旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

台湾3泊4日 田中車站・豐原車站

2018-03-14 11:00:00 | 台湾日記

臺鐵 縱貫線 田中車站 (臺灣省彰化縣田中鎮中路里中州路)

高鐵彰化站よりバスに乗って田中火車站にやって来た。火車站とは鉄道駅。ちなみに台湾では汽車は自動車を表すので、汽車停車場は自動車の駐車場だったりする。


駅頭の様子!

工事中である。




木造の建物が見える!


まわりが工事中なので近くまで行って確認しなかったので、臺鐡の古い建物だろうと思っていたが、後で調べると廃止された糖鐵田林線の駅らしい。台湾の多くあった製糖会社の路線のひとつである。




駅に入ると本多忠勝?


何故ここに甲冑が?


臺鐵集集線といすみ鉄道いすみ線は姉妹鉄道になっていた!




大多喜城

夷隅(いすみ)鐵道
沿線的大多喜城 是日本戰國時代本多忠勝武士(徳川家康身旁四大天王)的居城 「日本大多喜町手作盔甲的會」則為專門製作盔甲的民間団体圑骵 為■■與集集線締結及推展傳統文化 以紙和布等材料手作並提供紀念

葉っぱで見えない文字あり、また写し間違いもあるかも。予め悪しからず。甲冑は姉妹鉄道の締結の記念に贈られたのだろう。これらが紙と布等で作られていたとは。なお、集集線は田中ではなく、隣の二水から分岐する路線だが、小駅の二水駅よりも利用者の多い田中駅にこうした展示をしているのだろう。二水にも展示がされているのも知れないが、見てないから知らない。さて、田中からは切符を買わず、悠遊卡で入場する。


ブロック塀には田中

遊び心ですね。


田中、田中、田中、田中…

しかも延々と続く。そんな田中駅のプラットフォームに10年前に降りた事がある。中華民國95年11月27日だから、きっかり10年前の今日、台南から乗った莒光號が機関車の故障か何かで立ち往生。救援に来た別の機関車に牽かれたのだろう。ゆっくりと動き出したが、台北まではゆかず、運転打ち切りとなったのが田中駅だった。ここで自強號に乗り換えとなったので、田中駅のプラットフォームには10年前に降りている。ちなみに莒光號(指定席)の切符のままで乗り換えられたが、自強號では無座(立席)となり、海線の途中駅から台北まで通路に立っていたので、結構きつかった。


臺灣鐵路管理局 縱貫線 區間車 2344次 [EMU800型] (田中)

この電車なら立ち往生はないな。


metro 區間車で田中站開車symbol6

各駅停車の區間車で田中を出発。啤酒を飲んだ事もあってウトウトする。高鐵(新幹線)との乗換駅、新烏日を過ぎ、その次の烏日を過ぎると、線路は高架となった。工事をしているのは何年も前から見ていたが、10月16日に線路が切り替えられたのだそう。既存の駅は開業しているが、未開業の新駅も見られる。台中駅も真新しい。建設中の捷運の高架も見られる。ところで縱貫線の高架はどこまで続くのか。今日の目的地、豐原に着いても高架線のまま。


臺灣鐵路管理局 台中線 區間車 2344次 [EMU800型] (豐原)


metro 區間車で豐原站到了symbol6

縱貫線 區間車 2344次 田中(13:31)→豐原(14:39) 50EMA857 IC票價77元
※豐原-彰化間は台中線。


高架駅となった豐原!

これはわしの知っとる豐原駅じゃない。一回、乗り継ぎで豐原で降りただけだが。


臺灣鐵路管理局 台中線 自強 122次 (豐原)


駅の中にはオブジェが!


剪票口(改札口)

對號列車自動售票機(指定席自動券売機)で明日の切符を買ってゆく。窓側の席が取れた。機械だと言葉の問題がないが、ますます語学の方が疎かになる。しかし窓口に並ぶより早いので使ってしまう。


改札を出て、またまたオブジェが!


臺灣鐵路管理局 台中線 豐原車站 (臺中市豐原區中正路)

こちらは日本風に言えば東口。豐原では裏口になるか。


駅頭の様子!

停められたバイクだらけ。



それでは西口、表口の方へ移動する。


解体の様子が見える!

わしの知っとる豐原駅が…


臺灣鐵路管理局 台中線 豐原車站 (臺中市豐原區中正路)

西口へまわってきた。こちらはまだ整備中。


ここまで中華民國105年11月27日撮影


臺灣鐵路管理局 台中線 豐原車站 (臺灣省臺中縣豐原市中正路)
中華民國96年11月27日撮影

これがわしの知っとる豐原駅。きっかり9年前の今日に来ているではないか。


駅頭の様子! ここから中華民國105年11月27日撮影

駅近くに豐原客運のターミナルがあり、そこで客待ちしていた空車のタクシーに乗り、今日の宿に移動する。発音が悪くて間違うといけないので、ホテル名はメモに書いたものを運ちゃんに見せる。漢字で書いておけば間違いない。タクシーは雨の豐原の街を走り、程なくホテルに到着した。料金は100元だった。




中科后豐會館 中科后豊会館 Ho Fong Business stay
(臺中市神岡區五權路)

豐原の宿のつもりだったが、ここは豐原の隣の神岡になる。小さな川を渡っただけで、街は続いている。なお豐原市はすでになく、豐原も神岡も直轄市の臺中市となっている。




客室の様子!

今日の宿の部屋もいい。





料金は1泊朝食付きで1,900元。クレジットカード払いで帰国後の請求額は6,873円だった。ちなみにチェックイン時に日本円またはニュー台湾ドルでの支払いを選択するよう言われたが、日本円での請求額は7千円を超えていたような。日本円払いにしなくて正解だったかな。


客室からの眺め!




今日の宿はお菓子が置いてあった!


tv テレビで大相撲観戦!

テレビをつけるとお相撲が映る。午後3時過ぎに宿に入ったのはそのためだが、ホテルでチャンネルまで合わせてくれていたかのよう。日本時間では午後4時を過ぎている。とにかく今日は早くチェックインしたかったのだ。お菓子を食べ、昨日の宿で貰ったリンゴを齧りながらお相撲を見る。


これより三役


一年納めの九州場所、千秋楽最後の取組は?

昨日の結果を知らなかったが、すでに横綱鶴竜関が優勝を決めていた。今年最後の取組、日馬富士に鶴竜は寄り切りで鶴竜の勝ち。鶴竜関は14勝1敗となった。日馬富士関は11勝4敗に終わった。去年は福岡国際センターで日馬富士の表彰式、優勝パレードを生で見たのに。また来年に期待しよう。


横綱鶴竜関、優勝おめでとう!

今場所の鶴竜関はよかった。


ウトウトするうちに7時のニュースに…


sun 菊池さんのお天気を見て…

日本時間では7時半となったが、台湾では6時半である。それでも7時前にホテルを出てご飯を食べに行く。雨は上がっている。ホテルの近くの川が神岡區と豐原區との境。豐原の中心部に歩いてゆく。思いの外、高低差がある。寂しいところを歩いていたが、中山路から中正路に入り賑やかになってきた。廟東夜市にやって来た。細い路地の両側に飲食店などが並ぶ。日曜日の夜だからか、いつもそうなのか、大層賑わっている。牛肉麵のお店に入る。


牛肉麵(中)(100元)

牛肉の味付けはいいが、スープの方が物足りない。自分で好みに調節するらしいので、辣油を入れたら実に辛くて激辛になってしまった。麵はかなり柔らかい。


筍子(30元)

タケノコは何もかけなくても美味しい。ちなみにこの店にはお酒は置いてない。


滿庭芳牛肉麵 (臺中市豐原區復興路)



激辛にしてしまったのが残念であった。ホテルに帰る途中に7-ELEVENで三明治(サンドイッチ)と啤酒(麦酒)を買ってゆく。玉子サンドだったが、店員さんに温められてしまう。


溏心蛋總匯(35元) 台湾啤酒 金牌(35元)

牛肉麵が辛かったので玉子サンドで口直し。やっぱりこれは温めない方がいいな。スポーツニュースでお相撲をまた見てから就寝した。 (つづく)