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[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々、ショートステイ中。
今のうちに家の補修をするのだ。
物置の上に作ってある屋根の波板が、5年前の雹以来ボロボロ。
物置のわきに薪が積んであった。
屋根が無事な頃はここも乾いていたわけだが、
屋根がボロボロになったので水に濡れ、おまけにストーブを使わなくなったことも重なって
薪が朽ちたわけである。
その薪と接していた、屋根の柱の根元が腐れるのも当然だ。
鉄骨が入っているのが見えたので、電動ノコギリを使うのは危険と判断。
鋸でせっせと引く。
鉄骨が入っている位置も過ぎたので、ここまでは入っていないと考え、
最後は電動ノコギリで一気に切断。
そして、鉄骨の両側に健康な材を叩き込んだ。
この木材も、薪にするために積んであったものだ。
きっちりはまったので、よっぽどの揺れでも無ければこれでしのげるだろう。
※
安心して屋根の上に登り、古い波板を剥がす。
透明のポリカーボネートにガラス繊維の網目を入れて強化しているタイプの物だ。
白く劣化していて、バリバリ割って剥がせる。
しかし、家の屋根の近くで日陰になっている部分は、
あまり劣化が進んでいない。
割るのにひと苦労する。
金槌でガンガン叩いて割って、思い切り引っ張って裂いていく。
釘も錆びていて、抜けにくい。
甲高い耳障りな音を立てて抜ける。
波板の穴が広がっていた何ヶ所かは、
その下の木材が朽ちてしまっていた。
これでは釘が利かない。
これも補修せねばならない。
※
波板の張替えが課題なのだが、
その手前の作業が多い。
というか、一つ作業すると何かが発覚してまた一つ作業が増える。
終わるのか???
※
朝、毎朝の飼い犬ジーロくんの点滴を手伝いに友人Mが来たついでに、
柱の根元を切る間、押さえていてもらった。
点滴が終わった後、二人が一緒に外に出て行って、
外で何か話しているものだから、
犬ジーロはさみしくなってしまったのか、鳴いた。
外に出してやり、作業しているすぐ横に鎖で繋いでやった。
※
という事が朝に有ったせいか、
午後、私が屋根の上で波板を剥がしていると、
途中から呼び始めた。
「オオオオオオオ~ン、
オオオオオオオ~ン」
と悲しげに遠吠えするのだ。
屋根の上から屈んでみると、開けてある窓から台所の中が見える。
そこに来れば私の姿も確認できるだろうに、
犬にはそういう考えは働かない。
どうやら、玄関で鳴いているようだ。
私が出て行ったところで呼んでいるのだ。
やれやれ。
※
夕方、犬の機嫌を取るために、散歩に出た。
ショートステイ三日目と言っても、初日は14時出発だったのだから、
まだ実質二日ちょっとしか作業していないのだが、
なんだかものすごい疲労感だ。
犬が鳴いてしまうのでは、外の作業が長く続けられないじゃないか。
という心配が有るせいだろう。
まあ、朝の「取り残され」感が有ったせいだろう。
明日は大丈夫だろう。
な?
今のうちに家の補修をするのだ。
物置の上に作ってある屋根の波板が、5年前の雹以来ボロボロ。
物置のわきに薪が積んであった。
屋根が無事な頃はここも乾いていたわけだが、
屋根がボロボロになったので水に濡れ、おまけにストーブを使わなくなったことも重なって
薪が朽ちたわけである。
その薪と接していた、屋根の柱の根元が腐れるのも当然だ。
鉄骨が入っているのが見えたので、電動ノコギリを使うのは危険と判断。
鋸でせっせと引く。
鉄骨が入っている位置も過ぎたので、ここまでは入っていないと考え、
最後は電動ノコギリで一気に切断。
そして、鉄骨の両側に健康な材を叩き込んだ。
この木材も、薪にするために積んであったものだ。
きっちりはまったので、よっぽどの揺れでも無ければこれでしのげるだろう。
※
安心して屋根の上に登り、古い波板を剥がす。
透明のポリカーボネートにガラス繊維の網目を入れて強化しているタイプの物だ。
白く劣化していて、バリバリ割って剥がせる。
しかし、家の屋根の近くで日陰になっている部分は、
あまり劣化が進んでいない。
割るのにひと苦労する。
金槌でガンガン叩いて割って、思い切り引っ張って裂いていく。
釘も錆びていて、抜けにくい。
甲高い耳障りな音を立てて抜ける。
波板の穴が広がっていた何ヶ所かは、
その下の木材が朽ちてしまっていた。
これでは釘が利かない。
これも補修せねばならない。
※
波板の張替えが課題なのだが、
その手前の作業が多い。
というか、一つ作業すると何かが発覚してまた一つ作業が増える。
終わるのか???
※
朝、毎朝の飼い犬ジーロくんの点滴を手伝いに友人Mが来たついでに、
柱の根元を切る間、押さえていてもらった。
点滴が終わった後、二人が一緒に外に出て行って、
外で何か話しているものだから、
犬ジーロはさみしくなってしまったのか、鳴いた。
外に出してやり、作業しているすぐ横に鎖で繋いでやった。
※
という事が朝に有ったせいか、
午後、私が屋根の上で波板を剥がしていると、
途中から呼び始めた。
「オオオオオオオ~ン、
オオオオオオオ~ン」
と悲しげに遠吠えするのだ。
屋根の上から屈んでみると、開けてある窓から台所の中が見える。
そこに来れば私の姿も確認できるだろうに、
犬にはそういう考えは働かない。
どうやら、玄関で鳴いているようだ。
私が出て行ったところで呼んでいるのだ。
やれやれ。
※
夕方、犬の機嫌を取るために、散歩に出た。
ショートステイ三日目と言っても、初日は14時出発だったのだから、
まだ実質二日ちょっとしか作業していないのだが、
なんだかものすごい疲労感だ。
犬が鳴いてしまうのでは、外の作業が長く続けられないじゃないか。
という心配が有るせいだろう。
まあ、朝の「取り残され」感が有ったせいだろう。
明日は大丈夫だろう。
な?
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