取っ手アフターと精密機器の自己治癒力

昨日の写真と見比べてくださいよ。
http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/b91c4a112fc98073d47f3351a26ff8f9

透明はスケスケ、白は純白、黒はあくまで黒、金属はキラキラ。
快感。

※

あいかわらずパッタン二つ折りのガラケーを使っている。
１年ほど前、画面が曇った。

画面のガラスが細かな傷で曇ったとかいう話ではない。
画面の表示が、全体に白くかすんだのだ。

見にくい。
特に、明るい陽射しの中では、ろくすっぽ見えない。
外出中に電話がかかっても、誰からか分からない。
誰からか分からない電話になんか、出ない。
つまり、あまり携帯電話として用をなさない。

メールも読めない。
特に、明るい陽射しの下では、読めない。
塀の陰などに身を寄せて、さらに体を屈めて日陰を作って、
画面に目を凝らす。

非常に不便だが、なんとか使えなくもないので、ほったらかし。
携帯ショップに行ったところで、同じ機種がいまだにあるわけがない。
交換できないとなったら、新しい物を買えってことになるだろう。
そんな気はサラッサラ無いので、ほったらかし。
じっくり使う。

※

うわてがいた。

近所の友人Ｍとメールのやりとりをしていたら、
「今、画面が逆さまに出てくるようになったー！
新症状！！打ちにくいぞ！」
と来た。

すごい。
回路の中でどんなエラーを起こすと、そんな症状として現れるんだろうか。
（それを言ったら白濁するのも謎だが）

見たい！！！
と返信したが、１時間後
「残念。正常に戻っちゃったー。」
と。

治るのか？！
Ｍ曰く
「多分、接触が悪いのね…二つ折りの宿命かしら。」

※

ってなことがあった10日後。
メールを確認するために携帯を開いて、強い違和感を感じた。

？？？

あああっ！
ハッキリしている！！
画面が曇っていない！！！

ひええええ！見やすい！！

なんと、私の携帯も正常に戻った。
１年の時を経て、である。

ほったらかしてみるもんだ。