旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

紅葉狩り2011 金閣寺

2012-01-01 00:00:00 | 列車の旅

鹿苑寺(金閣寺) (京都市北区金閣寺町)

京都駅に戻ってきた。有名な観光地へ向かう市バス(京都市交通局)のりばには長い列が出来ている。一方、西日本ジェイアールバス高雄・京北線のりばには列が出来ていない。以前、この路線を利用した事があり、確か金閣寺にやや近いところを通っていた気がするので、これに乗車する。立命館大学前を経由するので、学生さんが乗っているようである。市バスのように途中の停留所での乗降が多くない。金閣寺に最も近いと思われる、わら天神前で下車する。運賃は220円。わら天神(敷地神社)の前を通って金閣寺へ。七五三なのか、晴れ着の子供さんを見掛ける。暫く西大路通を歩いて金閣寺に到着する。ここはきれいに紅葉している。市内でも場所によって状態が違うようだ。ここも観光客が多い。

西日本JRバス 高雄・京北線 普通 219便 京都駅(12:00)→わら天神前(12:25) 534-9902




総門


鐘楼

この先は参拝料金(400円)が必要です。ここでは切符ではなく、お札を頂戴します。入口でお札を示して中へ。いよいよ二十年振りくらいのご対面です。


舎利殿(金閣)

まさに京都を、いや日本を代表する場所です。前の週にはブータン王国国王陛下、同王妃陛下がこちらを訪問されています。


舎利殿を撮影する人々


舎利殿の側までやってきました!


屋根の上には鳳凰が!

金閣寺というと、やっぱり一休さんと将軍さまのイメージですね。


金ピカは趣味ではないが、紅葉と金色が何ともいい!

舎利殿(金閣)は、昭和25年に放火により焼失しており、現在の建物は再建で、昭和30年に落慶法要が営まれている。昭和61年からの修復で金箔も張替えられたので、昭和五十年代に初めて見た時と比べ、格段にきれいになっている。






夕佳亭

こちらは明治初年に焼失し、明治7年の再建だそう。


茶室に賽銭箱とは、こはいかに?

ところで金閣寺はお寺なのにどこも拝んでいない。順路に従ってゆくと不動堂が現れ、ここでようやく手を合わせる。舎利殿(金閣)や庭園を見るのが主なのでしょう。久しぶりの金閣寺を後にします。



金閣寺を出たところで市バスが信号待ちをしている。59系統三条京阪前行である。急いでバス停へ。金閣寺道から乗車する。空席があり座れる。運転士さんが丁寧に乗客に乗り換え案内をしている。それがマイクで車内全体に聞こえる。こんなやりとりもあった。

乗客「○○へ行きますか?」
運転士「いやあ、残念ですなあ」

面白すぎる。そして運転士さんは乗り換えバス停の位置、何番のバスかを案内している。そうしているうちに河原町三条に到着。三条大橋の西側に用があるので、終点まで乗らずにここで降りる。

京都市交通局(市バス) 59系統 金閣寺道→河原町三条


とうふ処 豆雅傳 (京都市中京区中島町)

洋食やラーメンばかり食べずに、たまには京都らしいものを食べようと豆腐屋さんを訪れる。二階で飲食できるようになっている。お昼時はとうに過ぎているが、順番で席に案内されるまで結構待った。


日本酒1合(450円)


生ゆば天ぷらセット(1,500円)

京都は薄味ですな。そして精進料理のようでもある。豆腐チーズケーキが濃厚で良かった。昼酒も入り、まったりして店を出る。今日は2つのお寺しか行っていないが、もう観光はいいか。


高瀬川 (京都市中京区中島町)

お店を後にして駅へと向かう。春は桜のきれいな高瀬川。秋もまた良し。


三条大橋 (京都市中京区・東山区)

三条大橋を渡り、三条京阪から京都駅まで地下鉄に乗ろうと運賃表を見れば、何と250円もする。高い。バスなら均一区間だから220円と思い、バスのりばへ。京都バスの京都駅前行があり、これに乗る。

京都バス 17系統 三条京阪前→京都駅前

ホテルで絵葉書を書くべく京都駅の売店で探してみるが見つからない。烏丸口から八条口まで探すが置いていない。諦めて今日の宿に向かう。京の宿ではない。大阪府内、京阪沿線である。京都駅から京阪電車へは、奈良線の東福寺で乗り換えられるが、近鉄京都線の丹波橋でも乗り換えられる。そういえば近鉄は3日間乗り放題中である。コインロッカーから荷物を出してくると、近鉄改札口へ。普通列車が丹波橋まで先着する事を確認して乗車。京都を出発時は空いていたが、竹田で地下鉄から乗り換える客で席は埋まった。丹波橋で下車。

近鉄 京都線 普通 1645レ 京都(16:51)→近鉄丹波橋(17:03) 8109


企画乗車券「近鉄週末フリーパス」 (4,000円)

京阪電車はICOCAで乗車する。特急は混んでいる。窓外は暗いが、高架駅となった淀駅が確認できる。京都競馬場も暫く行っていない。以前は中書島を出ると京橋までとまらなかったと思うが、樟葉、枚方市にも停まるようだ。ところで車内放送で「右側の扉を開けます」と案内されている。「右側の扉が開きます」と他人事のように言うより、鉄道会社が責任を持って扉の開閉をしているようで好感が持てる。右側の扉が開けられて、枚方市で下車。プラットフォーム向かいの普通列車に乗り換える。ひらかたパークの観覧車を眺め、萱島から複々線の緩行線を走り、門真市に到着した。京都から1時間も掛かった。やはり新快速は速い。

京阪本線 特急 B1611A 丹波橋(17:08)→枚方市(17:28) 3056
京阪本線 普通 Q1605B 枚方市(17:29)→門真市(17:51) 1551


京阪電車カープデザインICOCA


門真パブリックホテル (大阪府門真市新橋町)

駅から歩いて今夜のホテルへ。こちらは一昨年に利用した事がある。チェックインして部屋へ。お相撲には間に合わなかった。


テレビはもちろんパナソニックの地上波デジタルテレビ!
いずれも平成23年11月26日撮影(切符の画像を除く)

門真市といえば、パナソニック(旧松下電器産業)の本社がある。だからか、室内はナショナル/パナソニック製品が多い。しかし全てではない。昼食はあっさりしていたから、夜は餃子の王将で。帰りにコンビニエンスストアで、缶コーヒー、カップアイスなどを買い、部屋で食べて就寝した。 (つづく)