋まった。
その後、十年二十年と年を重ねるうちに、
書架の間の通路にも、本が積み重なるようになった。
※
これは我が家の蔵書の一部分の話なんである。
この他に、もう一回り小さい地下室を作ってそこも本で一杯だったし、
そもそも一階の部屋も壁面はほぼ本棚ばかりだ。
※
その蔵書を、処分する。
古書店に来てもらう。
にしても。
地下室のスペースと通路には、
私の楽器もたくさん置いてある。
楽器をまず端に寄せる。
寄りきらない。
これまた大量に有る。
※
物を一つ移動させてはカビた床を掃除し、一歩進む。
その奥の物を整理して、床掃除、一歩前進。この繰り返し。
4つ有る通路のうち、今、3つまでほぼ掃除し終わった。
という時点で、私の身体がギブアップ。
今朝未明午前2時、目が覚めたら咽喉が痛かった。
風邪を引いたか。
我が犬ウーゴくんが薪ストーブの爆ぜる音を怖がって、
暖房が不充分になっている。
加えて、空気の澱んだ地下室での、過去に向き合う作業作業作業。
わたしまけましたわ
※
今日は、怖がる我が犬ウーゴくんには申し訳ないが、
景気良くストーブを焚いた。
私は積極的に布団に横になった。
疲れているのだろう、よく眠れる。
私がそばにいれば、ウーゴもなんとか耐えてくれている。
※
寝る前にひと作業。
今日は紙資源ごみの日だから。
亡父は小説作品を読む時に、必ずメモを取った。
本に挟まっているメモを抜き取る作業。
現代アメリカの作家なら、ノートを取っていた。
A5判の大学ノートを好んで使っていた。
こういう几帳面さは、助かる。
ひとまとめに捨てやすいから。
※
他にも、「開封無用」と書いた段ボール箱がたくさん積んである。
母が自分宛に送ったもののようで、
無用の開封をしてみると、ファイルがたくさん詰まっている。
おそらく、大学を退任する際に、研究室に置いていた物を
自宅宛に送ったのだろう。
開封無用の物を保管しておく意味ってなんだろう?
答え。
湿気を吸わせて湿気を蓄えるため。
※
ウイルスの増殖により咽喉の炎症が進むのは、
無意識の嚥下作用が止まる睡眠中である。
だから、朝起きるとのどが痛い、ということになる。
これを抑えると、風邪を引き始めなくて済むことが多い。
枕元に飲み物を用意し、夜中に目を覚ましたらゴクリと飲む。
これで、けっこう咽喉を洗うことができる。
なんなら夜更けにアラームをかけておいても良いかもしれない。
私の場合、夜更けに目を覚まして飲む、という意識をして就寝すれば、
夜更けに目が覚める。
なんとか風邪をかわして乗り越えて、
古本屋を迎えて本を送り出し、
連日の忘年会へ突入したい。
万葉集をはじめ奄美琉球方言などの研究をしていた老母の蔵書を
整理している。
私はまるで読む気にならない、洋書の数々。
私猫にはまったく小判の、専門書の数々。
万葉集の注釈書などは一組で十何巻というのが、
何種類も有る。
※
ある時、本を蔵していた2階の部屋の、
壁と床の間に1cmほど隙間ができているのに気付いた。
本の重みで2階が落っこち始めていたのである。マジか!?
この後、庭の下に地下室を作った。
20畳以上ありそうなその地下室は、あっという間に書架で埋まった。
その後、十年二十年と年を重ねるうちに、
書架の間の通路にも、本が積み重なるようになった。
※
これは我が家の蔵書の一部分の話なんである。
この他に、もう一回り小さい地下室を作ってそこも本で一杯だったし、
そもそも一階の部屋も壁面はほぼ本棚ばかりだ。
※
その蔵書を、処分する。
古書店に来てもらう。
にしても。
地下室のスペースと通路には、
私の楽器もたくさん置いてある。
楽器をまず端に寄せる。
寄りきらない。
これまた大量に有る。
※
物を一つ移動させてはカビた床を掃除し、一歩進む。
その奥の物を整理して、床掃除、一歩前進。この繰り返し。
4つ有る通路のうち、今、3つまでほぼ掃除し終わった。
という時点で、私の身体がギブアップ。
今朝未明午前2時、目が覚めたら咽喉が痛かった。
風邪を引いたか。
我が犬ウーゴくんが薪ストーブの爆ぜる音を怖がって、
暖房が不充分になっている。
加えて、空気の澱んだ地下室での、過去に向き合う作業作業作業。
わたしまけましたわ
※
今日は、怖がる我が犬ウーゴくんには申し訳ないが、
景気良くストーブを焚いた。
私は積極的に布団に横になった。
疲れているのだろう、よく眠れる。
私がそばにいれば、ウーゴもなんとか耐えてくれている。
※
寝る前にひと作業。
今日は紙資源ごみの日だから。
亡父は小説作品を読む時に、必ずメモを取った。
本に挟まっているメモを抜き取る作業。
現代アメリカの作家なら、ノートを取っていた。
A5判の大学ノートを好んで使っていた。
こういう几帳面さは、助かる。
ひとまとめに捨てやすいから。
※
他にも、「開封無用」と書いた段ボール箱がたくさん積んである。
母が自分宛に送ったもののようで、
無用の開封をしてみると、ファイルがたくさん詰まっている。
おそらく、大学を退任する際に、研究室に置いていた物を
自宅宛に送ったのだろう。
開封無用の物を保管しておく意味ってなんだろう?
答え。
湿気を吸わせて湿気を蓄えるため。
※
ウイルスの増殖により咽喉の炎症が進むのは、
無意識の嚥下作用が止まる睡眠中である。
だから、朝起きるとのどが痛い、ということになる。
これを抑えると、風邪を引き始めなくて済むことが多い。
枕元に飲み物を用意し、夜中に目を覚ましたらゴクリと飲む。
これで、けっこう咽喉を洗うことができる。
なんなら夜更けにアラームをかけておいても良いかもしれない。
私の場合、夜更けに目を覚まして飲む、という意識をして就寝すれば、
夜更けに目が覚める。
なんとか風邪をかわして乗り越えて、
古本屋を迎えて本を送り出し、
連日の忘年会へ突入したい。
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