犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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肩こり腰痛頭痛なんぞ知るか

2021年09月21日 | からだ

[あらすじ] 母88歳要介護5パーキンソン病ヤールⅣ認知症状少々。
一年あまり前に特別養護老人ホームに入居した。
2ヶ月に一度、大学病院を受診するために私が車で連れて行っている。

[あらすじ] ずれたり割れたりした玄関前の御影石を自力で動かしている。
60×90×10㎝、二才サイズなので、推定120㎏超。
梃子の原理様様。


私は15年ほど前から十年間、腰痛に悩まされた。

二十代の頃から、時に強く、普段はそうでもなく、
腰痛というものはつきまとっていた。
屈んでの作業を続けるのは辛かった。

それが、15年前のある時からグッと悪化した。
波は有るのだが、強い時期には仰向けに寝られないくらいだった。

しかし、5年前に『サーノ博士のヒーリング・バックペイン: 腰痛・肩こりの原因と治療』
という本を読み、治った。
ダメ押しでもう一冊、『心はなぜ腰痛を選ぶのか―サーノ博士の心身症治療プログラム 』
を読み終わってしばらくしたら、もうケロリと痛みは消え去っていた。

これは有難い。

十代の頃からずっと有った肩こりも、全く感じなくなった。
筋肉にこわばりが有ったとしても、つらい肩こりという感覚にはならない。



庭仕事などで厳しく身体を使っても、腰痛にはならない。
屈み続けてもなんともない。
翌日、痛みが出たとしても、それは腰痛ではなく筋肉痛であり、一時的なものだ。

もう、怖くない。



10日ほど前が、大学病院の受診の日であった。
久しぶりに老母を介助して、病院に行く。

駐車場で車椅子に移乗させて、受付に行って、血液検査を受けて、
トイレに行って介助して、神経内科に行って受付して待って、
診察を受けて先生と話して、会計に並んで、待って、支払って、
駐車場に移動して、払って、車椅子から移乗させて

一年前までは同居していて月に1回の通院だったが、
特養に入居したし、新型コロナウイルス流行も有り、2ヶ月に1回に変えた。
おかげで私の負担は減った。
しかし、間隔が開くと、感覚を忘れる。
介助のコツなんかどんどん忘れる。

すると、非常に疲れる。
慣れないことをする、からだ。

そして、影響が残る。



翌日から、思い出したように肩がこる。

何年ぶりかの肩こりは、つらい。
肩こりってこんなにつらいものだったか。
よくまあ以前はずーっとやっていたものだ。
こんなこと、やめたほうがいい。

サーノ博士の仮説を思い出し、復習する。
肩背の痛みは、心の奥深くの問題から目を逸らせようとする
脳みその陽動作戦だ。
身体の痛みという分かりやすくつらい当座の課題を与えて、
問題を潜在化させようとしているのだ。
痛みは脳が作り出したものだ。
つくりものなんだ。

肩こりも腰痛もつくりものだ。



2,3日せっせと復習していたら、
肩こりも腰痛も去っていった。
実体の無い痛みだったことがよく分かる。



だから。
二才の重みの御影石を、梃子でも動かしてやる。

当初の計画を変更して、二才サイズの石を40cmほどずらすことにした。
4枚ずらすことになる。
不適な計画だなあ。

この家を建てて引っ越して来た時、
石を配置した時は、業者さんの手を借りたのだろうか。
亡父はその時50歳だった。
私は今52歳だ。
やったろうじゃん。

でも身長1.5倍になったら作業が楽だろうなあ、と思いながらやる。

石の脇の地面にスコップを差して、そのスコップの柄を押す。
あっと、スコップじゃない、シャベルですな。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/5fb2748c23478eed86a8e1d14ec6b335
深く差すために足でグイグイ踏み込む、返しが付いているほうの、でかいシャベル。

この1回で、3cmくらい動く。
こっちの端を動かしたら次は反対側の端を、という具合に交互に押してゆく。
3cmずつ、石がすり足で歩いていく、という感じだ。
気長・・・

結果こんな↓

スタート時はこんな↓

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