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ひさびさにプライドパレードに参加するついでにこのブログでカムアウトして、
丸二年が経つ。
10年以上、LGBTコミュニティから離れて生活していた。
コミュニティと関わると、世の中で自分のような者が
どのように捉えられ、どのように扱われているのか、
知ることができる。
LGBTつまりレズビアンだゲイだバイだトランスだといった
カテゴリーで考えるなら、
私はレズビアンではなく、トランスなのだろう。
そういう捉え方になったのも、レインボープライドに参加して、
FTXという言葉を知ったからだ。
FTXとは、女性からナニカへのトランスジェンダーという意味だ。
FTMなら、女性として生まれたけれど男性として生きたい人、というような意味。
FTXの人は、そこまではっきりと男性でありたいとは思っていない人だ。
私はここに入るのだろう。
性的指向や性自認を特に明かさないで生活していると、
こういう言葉に触れる機会はほとんど無い。
つまりはこれが異性愛社会だ。
最近でこそ、職場でのダイバーシティとかなんとかいうところから、
LGBTという言葉もメディアで聞こえるようにはなってきてはいる。
しかし、クローズド生活と、コミュニティの中とでは、
情報量はまるで違う。
※
トランスジェンダーというくくりの中に自分が入ると言ってみたが、
それでも私はまだ違和感がある。
トランスという言葉について考えてみる。
transport 運搬する
translate 翻訳する
transform 変形する
といった言葉を見て分かるように、位置でも言語でも形状でも、
トランスとは、今いるところからあっち側へ移る、という意味だ。
さて、私の性自認は、女性というわけではないが男性になりたいわけでもない、である。
そして、これはもともと生まれた時からであって、
子どもの頃は女の子らしい女の子だったのが、
いつの頃か自分で考えて選択して決めて、女でも男でもないものになった
わけではない。
私はずっとこうだった。
女性から今の状態に移って来たわけではない。
ちっともトランスしてはいないのである。
こういう、なんだか知らんけどどっちでもない性自認、
というものには、まだ言葉は無いようだ。
FTXという言葉では、「女性からなんだかに移ってる性」であって、
「そもそもは女性」という意味が入っている。
これでは、「人間は男か女のどっちかしかいない」という
コマッた通念が基になった言葉ではないか。
私は、フツウの女性が女性として生まれ育ち、フツウの男性が男性として生まれ育つように、
こんな感じの性に生まれ育ってきた。
女性が自然体で女性であるように、男性がどうしようもなく男性であるように、
私もいつの間にやらこんな感じの性なのだ。
※
性別に、新しいカテゴリーが必要なんじゃないかと思う次第だ。
以前からある中性って言葉でもかまわないんじゃないかねえ。
しかし「中性」だと意味が足りなかったり余計だったりすることはありそうだ。
そのうちつづく
※
さて、今日明日は代々木公園で東京レインボープライド。
明日はパレードだ。
青森からきたOsora ni Niji wo Kake Mashita のチラシをかいた。
手前味噌だが、この似顔絵はかなり似ているので、
ぜひ会場に足を運んで、ご本人たちの顔を見ていただきたい。
ついでにせんべい汁食べてビールでも飲んで。
明日はブラスバンドに参加して、パレードの先頭を歩く。
沿道からの応援を頼みます!
丸二年が経つ。
10年以上、LGBTコミュニティから離れて生活していた。
コミュニティと関わると、世の中で自分のような者が
どのように捉えられ、どのように扱われているのか、
知ることができる。
LGBTつまりレズビアンだゲイだバイだトランスだといった
カテゴリーで考えるなら、
私はレズビアンではなく、トランスなのだろう。
そういう捉え方になったのも、レインボープライドに参加して、
FTXという言葉を知ったからだ。
FTXとは、女性からナニカへのトランスジェンダーという意味だ。
FTMなら、女性として生まれたけれど男性として生きたい人、というような意味。
FTXの人は、そこまではっきりと男性でありたいとは思っていない人だ。
私はここに入るのだろう。
性的指向や性自認を特に明かさないで生活していると、
こういう言葉に触れる機会はほとんど無い。
つまりはこれが異性愛社会だ。
最近でこそ、職場でのダイバーシティとかなんとかいうところから、
LGBTという言葉もメディアで聞こえるようにはなってきてはいる。
しかし、クローズド生活と、コミュニティの中とでは、
情報量はまるで違う。
※
トランスジェンダーというくくりの中に自分が入ると言ってみたが、
それでも私はまだ違和感がある。
トランスという言葉について考えてみる。
transport 運搬する
translate 翻訳する
transform 変形する
といった言葉を見て分かるように、位置でも言語でも形状でも、
トランスとは、今いるところからあっち側へ移る、という意味だ。
さて、私の性自認は、女性というわけではないが男性になりたいわけでもない、である。
そして、これはもともと生まれた時からであって、
子どもの頃は女の子らしい女の子だったのが、
いつの頃か自分で考えて選択して決めて、女でも男でもないものになった
わけではない。
私はずっとこうだった。
女性から今の状態に移って来たわけではない。
ちっともトランスしてはいないのである。
こういう、なんだか知らんけどどっちでもない性自認、
というものには、まだ言葉は無いようだ。
FTXという言葉では、「女性からなんだかに移ってる性」であって、
「そもそもは女性」という意味が入っている。
これでは、「人間は男か女のどっちかしかいない」という
コマッた通念が基になった言葉ではないか。
私は、フツウの女性が女性として生まれ育ち、フツウの男性が男性として生まれ育つように、
こんな感じの性に生まれ育ってきた。
女性が自然体で女性であるように、男性がどうしようもなく男性であるように、
私もいつの間にやらこんな感じの性なのだ。
※
性別に、新しいカテゴリーが必要なんじゃないかと思う次第だ。
以前からある中性って言葉でもかまわないんじゃないかねえ。
しかし「中性」だと意味が足りなかったり余計だったりすることはありそうだ。
そのうちつづく
※
さて、今日明日は代々木公園で東京レインボープライド。
明日はパレードだ。
青森からきたOsora ni Niji wo Kake Mashita のチラシをかいた。
手前味噌だが、この似顔絵はかなり似ているので、
ぜひ会場に足を運んで、ご本人たちの顔を見ていただきたい。
ついでにせんべい汁食べてビールでも飲んで。
明日はブラスバンドに参加して、パレードの先頭を歩く。
沿道からの応援を頼みます!
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