JR西日本 新幹線〔つるぎ26号〕 26E列車 [W7系W1編成] (金沢)
令和6年4月1日月曜日。石川県金沢市に来ている。3月16日に開業したばかりの北陸新幹線金沢-敦賀間に乗って金沢に到着した。在来線特急は好きだけれど、新幹線の車内は静粛であり揺れも少なく実に快適である。そして速い。敦賀-新大阪間の延伸に長い年月が掛かるなら、北陸・中京新幹線として敦賀-米原間を先行して整備すればと思うが、北陸新幹線の新大阪までの開業も見てみたい。
JR西日本 北陸新幹線 金沢駅・IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 金沢駅《金沢港口(西口)》
(石川県金沢市木ノ新保町)
切符に「乗車記念 使用済」の印を貰い記念に持ち帰る。出場して西口を見てみる。
JR西日本 北陸新幹線 金沢駅・IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 金沢駅《兼六園口(東口)》
(石川県金沢市木ノ新保町)
東口も見てみる。
鼓門
門の写真を撮って金沢観光終了みたいになっているが、時間があれば行ってみたいところもあるし、海鮮も食べて行きたい。しかし今日も時間がない。福井に戻る。
IRいしかわ鉄道線に乗車する
自動改札機があるが有人改札で押印してもらい入場する。
乗車券 金沢から 大聖寺経由 ▶ ハピラインふくい線 680円区間
(1,660円)
出札口で発駅・着駅の駅名の入った乗車券があれば買いたかったが、窓口には大行列が出来ておりすぐに買えそうにはなかった。通学定期券を買い求める学生さんのようである。首都圏のJR駅の出札口(みどりの窓口)は大量に閉鎖され、残っている窓口には長蛇の列が出来ている。自分の頃は国鉄の方から学校に来て発券していた。それはともかく窓口で切符を買うの諦めて、自動券売機で福井までの連絡乗車券を購入した。金額式だが仕方がない。大聖寺経由とあり、金沢-大聖寺間がIRいしかわ鉄道、大聖寺-福井間がハピラインふくい管内となる。運賃の内訳はIRいしかわ鉄道が980円、ハピラインふくいが680円と判る。
新幹線はもう乗ったので、在来線で福井へと向かう
プラットフォームに上がる
特急利用者でごった返していた金沢駅ではない。人の流れが変わってしまった。
金沢 かなざわ Kanazawa
上から張り付けられている駅名標。
IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 普通 1244M列車 [521系IR12編成] (金沢)
※福井-大聖寺間はハピラインふくいハピラインふくい線。
車両がJR西日本よりIRいしかわ鉄道に譲渡されている
クモハ 521-26
IRいしかわ鉄道線で金沢を出発
駅名標にJRのマークが入っているが、在来線はもうJRの駅ではないはず。金沢発福井行普通列車で出発。車内は混雑していたが通路側に空席を見付けて腰掛ける。窓側の席が空いたらすかさず移動。
新幹線の車両基地の側を通る (西松任-松任)
丁度、新幹線車両が出場している。
西松任駅に到着する
新幹線車両基地の白山総合車両所の側にある。北陸本線時代にはなかった駅で、3月16日のIRいしかわ鉄道移管と同時に開業した新駅。
新幹線は山側へ、在来線は海側へ (美川-加賀笠間)
列車は旧松任市より旧石川郡旧美川町へ。平成17年、1市2町5村が合併してともに白山市となっている。もう美川県一の町はないのか。
手取川を渡る (小舞子-美川)
きれいな川があるから美川町かと思ったが、能美郡と石川郡から一文字ずつ取ったのだとか。
また新幹線と接近 (明峰-能美根上)
新幹線停車駅、小松が程近い。
大聖寺に停車
石川県最後の駅。この駅までがIRいしかわ鉄道管内である。金沢-倶利伽羅間には昨年乗車しているから、大聖寺-倶利伽羅間のIRいしかわ鉄道線全線に乗った事になる。乗りつぶし終了。駅の裏は工場になっている。この先はハピラインふくい線に入ってゆく。
次の牛ノ谷までの間に県境があり、石川県より福井県、加賀国より越前国に入る。
牛ノ谷に停車
福井県最初の駅。この駅からハピラインふくいの駅である。
九頭竜川を渡る (福井-森田)
側には旧国道8号だった福井県道30号福井丸岡線の九頭竜橋が架かり、その上流には県道268号福井森田丸岡線の新九頭竜橋と橋脚を共用する北陸新幹線九頭竜川橋梁が見える。
ハピラインふくい ハピラインふくい線 普通 1244M列車 [521系IR12編成] (福井)
※大聖寺-金沢間はIRいしかわ鉄道IRいしかわ鉄道線。
終着の福井に到着。下車する。これにてハピラインふくい全線の乗りつぶしを終了。
ハピラインふくい線で福井に到着
IRいしかわ鉄道線 普通 1244M 金沢(16:15)→福井(17:37) クモハ521-26 運賃1,660円
※福井-大聖寺間はハピラインふくい線。
切符に「乗車記念 使用済」の押印を受け出場。記念に持ち帰る。
在来線側にあったJR西日本の自動券売機は使用停止
新幹線側の改札口・出札口(みどりの窓口)
自由通路
福井県×プラレール×JR西日本のコラボとな…
プラレールのジオラマ
大量のW7系が
E7系という事はあるまいな。
越前和紙で作られた花なのだそう
本物の花かと見紛う。
木製恐竜骨格標本 フクイラプトル・キタダニエンシス
日本の恐竜と言えばフタバスズキリュウしか知らなかったが、福井県で数多くの恐竜の化石が発掘されているのだ。昭和9年には樺太でニッポノサウルスが発見されたとか知らなかった。福井県では昭和57年に勝山市北谷町で中生代白亜紀前期のワニ化石を発見。フクイラプトルもここで発見された。
JR西日本 北陸新幹線 福井駅・ハピラインふくい ハピラインふくい線 福井駅《一乗谷口(東口)》
(福井県福井市中央)
東口に出てみた。
えちぜん鉄道 勝山永平寺線 福井駅 (福井県福井市中央)
ベンチにも恐竜が
8番らーめん くるふ福井駅店 (福井県福井市中央・くるふ福井駅内)
駅の商業施設にある飲食店に入店。
ノンアルコールビール(341円)
北陸新幹線、IRいしかわ鉄道線、ハピラインふくい線の乗りつぶしを祝って祝杯を挙げたいところだが、この後で運転するのでノンアルコールビール。また福井でお酒が飲めない。
野菜らーめん(バター風味)(726円)
久しぶりの8番らーめん。平成27年12月31日に北陸新幹線の乗りつぶしで新幹線〔はくたか〕に乗り金沢に来て、8番らーめん金沢駅店で野菜らーめん(醤油)を食べて以来である。
麵はこんな感じ♪
バター風味は初めて食べるが旨い。ところでチャーシューはないのかなと思った。メニューを見ると「バター風味にはチャーシューの代わりにバター(風味)がのっています」とある。チャーシューがないのは知らなかった。しかし旨い。
スープまで飲んでしまった… これまで令和6年4月1日撮影
美味しかった。ごちそうさまでした。ところで平成27年3月14日に長野-金沢間が延伸開業した北陸新幹線に大晦日になってようやく東京-金沢間を乗車。その後は金沢-新大阪間で特急〔サンダーバード〕、新大阪-広島間で新幹線〔みずほ〕に乗った。
新幹線〔はくたか551号〕 551E列車 [E7系F17編成] (金沢)
これより平成27年12月31日撮影
新幹線自由席特急券 東京 ➡ 金沢(6,260円)
特急〔サンダーバード18号〕 4018M列車 [683系] (新大阪)
自由席特急券 金沢 ➡ 新大阪(1,190円・新幹線乗り継ぎ割引)
今はなき新幹線乗り継ぎ割引。
新大阪で新幹線に乗り換え
新幹線〔みずほ617号〕 6617A列車 [N700系R6編成] (新大阪)
新幹線自由席特急券/特定特急券 新大阪 ➡ 広島(4,090円)
これまで平成27年12月31日撮影
それでは福井の写真に戻る。
ハピラインふくい ハピラインふくい線 福井駅・JR西日本 北陸新幹線 福井駅《福井城址口(西口)》
(福井県福井市中央) これより令和6年4月1日撮影
福井鉄道 福武線 普通列車 [えちぜん鉄道L形・ki-bo] (福井駅)
後で調べると福武線・三国芦原線相互直通運転の為のえちぜん鉄道の車両だった。
福井駅西口地下駐車場 (福井県福井市中央)
県道の地下にある駐車場を利用した。12時29分入庫、18時24分出庫で駐車料金は1,300円だった。
福井県道11号福井停車場線(中央大通り)
夕暮れの福井の町を出発。市内で二千円だけ給油する。11.24L入った。レギュラー1Lが178円か。日も暮れてきた。福井市より吉田郡永平寺町に入り松岡ICより中部縦貫自動車道に流入する。交通量は多い。しかし大野ICあたりから交通量は激減した。終点の九頭竜ICで流出。道の駅で小休止する。
道の駅九頭竜 (福井県大野市朝日)
お手洗いを借りてから出発する。九頭竜湖沿いの国道158号の坂道を登ってゆく。ちょっと車を停めて空を見ると付近に街の灯りもなく星がきれいだ。油坂峠出入口より自動車専用道路の油坂峠道路に入る。中部縦貫道を構成する道路で平成17年に無料開放されている。九頭竜ICと油坂峠出入口の間は令和8年春の開通予定である。県境の隧道、越美通洞を抜けて福井県より岐阜県、越前国より美濃国に入る。白鳥ICからは東海北陸自動車道に入る。カーナビゲーションの設定のためひるがの高原SAに入ると高岡駅行の高速バスが休憩しているのを見掛けた。郡上市・高山市の境で美濃国より飛騨国に入る。有料の東海北陸道と重用区間だった中部縦貫道も飛騨清見ICから無料の単独区間となる。高山ICで流出。間違えて国道41号高山国府バイパスに入る。自動車専用道路で長いトンネルがあって引き返せない。自動車専用道路が終わりセブン-イレブンに車を停める。
白鳥ICー飛騨清見IC 軽自動車等 ETC料金1,050円
セブン-イレブン 高山国府バイパス店 (岐阜県高山市国府町名張字上桶)
これまで令和6年4月1日撮影
眠気覚ましにコカ・コーラとジャスミン茶を買ってゆく。トイレが近くなるが仕方がない。高山市内でも二千円だけ給油する。11.11L入った。レギュラー1Lが180円。福井市内より高いがここまで運んでくる事を考えると仕方がないか。お手洗いを借りてから出発する。県道を経由して国道158号を松本方面に向かう。平湯ICより安房峠道路に入る。料金所ではETCも一旦停止する。長大な安房トンネルを抜けて岐阜県より長野県、飛騨国より信濃国に入る。中ノ湯ICを過ぎると国道158号現道と合流する。この先は中部縦貫道を構成する道路は開通していない。
平湯IC-中ノ湯IC 軽自動車等 ETC料金630円
恐らく今回の行程で最も線形の悪い区間。夜間となるので国道1号経由にしようと思ったが距離が短いので結局復路も通る。慎重に坂を下ってゆく。新島々駅付近まで来ると走りやすくなる。後ろから速い車がやって来た。鬱陶しいので先に行かせたいが、車間距離が近くて止まるに止まれない。暗くて退避するのによさそうな場所も判らない。長野県道48号松本環状高家線に入る新村交差点で左折してようやく離れた。国道254号を佐久市方面へ向かう。国道19号・国道20号で篠ノ井線・中央本線沿いに行く事も考えたが、線形の悪いところもあったし東京都内を走るのは面倒である。日付が変わり令和6年4月2日火曜日。眠気覚ましに飲んでいたものに利尿作用がありトイレに行きたくなる。道の駅は見当たらない。軽犯罪法に触れる事まで考えたがセブン-イレブンがあり駆け込む。
セブン-イレブン 丸子和子店 (長野県上田市東内) これより令和6年4月2日撮影
あまりに急いでいたので財布を持参していなかった。ポケットのnanacoの残高も少なかったので缶コーヒーだけ買い、財布を取ってきてチャージしてからホットドッグを買った。夜食を食べて休憩する。本当に助かりました。ここから5、6km先に道の駅があったようだがもういい。国道152号との重用区間があって国道254号単独区間を経て国道142号との重用区間に入る。中部横断自動車道佐久南ICより流入する。群馬県まで高速道路で抜けるつもりだったが、上信越自動車道佐久IC-碓井軽井沢ICで通行止とある。後で調べるとトンネルリニューアル工事の為だそう。無料区間である佐久北ICで流出。以前、宿泊したHOTEL AZの前を通り、上信越道佐久ICの前を通り、県道9号佐久軽井沢線に入る。
佐久市より北佐久郡御代田町に入ると旧街道とも県道とも分かれ御代田駅付近を通るかりん道路を経由して国道18号に入る。軽井沢町に入ると現道ではなく軽井沢バイパス・碓氷バイパスを通る。長野県より群馬県、信濃国より上野国に入ると曲線の連続する坂道を下ってゆく。横川駅付近で現道と合流。峠の釜めしの荻野屋さんのドライブインがあるが深夜で閉まっている。横川からは走りやすい道路。高崎市で国道17号に入る。このまま現道を行ってもいいが上武道路を通りたいので県道を経て国道354号に入る。関越自動車道高崎玉村SIC近くにある道の駅に入り休憩。
道の駅 玉村宿 (群馬県佐波郡玉村町大字上新田)
道の駅を出発。関東平野に出れば帰ってきたようなもの。国道354号、国道17号上武道路を通り、利根川に架かる新上武大橋を渡り群馬県より埼玉県、上野国より武蔵国に入る。深谷バイパス・熊谷バイパスときて国道125号行田バイパスに入る。国道122号との重用区間を経て国道4号(現道)に入るも、県道へ入り権現堂川を渡り埼玉県より茨城県、武蔵国より下総国に入る。猿島郡五霞町役場前を通り国道4号(新4号国道)へ。茨城県より埼玉県に入り、県道を経て江戸川に架かる関宿橋を渡ると埼玉県より千葉県へ。利根川に架かる境大橋を渡ると千葉県より茨城県へ。道の駅で休憩する。
道の駅さかい (茨城県猿島郡境町)
国頭村のアンテナショップがあり、またルートビアを買っていきたいところだが早朝なので営業時間外である。町内にあるセイコーマートへ行くもこちらも開店前である。境町まで来たのに何も買えずに後にする。利根川を渡り茨城県より千葉県に帰り、松戸市内で給油してレンタカーを返却した。レギュラーが1Lで169円。満タンにして22.88L入り3,867円となった。走行距離は1,079km。2月に敦賀から国道1号経由で帰って来た時より交通量は少なくて走りやすく、距離も短くて早く帰る事が出来た。 (おわり)
今回の乗りつぶしで使用した乗車券類