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ずっとずっと欲しかった物をついに買った。
ここ一年くらい、オークションサイトやフリマサイトで探していた。
メルカリに出て、適当な値段が付いていたので、購入した。
電動糸ノコ盤である。
うれしい。
中学高校の時は学校の美術室に有った。
卒業してからずっと欲しかった。
別に頻繁に使う物ではない。
無ければ無いで、諦めがつく。
しかし、持っていれば使う。
持っていれば、糸ノコ盤を使って作る物のアイディアを
諦めずに作ることができる。
※
電動糸ノコ盤を買うのは高価だし、
価格に見合うほど使うかどうか分からない。
だから、20代の半ば、糸ノコを買った。
コの字の下に柄が付いていて、コの字の隙間に刃を取り付ける。
螺旋状の刃を付ければ、曲線でどの方向にも切り進むことができる。
ただ、これで厚みの有る板を切るのはとてもたいへんだ。
20代半ばの体力をもってしてもたいへんだった。
20代半ばの根気はむしろ足りなかった。
電動工具への憧れは高まるばかりであった。
※
着払いの段ボールが届いた。
でかい。
このために買った段ボール箱のようだ。
ホームセンターのブランド名が印刷されている。
蓋を開けてみると、機械は厚手のポリ袋にくるまれて、
箱の対角線に入れてある。
隙間は段ボールで埋めてある。
段ボールを、機械の高さに合わせた幅に切り、丸めてある。
こうすると段ボールはけっこう頑丈な柱になるのだ。
それが、多数詰めてある。
丁寧だ。
一つ一つ取り出して、ガムテープを剥がして、
丸めてあるのを伸ばして、分別してゆく。
丁寧に梱包してあるので、こちらも丁寧に開梱していった。
※
詰め物を取り出し終わったら、機械を持ち上げて出した。
出してみると、段ボール箱の底には更に何枚かの段ボールを敷いて貼り合わせ、
頑丈にしてあることが分かった。
そりゃあ、この重さの物を段ボール一枚の箱に入れたら
箱はすぐに抜けてしまうだろう。
且つ、
入れた位置から機械がずれて暴れないように、
二枚重ねた底の段ボールが、機械の底面の形ぴったりにくり抜いてあるではないか。
(写真)
もちろんこれでは段ボール自体は弱くなるので、底面強化のための段ボールは
更にこの下に重ねてある。
丁寧だ。
とても丁寧な梱包だ。
これは、たいへんだったことだろう。
※
付属品の袋は封が切ってない。
それに、買い足したらしい替刃も、10本入りが2種類有る。
ありがたい。
取り扱い説明書は、どうやら自分でプリントアウトしてくれたようだ。
片面印刷の紙をホチキスでとめてある。
丁寧だ。
私なんぞ、トリセツは紛失しやすいので、
メーカーサイトからPDFをダウンロードして閲覧することが多い。
購入者にそうさせるんでもいいのに、
丁寧だ。
※
「無事に届きました。
とても丁寧な梱包で、ありがとうございました。」
とかなんとか書いて、良い評価を送信した。
※
翌週。
やはり、道具が有るとアイディアが出る。
こんなこともできる。というふうに思い付く。
早速使おう。
ただ、付いていた刃は、ピンエンド型だった。
私はくり抜きの作業がしたいので、ピンの無い通常型の刃が必要だ。
近所のホームセンターへ行って、買ってきた。
専用のものでない刃を取り付ける際には、
長さを機会に合わせて少し切らなければならない。
まあ、ペンチでポキポキやりゃあいいので、なんのことはない。
板にドリルで穴をあけ、
穴に刃を通し、
その刃を糸ノコ盤に取り付ける。
よし。
※
さて切ろうと思ったが、
何かおかしい。
手元の何かが違う。
つづく
ここ一年くらい、オークションサイトやフリマサイトで探していた。
メルカリに出て、適当な値段が付いていたので、購入した。
電動糸ノコ盤である。
うれしい。
中学高校の時は学校の美術室に有った。
卒業してからずっと欲しかった。
別に頻繁に使う物ではない。
無ければ無いで、諦めがつく。
しかし、持っていれば使う。
持っていれば、糸ノコ盤を使って作る物のアイディアを
諦めずに作ることができる。
※
電動糸ノコ盤を買うのは高価だし、
価格に見合うほど使うかどうか分からない。
だから、20代の半ば、糸ノコを買った。
コの字の下に柄が付いていて、コの字の隙間に刃を取り付ける。
螺旋状の刃を付ければ、曲線でどの方向にも切り進むことができる。
ただ、これで厚みの有る板を切るのはとてもたいへんだ。
20代半ばの体力をもってしてもたいへんだった。
20代半ばの根気はむしろ足りなかった。
電動工具への憧れは高まるばかりであった。
※
着払いの段ボールが届いた。
でかい。
このために買った段ボール箱のようだ。
ホームセンターのブランド名が印刷されている。
蓋を開けてみると、機械は厚手のポリ袋にくるまれて、
箱の対角線に入れてある。
隙間は段ボールで埋めてある。
段ボールを、機械の高さに合わせた幅に切り、丸めてある。
こうすると段ボールはけっこう頑丈な柱になるのだ。
それが、多数詰めてある。
丁寧だ。
一つ一つ取り出して、ガムテープを剥がして、
丸めてあるのを伸ばして、分別してゆく。
丁寧に梱包してあるので、こちらも丁寧に開梱していった。
※
詰め物を取り出し終わったら、機械を持ち上げて出した。
出してみると、段ボール箱の底には更に何枚かの段ボールを敷いて貼り合わせ、
頑丈にしてあることが分かった。
そりゃあ、この重さの物を段ボール一枚の箱に入れたら
箱はすぐに抜けてしまうだろう。
且つ、
入れた位置から機械がずれて暴れないように、
二枚重ねた底の段ボールが、機械の底面の形ぴったりにくり抜いてあるではないか。
(写真)
もちろんこれでは段ボール自体は弱くなるので、底面強化のための段ボールは
更にこの下に重ねてある。
丁寧だ。
とても丁寧な梱包だ。
これは、たいへんだったことだろう。
※
付属品の袋は封が切ってない。
それに、買い足したらしい替刃も、10本入りが2種類有る。
ありがたい。
取り扱い説明書は、どうやら自分でプリントアウトしてくれたようだ。
片面印刷の紙をホチキスでとめてある。
丁寧だ。
私なんぞ、トリセツは紛失しやすいので、
メーカーサイトからPDFをダウンロードして閲覧することが多い。
購入者にそうさせるんでもいいのに、
丁寧だ。
※
「無事に届きました。
とても丁寧な梱包で、ありがとうございました。」
とかなんとか書いて、良い評価を送信した。
※
翌週。
やはり、道具が有るとアイディアが出る。
こんなこともできる。というふうに思い付く。
早速使おう。
ただ、付いていた刃は、ピンエンド型だった。
私はくり抜きの作業がしたいので、ピンの無い通常型の刃が必要だ。
近所のホームセンターへ行って、買ってきた。
専用のものでない刃を取り付ける際には、
長さを機会に合わせて少し切らなければならない。
まあ、ペンチでポキポキやりゃあいいので、なんのことはない。
板にドリルで穴をあけ、
穴に刃を通し、
その刃を糸ノコ盤に取り付ける。
よし。
※
さて切ろうと思ったが、
何かおかしい。
手元の何かが違う。
つづく
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