[あらすじ] 母88歳要介護5パーキンソン病ヤールⅣ認知症状少々。
一年あまり前に特別養護老人ホームに入居した。
2ヶ月に一度、大学病院を受診するために私が車で連れて行っている。
[あらすじ] ずれたり割れたりした玄関前の御影石を自力で動かしている。
60×90×10㎝、二才サイズなので、推定120㎏超。
梃子の原理様様。
私は15年ほど前から十年間、腰痛に悩まされた。
二十代の頃から、時に強く、普段はそうでもなく、
腰痛というものはつきまとっていた。
屈んでの作業を続けるのは辛かった。
それが、15年前のある時からグッと悪化した。
波は有るのだが、強い時期には仰向けに寝られないくらいだった。
しかし、5年前に『サーノ博士のヒーリング・バックペイン: 腰痛・肩こりの原因と治療』
という本を読み、治った。
ダメ押しでもう一冊、『心はなぜ腰痛を選ぶのか―サーノ博士の心身症治療プログラム 』
を読み終わってしばらくしたら、もうケロリと痛みは消え去っていた。
これは有難い。
十代の頃からずっと有った肩こりも、全く感じなくなった。
筋肉にこわばりが有ったとしても、つらい肩こりという感覚にはならない。
※
庭仕事などで厳しく身体を使っても、腰痛にはならない。
屈み続けてもなんともない。
翌日、痛みが出たとしても、それは腰痛ではなく筋肉痛であり、一時的なものだ。
もう、怖くない。
※
10日ほど前が、大学病院の受診の日であった。
久しぶりに老母を介助して、病院に行く。
駐車場で車椅子に移乗させて、受付に行って、血液検査を受けて、
トイレに行って介助して、神経内科に行って受付して待って、
診察を受けて先生と話して、会計に並んで、待って、支払って、
駐車場に移動して、払って、車椅子から移乗させて
一年前までは同居していて月に1回の通院だったが、
特養に入居したし、新型コロナウイルス流行も有り、2ヶ月に1回に変えた。
おかげで私の負担は減った。
しかし、間隔が開くと、感覚を忘れる。
介助のコツなんかどんどん忘れる。
すると、非常に疲れる。
慣れないことをする、からだ。
そして、影響が残る。
※
翌日から、思い出したように肩がこる。
何年ぶりかの肩こりは、つらい。
肩こりってこんなにつらいものだったか。
よくまあ以前はずーっとやっていたものだ。
こんなこと、やめたほうがいい。
サーノ博士の仮説を思い出し、復習する。
肩背の痛みは、心の奥深くの問題から目を逸らせようとする
脳みその陽動作戦だ。
身体の痛みという分かりやすくつらい当座の課題を与えて、
問題を潜在化させようとしているのだ。
痛みは脳が作り出したものだ。
つくりものなんだ。
肩こりも腰痛もつくりものだ。
※
2,3日せっせと復習していたら、
肩こりも腰痛も去っていった。
実体の無い痛みだったことがよく分かる。
※
だから。
二才の重みの御影石を、梃子でも動かしてやる。
当初の計画を変更して、二才サイズの石を40cmほどずらすことにした。
4枚ずらすことになる。
不適な計画だなあ。
この家を建てて引っ越して来た時、
石を配置した時は、業者さんの手を借りたのだろうか。
亡父はその時50歳だった。
私は今52歳だ。
やったろうじゃん。
でも身長1.5倍になったら作業が楽だろうなあ、と思いながらやる。
石の脇の地面にスコップを差して、そのスコップの柄を押す。
あっと、スコップじゃない、シャベルですな。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/5fb2748c23478eed86a8e1d14ec6b335
深く差すために足でグイグイ踏み込む、返しが付いているほうの、でかいシャベル。
この1回で、3cmくらい動く。
こっちの端を動かしたら次は反対側の端を、という具合に交互に押してゆく。
3cmずつ、石がすり足で歩いていく、という感じだ。
気長・・・
結果こんな↓
スタート時はこんな↓
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます