旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

丸美屋自販機

2023-11-05 20:00:00 | たべる

東武鉄道 特急〔リバティ会津119号〕〔リバティけごん19号〕 1019列車 [500系] (北千住)

令和5年10月29日日曜日。群馬県に出掛けてきた。その前に特急で栃木に向かう。


metro 特急〔リバティけごん〕で北千住を出発symbol6


特急券 北千住 ⇨ 栃木(1.250円)

特急改札口の前に出札口と自動券売機があり、特急券を購入した。乗車券はSuicaを利用。列車は前寄りが浅草会津田島行特急〔リバティ会津119号〕、後ろ寄りが浅草東武日光行特急〔リバティけごん19号〕の併結である。東武日光行特急〔リバティけごん〕に乗車しているが、券売機で買ったらそうなったまでである。毛長川を渡って東京都より埼玉県に入る。


伊勢崎線より日光線に入る (東武動物公園)

東武動物公園にて伊勢崎線下り線を浅草方から来た列車は、日光線下り線に入る時に、伊勢崎線上り線と平面交差する。写真には写っていないが、特急が少し遅れていたからか、伊勢崎線上りの急行が駅の手前で待っていた。


東北本線と立体交差 (南栗橋-栗橋)

東武鉄道日光線とJR東日本東北本線は栗橋駅構内で線路が繋がっており、特急が直通運転する。


JR・東武直通の特急からも見える車窓 (栗橋-新古河)


利根川を渡る



ここでは利根川は県境でも国境でもない。国土地理院の地図を見ると谷田川を渡ると埼玉県より群馬県、武蔵国より上野国に入る。今日の目的地は群馬県だが、邑楽郡板倉町を通り過ぎると群馬県より栃木県、上野国より下野国に入る。両毛線が近づき栃木に到着。下車する。


東武鉄道 特急〔リバティけごん19号〕 1019列車 [500系] (栃木)
※浅草-下今市間、特急〔リバティ会津119号〕を併結。

特急〔リバティけごん19号〕 1019レ 北千住(11:12)→栃木(12:08) 501-2

◆IC運賃912円 特急料金1,250円

列車は東武日光会津田島に向けて走って行く。到着前には放送で新栃木からの宇都宮線の乗り換えの案内をしている。もちろん東北本線の愛称の話ではない。路線名につけられた愛称なぞ知った事ではないが、JR西日本ではJR京都線JR神戸線と私鉄の路線名との重複を避けているようである。そもそも東海道本線・山陽本線のままでいい。


metro 特急〔リバティけごん〕で栃木に到着symbol6



ゆっくり写真を撮っている場合ではなかった。Suicaの残額が不足するのは予め判っていたので自動精算機でチャージ。自動改札に先に特急券を投入し、Suicaをタッチして出場する。東武の栃木駅よりJRの栃木駅に移動し、指定席券売機で特別企画乗車券を購入する。列車の到着する音が聞こえる。急いで自動改札から入場してプラットフォームに上がる。間に合った。両毛線はこの時間は1時間に1本の運転なので乗り遅れると予定が大いに狂うところであった。


車窓には牧草ロール (大平下-栃木)




特別企画乗車券「ぐんまワンデーパス」(2,670円)

この切符ではだいたい群馬県の鉄道が乗り放題になる。栃木県、埼玉県の一部の路線、長野県に至るバス路線も利用出来る。両毛線は栃木県内を含めて全線で利用出来る。


関東平野の端っこか (岩舟-大平下)




岩舟に停車

駅の背後に岩船山を望む。



佐野を過ぎ、足利を過ぎ、小俣を出てどこか判らなかったが栃木県より群馬県、下野国より上野国に入り桐生に到着。下車する。


JR東日本 両毛線 普通 450M列車 [211系C17編成] (桐生)



小山高崎行普通列車。両毛線を降りて乗り換える。


metro 両毛線で桐生に到着symbol6




わたらせ渓谷鐵道 わたらせ渓谷線 普通 721D列車[WKT-510形](桐生)

特別企画乗車券「ぐんまワンデーパス」はわたらせ渓谷線桐生沢入間で利用出来る。


わたらせ渓谷鐵道 わたらせ渓谷線 普通 721D列車[WKT-500形](桐生)

桐生方がWKT-510形、間藤方がWKT-500形の2両編成。車内は閑散としているが、車内放送によると途中の大間々から団体客が乗ってくるのだそう。桐生間藤行普通列車に乗車する。


metro わたらせ渓谷線で桐生を出発symbol6


渡良瀬川を渡る (桐生-下新田)

桐生より両毛線の線路を走ってきた列車は分岐して下新田に到着。わたらせ渓谷線は国鉄・JR東日本足尾線が平成元年に第三セクターに転換された路線である。両毛線は単線(一部複線)電化、わたらせ渓谷線は全線単線非電化。下新田を出てグッと曲がったところで桐生線が近づき相老に到着。


㊧ わたらせ渓谷鐵道 臨時〔トロッコわっしー2号〕 8718D列車[WKT-550形] (相老)
㊨ わたらせ渓谷鐵道 わたらせ渓谷線 普通 721D列車[WKT-500形]


東武鉄道 桐生線 普通列車 [8000系] (相老)

相老桐生線の駅でもある。わたらせ渓谷線に乗るなら伊勢崎線日光線栃木へ行き両毛線に乗り換えるのではなく、伊勢崎線桐生線相老に来た方がいいのだが、特別企画乗車券「ぐんまワンデーパス」の発売駅に寄りたかったのだ。ところで間藤行が相老で7分間停車だったのは桐生線の接続のためか。桐生からお客さんはぽつぽつという感じだったが、大間々到着前のプラットフォームを見ると多くの人が列車を待っている。到着するとドッと乗り込んできて空席は埋まり、通路に立つ人も大勢という混雑する車内となった。バスツアーで大間々からどこかまでわたらせ渓谷線の列車を利用するらしい。知らんけど。閑散としたローカル線が行楽列車に変わった。


渡良瀬川の渓谷を列車は行く(上神梅-本宿)


色鮮やかな紅葉を期待していたが… (本宿-水沼)

紅葉の時期は過ぎたのか、今年はこんなものなのか、枯葉の色である。大勢の乗客も錦秋を期待しているのだろうが。もう少し日が当たれば違うのだが、生憎曇り空である。鉄道会社のウェブサイトによると、この辺はまだ「色づき」なのだそう。お出かけの際は下記のサイトをご参照ください。水沼には駅に併設して「水沼駅温泉センター」があるが、お休みしている。運営会社が今年の夏に事業を廃止。当面の間休館という。これも疫病の影響か。以前、温泉には入らなかったが麦酒を飲み食事をした事がある。

※参考 紅葉情報 https://www.watetsu.com/sightseeing/autumn.php


進行方向を望む (水沼-花輪)

落ち葉があると、空転の心配もあるのだろうなと思う。




わたらせ渓谷鐵道 わたらせ渓谷線 普通 721D列車[WKT-500形+WKT-510形](花輪)

両毛線 普通 450M 栃木(12:13)→桐生(12:59) クハ210-3011
わたらせ渓谷線 普通 721D 桐生(13:06)→花輪(13:52) WKT-502

◆特別企画乗車券「ぐんまワンデーパス」2,670円


metro わたらせ渓谷線で花輪に到着するsymbol6

花輪駅というと花輪線陸中花輪駅を想像するが、足尾線わたらせ渓谷線花輪駅は旧国名が付かない。陸中花輪の駅名に秋田県にあって羽後国(出羽国)ではなく陸中国(陸奥国)なのだなと、県域と旧分国との違いを知るのだが、駅名は平成7年に鹿角花輪駅と改称されていた。


大勢のお客を乗せて出発する

駅ではなぜか童謡「うさぎとかめ」が流れている。プラットフォームにいるし。


改札口も出札口もない、無人駅


待合室はある


時刻表

運転間隔の空く時間帯も。


わたらせ渓谷鐵道 わたらせ渓谷線 花輪駅 (群馬県みどり市東町花輪)






駅頭の様子





駅から歩いて今日の目的地へと向かう。


※第4種踏切道が地図に反映されていないので駅裏を出発地にしています。


丸美屋自販機 (群馬県みどり市東町花輪)

駅のある市街地より高い位置を走る、国道122号沿いにある目的のお店に到着。


それでは店内へ


群馬県内にもうどんの自動販売機がある



うどん、そば、ラーメン。ひもかわうどんというのもある。


調理中

五百円硬貨は使えない。両替機もないので百円硬貨を用意してくるといいそうです。そもそも昭和57年までは五百円硬貨は存在しない。岩倉さんからコインに変わった時は安っぽく感じた。


まだかな…


出来上がり!


天ぷらうどん(300円)

値段もお安い。今年6月15日に改定するまではなんと250円だったそう。


七味を投入


天ぷらはこんな感じ♪

この他にいも天もあって豪華。


麵はこんな感じ♪

お店の外に出て、立ち食いする。なんとも旨い。



サツマ芋入りは中当たりだったんだな。最後に辛かったのは青唐辛子か。


トーストサンドの自動販売機

まだ食べられる。


トースト中


ちょー熱い!!のか


本当にちょー熱くて持てないんですけど…

ミトン代わりにハンカチで持ってみる。


ハムチーズトースト(250円)


中身はこんな感じ♪

チーズがとろーり。ちょっと薄いけど旨い。


ポッカコーヒーオリジナル(190g)(120円)

缶コーヒーも昭和からある銘柄で。ちょうどお店の方が補充に来られていたので、自動販売機コーナーでも「ごちそうさま」と声を掛ける事が出来た。


いずれも令和5年10月29日撮影

ひっきりなしに自動車や二輪車が入ってくる。それでは駅に戻ろう。 (つづく)