犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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犬の誕生日

2012年07月25日 | 犬と暮らす
今日はウチの飼い犬、カバサとジーロの誕生日。
メスとオスのきょうだい。7匹生まれたうちの2匹だ。

しゃあない、牛の爪でも与えるか。おめでとう。


2匹を連れて散歩していると、犬種が何か聞かれることがよくある。
ちょいとご紹介しようかしら。

ツヴィリンクス・アウスゲゼッツター・シェーキッガー・ヘッツフント
という、見るからにドイツ系の犬なのだ。
ドイツ人は犬の種類も見たままにきっちり表現するのだろうか。
しかしあまりに長ったらしいので、私はいつも頭文字をつないで読んでいる。

垂れ耳に伸びた尻尾、白地の部分には細かい斑が出ているので、
いかにも猟犬らしい。
きっと真っ黒の森でウサギとかなんとかを追っかけていたのだろう。


平岩米吉さんという、日本の動物学者がいる。
野生動物や家畜よりも、ペットである犬の研究は遅れている。
その中でも、犬の研究を早くに手がけた人だ。
大の犬好きであり、犬が大好き。ああ紛らわしい。
愛犬王の異名を取り、のべ60匹以上も飼っていたそうだ。

犬は群れで行動する。
群れにはボスがいる。
その先生の著書によれば、ボスの決め方には、何項目かのルールがある。

ウチでは、11kgのメスのカバサが優位。
15kgのオスのジーロは少し臆病。
しかし、平岩先生の書くところによると、
ボスを決める最優先事項は、「オス」であること。
群れにオスとメスがいるなら、メスはボスにならないのだ。

普通は。

ウチはどうなってんだろう。
ジーロ君はいつもカバサの様子を伺っている。
どこにいて何をしているのか、近寄らない方がいいのか、
馳せ参じて一緒に吠えるべきなのか。などなど。
だって、寝ている横を通っただけでどやされたりするんだもの。

しかし、昨日ちょっと珍しいできごとを母が目撃した。

母が朝食の目玉焼きを置いたまま食卓を離れた。
スキありと見たカバサが、いつものように食卓に伸び上がって
目玉焼きを狙って鼻を突き出したところ、
ジーロが鋭く吠えたのだ。
カバサがビビって下りるほどの厳しさだったそうだ。

なんと。
このきょうだい、実はジーロがそっとリードしているのかもしれない。

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