犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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ショートステイ三日目 柱の足と遠吠え篇

2019年09月28日 | Do it myself
[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々、ショートステイ中。
今のうちに家の補修をするのだ。
物置の上に作ってある屋根の波板が、5年前の雹以来ボロボロ。

物置のわきに薪が積んであった。
屋根が無事な頃はここも乾いていたわけだが、
屋根がボロボロになったので水に濡れ、おまけにストーブを使わなくなったことも重なって
薪が朽ちたわけである。

その薪と接していた、屋根の柱の根元が腐れるのも当然だ。

鉄骨が入っているのが見えたので、電動ノコギリを使うのは危険と判断。
鋸でせっせと引く。

鉄骨が入っている位置も過ぎたので、ここまでは入っていないと考え、
最後は電動ノコギリで一気に切断。
そして、鉄骨の両側に健康な材を叩き込んだ。
この木材も、薪にするために積んであったものだ。

きっちりはまったので、よっぽどの揺れでも無ければこれでしのげるだろう。



安心して屋根の上に登り、古い波板を剥がす。
透明のポリカーボネートにガラス繊維の網目を入れて強化しているタイプの物だ。
白く劣化していて、バリバリ割って剥がせる。

しかし、家の屋根の近くで日陰になっている部分は、
あまり劣化が進んでいない。
割るのにひと苦労する。
金槌でガンガン叩いて割って、思い切り引っ張って裂いていく。

釘も錆びていて、抜けにくい。
甲高い耳障りな音を立てて抜ける。

波板の穴が広がっていた何ヶ所かは、
その下の木材が朽ちてしまっていた。
これでは釘が利かない。
これも補修せねばならない。



波板の張替えが課題なのだが、
その手前の作業が多い。
というか、一つ作業すると何かが発覚してまた一つ作業が増える。

終わるのか???



朝、毎朝の飼い犬ジーロくんの点滴を手伝いに友人Mが来たついでに、
柱の根元を切る間、押さえていてもらった。

点滴が終わった後、二人が一緒に外に出て行って、
外で何か話しているものだから、
犬ジーロはさみしくなってしまったのか、鳴いた。

外に出してやり、作業しているすぐ横に鎖で繋いでやった。



という事が朝に有ったせいか、
午後、私が屋根の上で波板を剥がしていると、
途中から呼び始めた。

「オオオオオオオ~ン、
オオオオオオオ~ン」
と悲しげに遠吠えするのだ。

屋根の上から屈んでみると、開けてある窓から台所の中が見える。
そこに来れば私の姿も確認できるだろうに、
犬にはそういう考えは働かない。

どうやら、玄関で鳴いているようだ。
私が出て行ったところで呼んでいるのだ。
やれやれ。



夕方、犬の機嫌を取るために、散歩に出た。

ショートステイ三日目と言っても、初日は14時出発だったのだから、
まだ実質二日ちょっとしか作業していないのだが、
なんだかものすごい疲労感だ。

犬が鳴いてしまうのでは、外の作業が長く続けられないじゃないか。
という心配が有るせいだろう。

まあ、朝の「取り残され」感が有ったせいだろう。
明日は大丈夫だろう。
な?
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