犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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憎し痒し

2013年06月20日 | イキモノタチ
尻の、ちょうど坐骨結節の辺り、つまり座ると支点になる骨のグリグリ辺りが
痒いので、掻こうと手を伸ばすと、何かプツッとなっている。
この時期だから、腫れ物でもできたのかいな、と掻いてみると
ポロっと取れる。
パッと手を見て、小さな丸い瘡蓋かと思った。
瘡蓋ができていたなら、やっぱり腫れ物ができていたのか、と思ったが、
よく見るとマダニだった。

まだ体長2mmばかりのマダニだ。

すぐに潰した。
そして、動物病院へ行って「フロントライン」というノミダニ用の薬を
買い、飼い犬2匹の首っ玉に垂らした。

マダニを初めて見たのは、前に長毛の犬を飼っていた時だ。
山に登った後も、自分に付いていることが幾度か有った。
しかしこんなに痒いのは初めてだ。
尻が痒い!

マダニは今回のように、掻いて取れるくらいなら取れば良い。
連中は、肌に食い付くと、何やらセメントみたいな物質を出してしっかり固定する。
こうなると取れにくく、取れたとしてもマダニの口がモゲて肌の中に残ってしまう。
前に飼っていた犬も、まぶたに付いたダニを取ってやったら
口器が残ってしまったようで、目頭に肉腫のような物(いぼ)ができて
ずっとそのままになってしまった。

軽く払って取れない時は諦めて、満腹して自ら落ちるのを待て。
と言われても、気持ち悪くて取りたくなるのが人情ってもんでしょ・・・。
そう、初めて見た時のマダニは既に繁殖サイズ、1cm近くぷっくり膨れた体で、
愛犬のわきの下にのめり込んでいた。
最初、ほくろのような色の疣ができたのかと思ったものだが、
細く短い不格好な8本の足がうごめいているのに気付いて、疣ではないと分かった。
頭は肌に食い込ませて血を吸いながら、足はウニャウニャもがいているのだ。
こんなもんがポロリと取れるまで数日、なんて待てない。

とこう書いている間にも、尻が痒い。
ほんとにこの手の人たちに言いたいのは、百歩譲って血ぃ吸っていいから
痒くするな!


今回の反省。
×まず、取ったダニを虫眼鏡で見たら良かった。口がモゲてないかどうかチェックしたかった。
×それに、マクロ写真を撮ったら良かった。最高のモデルだった。憎さが勝った。

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