犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

都下

2016年05月31日 | イキモノタチ
秋川に行ってきた。
深大寺の自宅から2時間足らず。
何本かの支流が合流する地点だ。
5月の陽射しは強いが、風はさわやかで、
支流からの水は冷たく心地よい。

私の他には釣客が2組ほどいたりいなかったりするだけだ。
あたりには、どこからともなくカジカガエルの声が続いている。
銀に光る胴に茶色い羽で飛んでいるのは、ミヤマカワトンボだ。

流れの中の石をひっくり返すと、いろんな虫が付いている。
みなさんあわてて裏へ移動する。

ひときわ大きいヤツがいて、動かない。
なぜそんな勇気が湧いたか自分の気が知れないが、
腹をつつくと、ちょっとやわらかい。

後で図鑑を見たら、反り返って咬むことがあると書いてあった。
そんなに痛くはないらしいが、咬まれたくないし、
なにより、コイツが反り返る動きをあんまり見たくない気がする。
(写真右上の方、黒いのが頭部)

これがかの有名な孫太郎虫だ。
こんなに身近な川で見られるとは。
新潟だかのほうでこれを何匹も並べて串に刺して、
古くから薬として用いているということは知ってはいたが。

都内ながら、きれいな所もまだあるものだ。

秋川も今週末には鮎漁解禁となる。

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