![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/4d/02d833b8cb7e511d563cfd3978f5e0de.jpg)
五體字類は、大正五年に出版されて今も使い続けられている、
書家必携の字書だ。
漢字の意味は書いていない。
ただ、名書家の書いた文字がずらーと並んでいる。
各々の文字について、楷書・行書・草書・隷書・篆書が
何文字かずつ並んでいる。
誰がどんな書き方をするのか、広く眺められて、
たいへん重宝する字書だ。
見ているだけでも楽しい。
自作の団扇に宋代の書家、米芾(べいふつ)の行書を使って以来、
すっかり米芾ファンになっている。
米芾はなんだかやたらな草書でもよく知られている。
五體字類をめくっていると、一行に収まらずにどかーんと配置されている草書が
たまに目に飛び込んでくる。
そんな字が時々、米芾のものだったりする。
誰の字なのか、漢字一字で示してある。
写真は「渾」の字。
指先に、米粒大の字で米芾の「米」と記してある。
しかし実は本人としては、小楷を得意としていたらしい。
小楷とは、文字どおり、小さい楷書だ。
米芾は唐なんて最近のものではなく、漢よりさかのぼり晋の時代の書を
敬愛していたそうだ。
そんなら私の目的とも合う。
小楷を練習しよう。
つづく
書家必携の字書だ。
漢字の意味は書いていない。
ただ、名書家の書いた文字がずらーと並んでいる。
各々の文字について、楷書・行書・草書・隷書・篆書が
何文字かずつ並んでいる。
誰がどんな書き方をするのか、広く眺められて、
たいへん重宝する字書だ。
見ているだけでも楽しい。
自作の団扇に宋代の書家、米芾(べいふつ)の行書を使って以来、
すっかり米芾ファンになっている。
米芾はなんだかやたらな草書でもよく知られている。
五體字類をめくっていると、一行に収まらずにどかーんと配置されている草書が
たまに目に飛び込んでくる。
そんな字が時々、米芾のものだったりする。
誰の字なのか、漢字一字で示してある。
写真は「渾」の字。
指先に、米粒大の字で米芾の「米」と記してある。
しかし実は本人としては、小楷を得意としていたらしい。
小楷とは、文字どおり、小さい楷書だ。
米芾は唐なんて最近のものではなく、漢よりさかのぼり晋の時代の書を
敬愛していたそうだ。
そんなら私の目的とも合う。
小楷を練習しよう。
つづく
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