[あらまし] 飼い犬ジーロくん14歳慢性腎不全毎朝皮下点滴。
毎朝、200メートルほどの所に住んでいる幼なじみ友人Mが
手伝いに来てくれる。
おとなしい犬なので、わりとスムーズに点滴できるのだが、
途中でプルプルと身体を振ってしまうことが有る。
そんな時に、もう一人の手がいると、非常に助かる。
また、14歳の爺さん犬は足が弱っていて、
おすわりしていると、足が滑って開いてきてしまう。
それを支えてくれるのもMの役割だ。ありがた
首と肩甲骨の間の皮を引っ張って、そこに針を刺す。
犬の首周りは、防具である。
咬まれても致命傷にならないように、
皮がびろんびろんである。
闘犬なんか増々もってびろんびろんである。
びろんびろんな皮の下に輸液を注入する。
300㎖入れる。
体重約13㎏の犬に300㎖だから、
人間だったら1㎏あまりの物を肩に背負うのと同じようなことだろう。
そりゃ重くて気障りでしょうな。
※
犬の散歩で、家から神代植物公園の方向に歩く。
幅は広くはないが、まっすぐな道だ。
友人Mの家はこの道沿いだ。
この道に、毎朝、うんこが有る。
朝6時頃に散歩に出ると、新しいうんこが毎朝有る。
この時間だとまだ新しい感じだが、
一日経つと、いろんな人に踏まれて、点々と領域を広げている。
そして、陽に照らされ、風に吹かれ、雨に流される。
※
細いけれどまっすぐな道なので、100メートル200メートル向こうから来る人が見える。
それが知人なら、100メートル離れていても分かる。
幼なじみなら、200メートル離れていても、お互いにすぐ分かる。
朝、散歩していると、同じ人とすれ違う。
道沿いの家の人や、近所の人が犬の散歩で通ったり、
道沿いの駐車場に車をとめて出勤して行く人たちなど。
遠くに人が見える。
こちらに向かって歩いて来る。
片手に弁当を提げて、片手で煙草を持って、眼鏡をかけていて。
作業着でいつも出勤して行くあの人だ。
と、立ち止まって、
片足で立って、もう片足を曲げて足の裏を見て、
その足を地面にこすり付けている様子。
100メートルは離れているが、
いかにも。
うんこ踏んじゃった動作である。
※
友人Mが私の家に来るのも、この道を使う。
ある朝、家を出てすぐの所に落ちていて、踏んじゃった、と言う。
その足で我が家の玄関に入って来るわけなので、
なるべく踏まないで無事に来て欲しいものだ。
私は、Mの家からこっち方向に落ちているのを見つけた場合、
メールすることにしてみた。
「今日はRさん宅の門の手前。足元注意!」
※
その道が直線を抜けてうねうねと曲がった先に十字路が有る。
十字路の手前にうんこが有る。
潰れている。
そして点々と続いている。
どうやら車が踏んだようだ。
一定間隔のうんこはやがて弧を描き、十字路を左折して行った。
※
これをMにメールで報告したところ、
点滴の手伝いに来る途中、立ち止まってじっくり路面を観察したそうだ。
地面をじっと見ていたら、
すぐわきの足元に「べちゃっ」と鳥の糞が落ちてきたという。
あぶないあぶない。
地雷ばっかり気を付けていたら空爆にやられちゃった、
なんてことになったら
毎朝、200メートルほどの所に住んでいる幼なじみ友人Mが
手伝いに来てくれる。
おとなしい犬なので、わりとスムーズに点滴できるのだが、
途中でプルプルと身体を振ってしまうことが有る。
そんな時に、もう一人の手がいると、非常に助かる。
また、14歳の爺さん犬は足が弱っていて、
おすわりしていると、足が滑って開いてきてしまう。
それを支えてくれるのもMの役割だ。ありがた
首と肩甲骨の間の皮を引っ張って、そこに針を刺す。
犬の首周りは、防具である。
咬まれても致命傷にならないように、
皮がびろんびろんである。
闘犬なんか増々もってびろんびろんである。
びろんびろんな皮の下に輸液を注入する。
300㎖入れる。
体重約13㎏の犬に300㎖だから、
人間だったら1㎏あまりの物を肩に背負うのと同じようなことだろう。
そりゃ重くて気障りでしょうな。
※
犬の散歩で、家から神代植物公園の方向に歩く。
幅は広くはないが、まっすぐな道だ。
友人Mの家はこの道沿いだ。
この道に、毎朝、うんこが有る。
朝6時頃に散歩に出ると、新しいうんこが毎朝有る。
この時間だとまだ新しい感じだが、
一日経つと、いろんな人に踏まれて、点々と領域を広げている。
そして、陽に照らされ、風に吹かれ、雨に流される。
※
細いけれどまっすぐな道なので、100メートル200メートル向こうから来る人が見える。
それが知人なら、100メートル離れていても分かる。
幼なじみなら、200メートル離れていても、お互いにすぐ分かる。
朝、散歩していると、同じ人とすれ違う。
道沿いの家の人や、近所の人が犬の散歩で通ったり、
道沿いの駐車場に車をとめて出勤して行く人たちなど。
遠くに人が見える。
こちらに向かって歩いて来る。
片手に弁当を提げて、片手で煙草を持って、眼鏡をかけていて。
作業着でいつも出勤して行くあの人だ。
と、立ち止まって、
片足で立って、もう片足を曲げて足の裏を見て、
その足を地面にこすり付けている様子。
100メートルは離れているが、
いかにも。
うんこ踏んじゃった動作である。
※
友人Mが私の家に来るのも、この道を使う。
ある朝、家を出てすぐの所に落ちていて、踏んじゃった、と言う。
その足で我が家の玄関に入って来るわけなので、
なるべく踏まないで無事に来て欲しいものだ。
私は、Mの家からこっち方向に落ちているのを見つけた場合、
メールすることにしてみた。
「今日はRさん宅の門の手前。足元注意!」
※
その道が直線を抜けてうねうねと曲がった先に十字路が有る。
十字路の手前にうんこが有る。
潰れている。
そして点々と続いている。
どうやら車が踏んだようだ。
一定間隔のうんこはやがて弧を描き、十字路を左折して行った。
※
これをMにメールで報告したところ、
点滴の手伝いに来る途中、立ち止まってじっくり路面を観察したそうだ。
地面をじっと見ていたら、
すぐわきの足元に「べちゃっ」と鳥の糞が落ちてきたという。
あぶないあぶない。
地雷ばっかり気を付けていたら空爆にやられちゃった、
なんてことになったら
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