旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

続台湾日記 高雄

2007-06-02 23:59:00 | 台湾日記

Va Va 喫茶 (台灣省屏東縣枋寮郷)

枋寮に戻ってきて、高雄までの切符を買う。観光列車で自強號2次が運転されているが、空席は無いとの事。區間車(復興號)178次の切符(91元)を買う。無座票(立席券)だが非對號列車(全車自由席)だから座れるだろう。枋寮の駅にはコインロッカーは無いようだが、売店も見つからない。列車に乗る前に何か仕入れておきたい。午飯もまだなので空腹である。また7-ELEVENにでも行くか。駅前の通りに一軒の茶屋を見つる。冷たいのはあるのか尋ねるとあるという。烏龍緑茶を買う。大きなカップに氷とお茶が入って僅か10元である。


屏東線 枋寮車站 (台灣省屏東縣枋寮郷)

區間車178次は枋寮14時08分発。ディーゼル機関車に牽引され、走り始めた。今朝走ってきた線路を引き返す。途中、切符の取れなかった自強號の通過待ちをする。朝も早かったので、うとうとする。竹田という駅に停車、古い木造駅舎が見える。ガイド本によると公園として整備されているそうで、なるほど賑わっている。高雄に戻る前に立ち寄ってもよかった。昨夜泊まった屏東からは複線電化となり、電車とすれ違う。15時53分高雄着。改札口の側には自動改札機が設置され、シートが掛けられていた。


NECの自動改札機 (高雄)

空腹なので駅舎内の飲食店に入る。カウンターの軽食堂でご飯ものを注文する。料理名は忘れたが、細かくした牛肉と筍と葱か何かを煮たものがご飯にかかっている。魯肉飯の類だろう。これがすこぶる旨い。箸で食うには汁気が多いが、本当はれんげで食べるのだろう。朝からむすび2個しか食べていない腹ペコ参考だが、今回の台湾の旅で一番旨い食べ物だった。しかも35元と安い。これは日本でも売れるだろう。写真を撮らなかったことが悔やまれる。


凱得來大飯店 (高雄市新興區)

昨年の旅で泊まった駅の近くのホテルへ行く。予約はしていないが、空室はあった。1泊1,120元である。飲み物と朝食がサービスで付く。部屋に落ち着く。室内は広く、落ち着いた色調である。昨夜のホテルとは随分違う。しかし部屋の外から水の音が。雨なぞ降らないだろうと外を見ると、隣の工事中?の建物の貯水槽から水が溢れているのである。間欠泉のように昼も夜もこの音が聞こえてきて困った。ホテルの責任ではないが、部屋の防音が良くないともいえる。


NHKワールドが視聴可能
いずれも民國95年11月26日撮影

テレビをつけると大相撲をやっている。九州場所の千秋楽である。もう表彰式をやっていて横綱朝青龍関の優勝。高雄にて起立して君が代を歌う。横綱はモンゴル人。国際的で大いに結構ではあるが、日本人力士の健闘を祈る。寝台の上でテレビを見ていたら足が痒くなった。どうも11月なのに蚊がいるらしい。7月に高雄に来たときは蚊に喰われた覚えは無いのだが。7時のニュースを見て、山本さんのお天気も見て、そろそろ夕食でもと思うが、まだ6時半である。日本のテレビを見ていたので、感覚が日本時間に戻ってしまった。 (つづく)