犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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ショートステイ四日目 受材の交換と波板張り篇

2019年09月29日 | Do it myself
[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々、ショートステイ中。
いない間に物置の上の屋根の波板の張替えをしたい。
物置の周辺には、ストーブを使えなくなったので残った薪がたまって朽ちている。
そのせいで柱の根元も朽ちていたのを、修繕。そして
登って、劣化した波板を剥がしてみると、横木も一部朽ちかけている。

物置の上に、長い角材が何本か置いてある。ずっと置いてある。
古いけれど、まだ使える。
幅は違うが、厚みが同じだ。ちょうどいい。

朽ちている部分は切って、
その横に新しく、新しくない材を打ち付ける。(写真)

鋸と金槌の作業だと、とんとん拍子だ。
昨日は、直す度に壊れている部分が発覚したので、
終わりが見えなくなってものすごい疲労感が有ったが、今日はいける。



波板を張るには、傘釘という物を使う。
釘を打った穴から雨が入り込まないように、釘に傘が付いている。
また、釘の表面には刻みが入っている。
波板が風にあおられても釘が抜けにくいようにしてあるのだろう。

波板の山の部分に穴をあけてから、傘釘を打つ。
電動ドライバーが有ると便利だ。
この際、欲しいけど我慢していた、充電式のインパクトドライバーを買おう。

ネットショップで探すと、簡易な物は安い。
その中でも、トルク(締める力具合)が調節できるものを選んだ。



さて、屋根の骨組みの上に登って、釘と金槌と電動ドライバーはここに置いて、
波板を運び上げて、それから自分自身が向こう側へ移動
しようとした時、足を引っかけて電動ドライバーを落としてしまった。

なに、数十㎝落ちただけだったので、無事だった。

と思ったが、よく見ると、ドライバービットの先端が折れていた。
あーあ。

安い電動ドライバーは、専用のビットもセットになっている。
一般的なビットを持っていても、セットできない使えない。
あーあ。

ためしに木に使ってみると、うまいこと穴はあいた。
やれやれ良かった、と思って、
いざ波板に下穴をあけようと使ってみたら、
やはりダメだった。
ポリカーボネートの波板の上では、先端がきまっていないドリルでは、
滑ってしまって使えない。
当たり前だが。



買って早々に物を壊すとか、馬鹿じゃないのかと思いつつも、気を取り直す。
ポリカの波板はこれだけ柔らかいのだから下穴要らないんじゃないか、
と、釘をしっかり持って打ってみると、やはり入った。

わーい。
下穴をあける作業、ちと面倒だったのだ。
ドライバーを壊さなければ、釘をいきなり打っていけることに気付かなかったかもしれない。
ケガの功名。作業の手間と時間を短縮できた。



昨日、波板を剥がしていて、もう一つ気付いたことが有る。
東側の端が、斜めなのだ。

もともと張ってあった波板の、波の数を数えておいた。
それをもとに、波板をディスクグラインダーでカットした。

斜めに切った波板を載せてみると、ちょうど良い角度になっている。
よし。



しばらく作業していると、また
「オオオオオ」と声が聞こえてくる。
飼い犬ジーロくんが、さみしくて鳴いちゃっているようだ。

「ドン」
あれ?
いや違う。

「そおおおおおれぇい
ドン」

お祭りの、大太鼓の巡行だ。
直径が人の背丈くらいあるでっかい太鼓を、曳いて町内を回っているのだ。
その掛け声だった。



と思っていたら、ほどなく
「オオオオオオーーン
オオオオオオーーン」
と、やっぱり犬ジーロが遠吠えを始めた。

やれやれ。

準備した波板の一枚を斜めにカットする分に回したので、
一枚足りない。
犬も鳴きだしたし、最後の部分は足場が悪いから慌ててやりたくないし、
どうせ波板も買い足さねばならない。

二列を残して、作業は一旦終了。

昨日よりはずっと心地の良い疲労感だ。
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