旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

高山市で一泊

2024-04-06 08:00:00 | ドライブ

上信越自動車道 佐久平パーキングエリア(下り線) (長野県佐久市下平尾)



令和6年3月31日日曜日。長野県佐久市にある上信越自動車道佐久平PAに来ている。千葉県を出発して埼玉県、茨城県、埼玉県、群馬県を経て長野県に入った。旧分国で言うと下総国武蔵国下総国武蔵国上野国信濃国までやって来た。国道4号、国道125号、国道17号、国道354号を利用して群馬県に入るが、新4号国道を北上している時には栃木県や福島県に向かっている気がした。国道125号が国道122号との重用区間となる下川崎交差点で合流するため渋滞していた以外は順調に走行。今日はETC休日割引があるので、山越えは高速道路を使う。関越自動車道高崎玉村SICを利用。SA・PAに後から設けられたのではなく本線直結型。上り線と下り線とで入口が異なるので注意。SICのETCゲート前では一旦停止する。上り線(練馬IC方面)へ流入する。烏川をわたり藤岡JCTより上信越道に入る。中国自動車道より線形はいいが、なかなかの山間の高速道路である。八風山トンネルを抜けて群馬県より長野県、上野国より信濃国に入る。信州に入り最初の休憩施設が佐久平PAである。


天玉そば(860円)

時刻は午後1時。昼食にする。信州なのでお蕎麦にする。七味を投入。


お蕎麦はこんな感じ♪

思った以上にお蕎麦が美味しい。普段はゆで太郎を利用する事が多いが、こんな色のお蕎麦も好き。ごちそうさまでした。



PAのハイウェイショップ内のフードコートを利用したけど、別棟でお蕎麦屋さんもある。


佐久平ハイウェイオアシス「パラダ」を望む

ハイウェイオアシスは高速道路・一般道のどちらからも入る事の出来る施設。ここには公園やレストランに日帰り温泉、スキー場まであるそう。


レンタカーはまた同じ車両

平野部では快走するが、群馬県より長野県へ至る登り坂では速度が上がらなかった。それでは普通車を借りればという事だが、ずっと登り坂を走る訳ではなし、料金は安い方がいいのだ。



佐久平PAを出発。ちなみに佐久平SICも設置されている。高速道路は佐久平(佐久盆地)へと降ってゆく。佐久ICを過ぎて佐久小諸JCTより中部横断自動車道に入る。中部横断道のうち静岡県と山梨県とを結ぶ新清水JCT(新東名高速道路本線及び清水連絡路と接続)-双葉JCT(中央自動車道と接続)間は開通しているが、山梨県と長野県とを結ぶ長坂JCT(中央道と接続)-佐久小諸JCT(上信越道と接続)間は山梨県側に開通区間はなく、長野県南佐久郡佐久穂町の八千穂高原IC以北の区間が開通している。小諸御影TBをETCで通過。これより新直轄方式で無料区間である。但し暫定2車線区間。佐久北ICを過ぎて小海線と交差。線路の上を越えてゆく。つづいて北陸新幹線と交差。新幹線の高架の下を潜ってゆく。佐久中佐都ICを過ぎて佐久南ICで流出する。

高崎玉村SIC-藤岡JCT-佐久小諸JCT-小諸御影TB 軽自動車等 ETC料金1,290円(休日)


浅間山(2,568m)を望む (佐久南IC付近)



佐久南ICから国道142号を諏訪郡下諏訪町方面へ。国道254号との重用区間である。国道254号は東京都・埼玉県では川越街道だが、起点は東京都文京区、終点は長野県松本市という路線で、これから松本市へと向かう。北佐久郡立科町に入り芦田宿入口交差点より国道254号単独区間に入る。「松本」の案内はなく「長門」としかないが間違いないはず。長門は長州や旧正名市駅(現長門市駅)ではなく小県郡の旧長門町。昭和31年に久保新町・窪古町・大村が合併して発足した時に付けられた町名。国道はバイパスが整備されて走りやすい。小県郡長和町に入る。平成17年に門町と田村が合併して成立した町である。峠を越えたようで下り坂となる。幅員はあるけど急坂、曲線が連続する。平地に降りて依田窪病院入口交差点からは国道152号との重用区間に入る。



ラジオは佐久平あたりまでAFNを聞いていたが受信状態が悪くなったので第1放送を聞く。高校野球の決勝を放送している。民放の中波局がAMを停波してFMにしたいようだが山間部でカーラジオで聴取するのは難しいように思う。上田市に入り腰越上交差点より国道254号の単独区間となる。三才山トンネルを抜けて上田市より松本市に入る。三才山トンネル有料道路は令和2年9月1日に無料開放されたそう。近年まで有料だったのかと思う。ちなみに三才山トンネルを「さんさいやま」と読んでいたが、今回「みさやま」だった事を知る。出版社名の読みに引きずられていた。



さて高校野球の方は群馬県の高崎健康福祉大学高崎高等学校が優勝。おめでとうございます。松本トンネル有料道路も三才山トンネルと同時に無料開放されていた。トンネルを抜けると松本市街地が見えてきた。国道254号の終点の平瀬口交差点で国道19号と接続するが、直進して奈良井川を渡る国道147号を経てからアルプス大橋南交差点より梓川沿いの長野県道48号松本環状高家線に入る。これで松本市の中心を通らずに抜ける事が出来る。長野自動車道と交差。梓川SA・SICがある。県道は梓橋東交差点より梓川の左岸に渡ってしまい、知らぬ間に松本市道を走っていた。大糸線と立体交差。航空機の音が聞こえたと思ったら、北から南へ低空を飛行する機体が見える。松本空港(MMJ RJAF)のRWY18へ着陸するところか。時刻表からするとフジドリームエアラインズ(FDA)の福岡空港(FKU RJFF)発のJH205便だろう。信州まつもと空港の愛称があり、日本の空港で最も高い場所(標高657.5m)にあり周囲を山岳に囲まれていろいろと制約があるそう。倭橋南交差点で梓川左岸より戻ってきた県道48号に左折して合流する。国道158号との交点である新村交差点で渋滞している。県道を直進する車で渋滞していて、国道側に渋滞はなし。上高地方面へ右折する。



この先の国道は上高地へ行く時に通った道。アルピコ交通の上高地線が並行する。単線電化で路線名は上高地線だが松本新島々間の路線で上高地へはバス連絡となる。新島々駅に電車の姿が見える。国道の線形は悪くなる。一度通っているがこんな道だったか。上高地へは自家用車は乗り入れ出来ないので、早々に駐車場に車を停めてアルピコ交通のシャトルバスで向かったのだった。こんな道をバスは走っていたのだが、寝ていたのかあまり記憶がない。奈川渡ダムの天端を通る区間がある。この辺りは東京電力のダムで水力発電所では50Hzで発電。付近は中部電力管内で60Hzのはずだが、東電が供給し中部電力が料金を徴収する50Hzの地区がある。実際は分社化した東京電力リニューアブルパワーとか中部電力パワーグリッドという事になろうかと思うが細かい事は知らん。



釜トンネルの入口は覚えている。ここから上高地に入るのかと。3月31日現在、トンネルは閉ざされている。県道24号上高地公園線の今年通行出来る期間は4月17日より11月15日まで、車両は許可車の他、バス、タクシー、軽車両(自転車など)に限って通行が可能。釜トンネルの入口を過ぎると国道はさらに坂を登り、安房峠道路(有料道路)に入る。国道158号には安房峠を通る無料の現道もあるが冬季閉鎖。有料のバイパスは自動車専用道路で中部縦貫自動車道の一部でもある。中ノ湯ICから流入と言いたいとこだが料金所もなく暫定2車線のバイパスに入る。すぐに難工事だった安房トンネル(4,373m)に入る。安房峠の直下を通る。ここまでの山道から突然高規格道路となった。トンネル内で長野県より岐阜県、信濃国より飛騨国に入る。安房トンネルを抜けてもう1本のトンネルを抜けたら平湯IC。本線料金所といった感じで、ETCも利用出来る。但しゲートでは一旦停止。今まで是非通ってみたかった安房トンネルをようやく走る事が出来た。

中ノ湯IC-平湯IC 軽自動車等 ETC料金630円



平湯ICで国道158号現道と国道471号に接続する。安房峠道路から出た車のほとんどが直進する国道471号富山方面へ向かうので、左折する国道158号高山方面へ向かう自分が間違えたのかと思った。松本から富山へは高速道路で長野・糸魚川を経由するより安房トンネル経由の方が距離が短い。


雪が残る…

3月なのに関東では夏日となり暑いくらいだったが、さすがに安房峠前後には雪が見られる。路面には雪はなく乾いており問題はない。


国道158号、松本方面を望む


福井・高山方面を望む

岐阜県側の道は長野県側と比べて走りやすい。ぐんぐん坂を下ってゆく。国道を離れて近かろう道に入ると幅員の狭い旧市街地のようなところだった。古くからあるようなお寺の前などを通る。今回高山に来たのは旅の途中であって観光はしないが一度ゆっくり見て回りたい。広い道に出て山王トンネルを抜けて高山市街地に入る。宮川を渡り、国道41号に出るとすぐに今日の宿の位置はわかったが、ちょっとファミリーマートで買い物してくる。


まだ明るいうちにホテルに到着

東京都、神奈川県、愛知県の渋滞で宿に着いたのは午後8時を過ぎていた可児市の宿の時と違い、今日は午後5時過ぎに到着。同じ岐阜県内なのに。鉄道で行く感覚だと高山市の方が遠いのだが。


ホテル・アルファ-ワン高山バイパス (岐阜県高山市千島町)

ホテルのウェブサイトから予約。限定プラン(朝食付)で5,900円だった。無料朝食のホテルではないので素泊まりは千円安くなる。高山市にはα-1さんが二軒ある。ここの他に一軒、高山本線高山駅より徒歩で約8分と案内されているホテル・アルファ-ワン高山がある。鉄道利用ではないし料金は同額なのでどちらでもよかったが、決め手は駐車料金が無料だった事である。




客室の様子












客室からの眺め


目の前は国道41号高山バイパス




テレビ画面では動画が見られます


アメニティのハブラシを貰ってきたが…


落花生もあった


サントリー 金麦〈糖質75%オフ〉350ml缶 (180円)

ホテルの自動販売機で金麦を買って来た。実に旨い。運転の疲れもあって余計に旨い。


落花生で金麦をやりながら動画を楽しむ
※参照 https://www.youtube.com/@user-ew7xt3uu6j/featured



このお店には行きたい ※参照 https://www.rosegardenokinawa.com/

1月に高速バスの車窓にお店の場所は確認した。


朝からリブアイステーキ食べたい


エッグベネディクトはまだ食べた事がない…


tv BSでドラマを見る



今回は飲み屋で食事か。やっぱり飲みたくなる料理ばかり。


sun 片…船木さんのお天気を見て…


tv BS103では引き続き金沢からのニュース


sun 天気はよさそう…

それでは夕食に出掛ける。先程、金麦を飲んでしまったので車で出掛けられない。歩いて行く。


菜の花の親子丼(550円) はいからそば(小)(330円) 缶ビール(290円)

麦酒を飲むが、ホテルで先に金麦を飲んでいたので、実に旨いとまではいかない。


菜の花の親子丼

変わったメニューがあったので注文。これは美味しい。菜の花が春らしくていいね。


はいからそば(小)

うどんのつもりで注文したのにお蕎麦だった。食券を見るとそばなので、よく確認しないで券売機で購入したのだろう。いつものうどんのだしで食べるお蕎麦も美味しかった


なか卯 41号飛騨高山店 (岐阜県高山市西之一色町)

ごちそうさまでした。




地上式消火栓

ホテルへの帰り道に消火栓を見掛ける。今は積もってないが、雪の多い街なのだなと思う。


ホテルに戻ってきた

踏切の鳴る音が聞こえる。


JR東海 特急〔ひだ17号〕 37D列車 [HC85系]が通過
(飛騨一ノ宮-高山) これまで令和6年3月31日撮影

ホテルは国道41号と高山本線との間に建っている。特急〔(ワイドビュー)ひだ〕[キハ85系]に乗った事はあるけど、新型車両のHC85系は紀勢本線の特急〔南紀〕に乗っただけである。客室に戻ってシャワーを浴びてから寝台の上で動画を見ていたが眠くなってきた。就寝する。 (つづく)


JR東海 特急〔南紀1号〕 3001D列車 [HC85系D107編成] (紀伊長島) 令和5年10月20日撮影