犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

作法やマナーの意味

2013年10月23日 | からだ
[あらすじ] 動作が投げやりだと、周囲の人に不快感を与える。
動きをコントロールするのは無意識の運動神経:錐体外路系だ。


何かの動きをするだけなら、どうにもできるが、
それを丁寧に、きれいに、美しく、感じ良く、
あるいは狙ったところにちょうど良くする、となると錐体外路系が大いに活躍する。

ドアを静かに閉める
足音をしのばせて歩く
グラスを音を立てずに置く
自動改札にタッチする
アパートの階段を静かに昇降する
などなど…

マナーと呼ばれることは、動きのコントロールであることがわかる。
感じの良さは、無意識の運動神経が生んでいる。
走るのが速いとか、ジャンプ力があるとか、泳ぎが上手とか、
鉄棒や平均台が上手とか、サッカーやバスケットボールでかっこいいプレイをするとか、
そういうのを「運動神経が良い」と言う。

けれど私は、上に書いたような身のこなし、立ち居振る舞いがきれいなことを
「(無意識の)運動神経が良い」と言いたい。

日本では作法やしつけと言って、子どもの頃からしっかり教えられる。
ものだった。と、過去のものになってしまっているのかな?
社会の中で感じ良く生きることは、しっかりした身体を作ることと
深くつながっているのだ。

つづく

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 錐体外路系とマナー | トップ | 日常生活できれいに動くこと... »

コメントを投稿

からだ」カテゴリの最新記事