旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

ハピラインふくい線

2024-04-11 12:00:00 | 鉄道

ティラノサウルス・レックス Tyrannosaurus rex

令和6年4月1日月曜日。福井県福井市に来ている。2月に訪れた時にはまだ動いていなかった恐竜ロボットが動いていて人だかりが出来ている。


まるで本物さながら

本物は見た事がないので知らんけど。


駅舎に入ると商業施設が開業していた


ハピラインふくい ハピラインふくい線 福井駅 出札口 (福井県福井市中央)

2月に来た時はみどりの窓口で大混雑だったが、今はひっそりしている。乗車券を購入する。


普通乗車券 福井 ▶ 敦賀(1,140円)

乗車券は券売機で買ってもいいし、ICOCASuicaなどの交通系ICカードも利用出来るが、記念に出札口で購入した。3月16日の北陸新幹線延伸開業に伴い北陸本線のうち敦賀金沢間は廃止。敦賀大聖寺間については第三セクターのハピラインふくいに移管されてハピラインふくい線が開業した。おめでとうございます。


ハピラインふくい線 改札口

2月に来た時は北陸本線の改札口だった。自動改札を利用出来るが記念とするため有人窓口で乗車券に入鋏の押印をしてもらい入場する。


新幹線のりかえ口 Shinkansen Transfer Gate


ハピラインふくい ハピラインふくい線 普通 1341M列車 [521系IR19編成] (福井)
※大聖寺-金沢間はIRいしかわ鉄道IRいしかわ鉄道線。

特急が行き交い活気のあった駅から特急の姿が消えてひっそりしているように見える。隣のプラットフォームでは金沢行が出発を待っている。今回の新幹線延伸に伴う北陸本線廃止区間のうち大聖寺金沢間については第三セクターのIRいしかわ鉄道に移管された。これによりIRいしかわ鉄道線大聖寺倶利伽羅間の全線が開業。おめでとうございます。


ハピラインふくい ハピラインふくい線 普通 1245M列車 [521系] (福井)

敦賀福井行普通列車が到着。折り返し福井敦賀行普通列車となるが、プラットフォームで並んでいてすぐに列車に乗り込むので出発前の写真はなし。


metro ハピラインふくい線で福井を出発symbol6

2両編成の車内は混雑しており、通路側の席に座る事が出来た。武生だったか鯖江だったか、窓側の席が空いたので移動する。地元の学生・生徒さんは途中で降りるのではという予測は的中する。


今庄に停車


南今庄に停車

もう次は終着の敦賀である。その間に長大な北陸トンネル(13,870m)がある。


長大な北陸トンネルを抜けた (敦賀-南今庄)

北陸自動車道と国道476号が見える。


北陸新幹線の新北陸トンネルと思っていたが実は違った


国道8号敦賀バイパス


北陸新幹線と交差して…


ハピラインふくい ハピラインふくい線 普通 1238M列車 [521系] (敦賀)


metro ハピラインふくい線で敦賀に到着symbol6

ハピラインふくい線 普通 1238M 福井(13:09)→敦賀(14:00) クハ520-58 運賃1,140円



車両はそのままで第三セクターに変わった感じがしない。しかし特急とすれ違う事も通過待ちする事もない。やはり北陸本線ではなくなったのだ。




出口へ向かう


新幹線 Shinkansen JR線のりば JR Line ハピラインふくい Hapi-Line Fukui

簡体字の「新干线」を見ると「新千歳」が思い浮かぶ。ところで各所で在来線をJR線と案内しているようだが、新幹線もJR線ではないのか。


2月には塞がれていた通路が解放されている


新幹線 Shinkansen 新干线
特急サンダーバート THUNDERBIRD 京都・大阪方面 for Kyōto, Ōsaka
特急しらさぎ SHIRASAGI 米原・名古屋方面 for Maibara, Nagoya



あっさりした案内になった これまで令和6年4月1日撮影

○○方面というのはなくなった。2月に撮影したのがこちら。


北陸線 福井・金沢 方面 Hokuriku Line for Fukui, Kanazawa
令和6年2月25日撮影

案内を見ると現在は1・2番が小浜線、3・5・7番をハピラインふくい線、4・5・6・7番が北陸本線となっている。新幹線・特急については後で紹介する。まずは出場する。有人改札で乗車記念 使用済の押印を受け切符は持ち帰る。


まちなみ口(西口)改札口 これより令和6年4月1日撮影

所謂新幹線口が出来たので、今までの改札は西口となる。


今まだあった西口の出札口(みどりの窓口)は廃止された

西口には指定席券売機(みどりの券売機・みどりの券売機プラス)が設置されているが、出札口(みどりの窓口)は新幹線側のやまなみ口(東口)にしかない。西口の方が利用客は多いだろうに廃止するとはと思ったが、徒歩の場合「改札口係員にお申し付けください」とあるので東口へ構内を通してくれるのかも。知らんけど。これから乗る切符は東口にまわる事なくみどりの券売機で購入した。


駅頭の様子




JR西日本 北陸本線 敦賀駅《まちなみ口(西口)》 (福井県敦賀市津内109号南国広1-1)

西口があるのは福井県敦賀市鉄輪町だが新幹線の方が駅の所在地になったようだ。どこまでが大字・町名か判らないので番地まで全部載せておく。


普通乗車券 福井 ▶ 敦賀(1,140円)

ハピラインふくい線で使った切符。


乗車券・新幹線自由席特急券 敦賀 ➡ 金沢(4,950円) これまで令和6年4月1日撮影
内訳:乗2,310・特2,640

北陸新幹線の切符。なかなかいいお値段。


乗車券・特急券 金沢 ➡ 敦賀(4,700円) 内訳:乗2,310・特2,390
令和6年2月25日撮影

向きは逆だが同じ区間の在来線特急の切符。運賃は同額。料金は指定席と自由席で条件が異なるので250円しか違わないが、新幹線を指定席にすると料金は3,170円。運賃・料金の合計5,480円となり差額は780円となる。在来線特急から新幹線になってこの差額を高いとみるか安いとみるか。東海道・山陽新幹線の新幹線特急料金よりは割高である。


駅の側には… これより令和6年4月1日撮影


29600 形式 9600

 この動輪は敦賀駅開業100周年を記念して設置したものであり、地元敦賀市と国鉄が両輪となって力強く200年を目指して驀進することを象徴しています。
 昭和57年3月 敦賀駅長 (説明文より)


交流電化 發祥之地 金沢鉄道管理局長 矢山康夫 書

由来 世界最初の六〇サイクル交流電化による鉄道動力革命の成功を記念して近代動力の中心敦賀機関区に碑を建立するに当たり わが国鉄交流電化發祥の由来を記す(後略) (説明文より抜粋)

隣の石碑に詳しく由来が書かれている。60サイクルと言うのが時代を感じさせる。ヘルツ(Hz)サイクル(c)と言っていたのは知っている。ヘクトパスカル(hPa)ミリバール(mb)と言うようなものだが自分はミリバールじゃないとしっくりこない。国鉄ではまず仙山線では50Hzで交流電化、北陸本線では60Hzで交流電化されている。北陸本線の交流電化区間は全て第三セクターへ移管されたので直流電化区間しかない。それでは交流電化の新幹線に乗ろうと思う。 (つづく)