犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

JAZZ in 府中行ってきた

2015年10月14日 | なりもの
芸術の秋なのか、文化祭の秋なのか、あちこちの自治体で音楽祭が催されている。
府中市では音楽祭の中のひとつとして、JAZZ祭が行われた。
他でも、小金井ジャズフェスティバルや、横浜ジャズ・プロムナードなんか有名なのかな。

ジャズなんてもとは「ごちゃごちゃ」くらいの意味なので、現状もごちゃごちゃと
様々なタイプのグループが参加している。
JAZZ in 府中は20以上の会場で、なんと参加グループ数は120と言う。
パンフレットに自己紹介があり、最初にジャンルが書いてある。
ビッグバンド、スイング、ボサ・ノバ、サルサ、ラテン、ファンク、
R&B、ジャズファンク、HipHop、ゴスペル、ブルース、フュージョン、
デキシーランドジャズ、モダンジャズ、トラッドジャズ、ロカビリー・・・
どれも、ジャズ祭に参加してオカシイってことはない。

しかし、実際に聴いてみると、こりゃブルースかいな??とか
ファンクバンドがなぜサルサをやっとんのじゃ??とか
こりゃソウルというより歌謡曲だべ??などというものも多い。
ジャンルとは有って無いようなものとも言える。
趣味で自分の楽しみとしてやっているバンドなら、何やったってかまわないしね。
メンバーが参加費を払って観覧無料でやっているのだから、なんでもアリだ。

なんでもアリと言ったって、誰でも聴きに来られるお祭での演奏だ。
自信も無くちゃ出演できない。そこそこ上手な方々が演奏している。
町のあちこちにステージが作られ、楽器を持った人がウヨウヨ歩き回り、
どこからか絶えず音が聞こえ、
セカンド・ラインが賑々しく歩いてきたりした日には、
なんだか「府中ってジャズが盛ん」という気にさせられる。

DJに合わせてベース・ギター・パーカッションが演奏し、
何人かのサックスがかわるがわるアドリブでソロを取っていく、
なんていうスタイルのものを
ショッピング・センターの前でやっていて、老若男女がじっと聴いている。

こんな人たちがこんな音楽を見るの、初めてだろうな。
未知との遭遇。
文化だなあ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 抑うつあるある からだ篇の咬合 | トップ | 秋は冬を迎えるための季節 »

コメントを投稿

なりもの」カテゴリの最新記事