犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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爺郎

2017年09月03日 | 犬と暮らす
同じときに産まれたきょうだいを、一腹子と言う。
同じ親から産まれたきょうだいは、同腹子と言う。

一腹子のきょうだい、雌のカバサと雄のジーロを飼っていたが、
カバサは昨年7月、11歳の誕生日の5日前にこの世を去った。

ジーロくんがさびしがっているでしょう、とよく言われる。
カバサはとにかく強くて、全てが彼女のペースだった。
一番心地よい場所はカバサのものだったし、
部屋の真ん中にカバサが寝ていたら、その横を通ることは許されなかった。
しょっちゅう威嚇してうなる声が聞こえていた。

ジーロは常にカバサに気を遣い、
特等席は彼女が飽きた時だけ寝られたし、
餌も横取りされないように急いで食べたし、
好きなタイミングでトイレに行くこともできなかった。

カバサが死んで数ヶ月経つと、自分のペースで何もかもできることに慣れたようで、
非常ーーーにのんびりしている。
とてもとてものんびりしているので、ボケてしまうのではないかと思うくらいだ。
ガラス戸の向こうに猫がいたって、吠えもしない。



数日前から咳が続く。
まさかフィラリアじゃないかと、かかりつけの獣医さんに行く。
予約のみ受付の休診日だというのに、こころよく診察してくれた。

採血するのに、血管が取りにくかった。
血管細い?運動不足か?

検査結果は陰性。
ホッとした。
涼しくなったせいで気管支炎でも起こしているのだろう、ということ。



首に付いたダニを取ろうとしたが、うまく取れなくて、
ダニが死んだまま付いている。
先生も取ろうとしている途中で、あまり固く付いているのでおかしいと思った。
切ってもらった。
良性の腫瘤に血が溜まったものだろう、ということ。



何かと、爺ぃなのである。
抵抗力は弱っているし、妙なデキモノもできるわけだ。
足腰の力も以前より少し弱っている。

12歳。
これからどんなふうに老いてゆくのだろう。

車に乗ると、私を待つ間、運転席にいたらしく、
ハンドルとシートがヨダレでダラダラになっていた。

・・・爺ぃ

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