旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

甲州ほうとう小作 豚肉ほうとう・秋

2023-11-24 20:00:00 | たべる

富士山麓電気鉄道(富士急行線) 大月線 下吉田駅 (山梨県富士吉田市新町)

令和5年11月19日日曜日。下吉田駅に来ている。Suicaで入場する。




構内の様子


ブルートレインの姿も…


富士 FUJI これまで令和5年11月19日撮影

東京西鹿児島間を24時間超で走っていた列車。経路は東海道本線、山陽本線、鹿児島本線、日豊本線、鹿児島本線で山梨県は関係ない。最後は東京大分間に短縮されたが、廃止前に乗っておいた。


寝台特急〔富士〕 1列車 (門司) 平成21年2月16日撮影


平成21年2月16日撮影

山梨県の写真に戻る。


fuji 富士山(3,776m)と駅舎を望む これより令和5年11月19日撮影




富士山麓電気鉄道 特急〔富士山ビュー特急2号〕 [8500系] (下吉田)

河口湖大月行特急〔富士山ビュー特急2号〕が入線。元はJR東海の371系特急〔あさぎり〕。新宿沼津間を小田原線、御殿場線経由で走っていた。この上りの特急に乗る訳ではない。


富士山麓電気鉄道 大月線 普通列車 [6000系] (下吉田)

下り列車が入ってきた。当駅で列車が交換する。



大月河口湖行普通列車に乗車する。


metro 大月線で下吉田を出発symbol6

駅名標は日・英・中・泰文で表示。



駅から新倉山浅間公園へ向かう人の列が見える。


富士山駅に停車中

車内放送で「次は富士山です」とか「Mount Fuji」とか言われると違和感がある。富士山に登るのかと。駒ヶ岳駅で駒ヶ岳の登るとか思わないのに。富士山と言うとすぐに山が思い浮かぶからか。平成23年に富士吉田駅より富士山駅に改称された。富士山駅からは富士山がよく見える。



富士急行線は大月線(大月-富士山間)と河口湖線(富士山-河口湖間)の二路線からなり、直通運転されている。配線の都合で列車は富士山駅で進行方向を変えて河口湖線に入ってゆく。


富士急ハイランド駅に停車中

ここで下車する客は多い。遊園地の富士急ハイランドの最寄駅、というか直結している。富士急ハイランドへは昭和の頃に来た事がある。






終点の河口湖に到着

千葉新宿河口湖間を結ぶ特急〔富士回遊〕のJR東日本353系の姿が見える。


富士山麓電気鉄道 河口湖線 普通列車 [6000系] (河口湖) ※大月-富士山間は大月線。

大月線 普通 下吉田(9:57)→河口湖(10:10) クハ6053 IC運賃305円
※富士山-河口湖間は河口湖線。




JR東日本 211系N301編成 (河口湖)

高尾河口湖間を結ぶ普通列車。E233系で東京河口湖を結ぶ列車もあるそう。



所謂「構内踏切」を渡ってプラットフォームより駅舎へ。外国人の一組が線路内に立ち入り列車を背景にして写真を撮っているのを見て、駅員さんが走って行き注意して線路から出している。彼らの国ではどうなっているのか知らないが、入国したからには日本の法令を遵守していただきたい。日本人にもいるけどね。嵐山でとか。台湾でも平溪線十分車站で線路内に立ち入る客(どこの国の人かは不明)を警備員が注意するのを見掛けた。


富士山麓電気鉄道 河口湖線 河口湖駅 (山梨県南都留郡富士河口湖町船津)

Suicaで出場する。河口湖駅は乗りつぶしの時以来で随分来ていない。甲府駅へ行くバスに乗り換える。乗り換え時間が僅かなのだが、バスの出札口は混雑している。切符を買わずとも現金でよいとの事で案内された乗り場へ急ぐ。




駅頭の様子


10:22 15.4℃

10時18分のバスに乗る予定だが、渋滞で遅れているようだ。気温も暖かくなってきた。


富士急バス 甲府線 K2 (河口湖駅)

富士山駅甲府駅南口行のバスが到着。交通系ICカードが利用出来るのでSuicaで乗車する。席に座る事が出来たが、車内は混雑して通路に立つ人もいる。


河口湖駅を出発

行楽の車で道路は渋滞している。バスはゆるゆると河口湖畔へと向かう。


遊覧船・ロープウェイ入口停留所付近



河口湖周辺の行楽客が多い。河口湖畔までの短距離でバスを利用する人も多い。バスの乗客も外国人が多い。交通系ICカードの利用が多く、乗り降り自由の切符も見掛けたが、現金払いで慣れない日本の硬貨に手間取る方もおられる。やはりICカードは楽だと思う。見ていると富士急バスの運転士さんが英語で対応する事が多い。降車ボタンを押さずに運転士のところへきて降りたい旨を言う外国人もいる。降車ボタンのない国もあるのか。まあボタンを見ても日本語で小さく説明が書いてあるだけなので判らないだろう。ちなみに自分の場合は台湾に行った時はボタンがあった。アメリカでは壁に張られた紐を引っ張った。香港ではよく判らなくて運転士の横に張り付いていた。


富士山から離れる

紅葉の河口湖と富士山がきれいで降車したいところだが、この路線の次のバス便は2時間後。乗り続ける。かつて河口湖は堰止湖で流れ出す川がなかったそう。江戸期に山の下を通す隧道の用水路が造られ、今は江戸期のものは使われてないそうだが、新たな放水路で桂川(相模川)の支流に放水している。国道137号新御坂隧道を抜けて相模川水系より富士川水系となる。南都留郡富士河口湖町より笛吹市となる。笛吹市と言われてもピンとこないが、平成16年に東八代郡石和町御坂町一宮町八代町境川村・東山梨郡春日居町が合併して出来た市だそう。平成18年には東八代郡芦川村も合併している。中央本線石和駅→石和温泉駅、中央自動車道一宮御坂ICの名称に旧町名を残す。


中央新幹線となるリニア実験線が現れる








防音防災フードで覆われている

品川名古屋間で工事が進むが、長野県の東側では工事が始まらない忌々しき事態となっている。


車窓には果樹園


笛吹川を渡る


JR東日本 中央本線 石和温泉《南口》 (山梨県笛吹市石和町松本)

ここで中央本線に乗り換える事も出来るが、終点まで乗車する。石和温泉駅を出るとバスは旧甲州街道を西へと進む。笛吹市より甲府市に入り、スポーツで有名な大学の前を通る。


身延線と立体交差


JR東海 身延線 善光寺駅 (山梨県甲府市善光寺)

旧街道は二箇所が鍵の手・曲尺手(クランク)状になっており直進出来ない。甲府城への敵の侵入を防ぐためらしい。城下町らしいが今となっては渋滞の原因である。善光寺甲府間には金手駅(かねんて)がある。街の中心部に入ってきた。大きな百貨店が閉店している。調べてみると近隣の商業施設に移って営業しているそう。旧甲州街道を離れ、市役所、県庁の前を通って甲府駅に到着した。


富士急バス 甲府線 K2 (甲府駅南口)

甲府線 河口湖駅(10:18)→甲府駅南口(11:40) F1363 運賃1,690円


武田信玄公之像


JR東日本 中央本線 甲府駅《南口》 (山梨県甲府市丸の内)

JR東日本中央本線の他、JR東海身延線の駅でもある。中央本線のSuicaエリアは東京塩尻間(川岸辰野信濃川島小野を除く)だが、身延線のTOICAエリアは富士西富士宮間であり、山梨県内はエリア外である。甲府新宿塩尻方面と身延線とを交通系ICカードで利用する事は出来ない。




fuji 富士山(3,776m)

甲府駅からは頭の方だけ富士山が見える。さてお目当ての飲食店を先程のバスの車窓から見ていたら店頭に列が出来ていたので、同じお店で北口の店舗までやって来たが、北口の方が行列が長い。当初の予定の南口の店舗に向かう。


甲州餺飥 小作 名物謹製 小作

店頭で名前を記入して待つが三組目だった。南口に戻ってよかった。程なく席に案内される。


日本酒 甘酸辛苦渋(一合)(450円)

北口のお店では「冷や」が通じなかったので「常温」と言って注文する。西国分寺の朝は寒かったがお昼の甲府は暖かいので冷やで一盞。メニューには葡萄酒がある。清酒もいいが山梨県なのだから葡萄酒にしてみてもよかった。


豚肉ほうとう(1,600円)




豚肉♪


南瓜♪


里芋♪

他にも馬鈴薯や人参など具沢山である。


麵はこんな感じ♪

きしめんのように平たい麵だがうどん・きしめんとは食感は異なる。味噌味で具沢山のほうとうが旨い。温まって汗が出てきた。ごちそうさまでした。


甲州ほうとう 小作 甲府駅前店 (山梨県甲府市丸の内)




駅構内を望む


南アルプスを望む

南アルプスと言えばサントリー天然水だが、これを書いている時に手元のペットボトルを見たら「北アルプス」とある。採水地は長野県大町市。いつの間にと思ったが、「南アルプス」(採水地、山梨県北杜市白州町)ももちろん販売しているそう。


出札口(みどりの窓口)

出札口あります。指定席券売機も多数設置。窓口で立川までの特急券を購入する。


改札口

Suicaで入場する。


JR東日本 中央本線 337M列車 [211系] (甲府)

甲府発小淵沢行普通列車が出発。座席はセミクロスシート。ボックス席がある。信州方面に行きたいところだが、新宿行の列車を待つ。少し遅れており構内を散策してみる。


かふふ来の鐘【旧甲府駅の釣鐘】
【幸福】


この釣鐘は、かつて甲府駅上りホーム東端のこ線橋下部に吊り下げられていたものです【1984年、こ線橋撤去に伴い、駅事務室内に移設】。その設置時期は不明ですが、昭和初期には既に設置されていたと言われています。また戦後、甲府駅構内の建物が火事になった際に釣鐘を連打し、大事には至らなかったというエピソードが残っています。なお、台座上部のレールは、ドイツのウニオン社が1903年に製造したもので、甲府駅開業当時使用されていたと言われています。(説明文より)


かふふ驛煉瓦ひろば

「かふふ」とは「こうふ」の歴史的仮名遣いであり、甲府駅は「かふふえき」として親しまれていました。甲府駅にまつわる歴史遺産である「旧煉瓦倉庫」「旧こ線橋柱」「旧甲府駅の釣鐘【かふふ来の鐘】」を集め、お客様に親しみを持っていただけるように、この場所を「かふふ驛煉瓦ひろば」と命名しました。 2006年6月(説明文より)


甲府城山手門を望む

城の中を鉄道が通っている。こちらは線路の北側。


舞鶴城公園を望む

本丸があったのが線路の南側のこちら。


JR東日本 特急〔あずさ26号〕 26M列車 [E353系S207+S109編成] (甲府)

6分程遅れて列車が到着。松本新宿行特急〔あずさ26号〕に乗車。甲府を後にする。 (つづく)


metro 特急〔あずさ〕で甲府を出発symbol6